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*ホームページからのご注文は常時受け付けています。
更新日は 2024年 11月 17日 です。
2024年11月 | ||||||
★ルーディ・ピヒラー
●グリューナー・フェルトリーナー・スマラクト・ベーゼンドルファー・コルミュッツ 2015
*品種:ヴァイスブルグンダー 樹齢40年以上。収穫量 35~45hl/ha
畑:原成岩、片麻岩、レス。単一畑。
収穫・醸造:10月に手摘み、畑における複数回のセレクション。
100%除梗後、6~12時間の低温浸漬。
醗酵は18~22℃のステンレスタンクで行う。
特徴:クフューラークナイスを主体とした原成岩土壌と
樹齢の高い古木のヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)という
非常にユニークな組み合わせが、
軽やかなミネラルと生き生きとした酸、
トーンの高い硬質なオレンジの香味を持った、
世界に二つとない魅力的なヴァイスブルグンダーを生み出します。
ヴォルテックスさんの資料より。
輸入元はヴォルテックスさんです。 12本
生産年:2015年
生産国:オーストリア
生産者:ルーディ・ピヒラー
葡萄品種:グリューナー・フェルトリーナー
2024年11月 | ||||||
★ ルーディ・ピヒラー
RUDI PICHLER
★ルーディのワイン造りの基本は、「完璧なブドウ」を育てることです。
カビの発生した実は取り除くだけではなく、
その跡をひとつひとつ綿棒でアルコール消毒する。
貴腐果は全て排除し、健康なブドウの生理学的成熟を最大限待つ。
そのため年にもよりますが、多い時には1本のブドウを5回にわたって
収穫したりもします。
「最大限の生理学的熟成を待ってからの収穫」について彼は以下のように考えています。
「最近は生理学的熟成を待たずに収穫をするのが正しい、
という言い方をする生産者がいるが、
ここヴァッハウの特に中部以西では成熟期から収穫期にかけて朝晩の気温はかなり低く、
十分な生理学的成熟を待っても、ブドウの酸が極端に下がったり過熟で
テロワールのディフィニションを失うような事態は起こらない。
むしろ、待てば待つほどテロワールの個性を蓄積する、と言える。
ただし、風味の豊かさよりエレガントさを重視するリースリングでは
アルコール度が13%を超えることは避けたいので、
近年はリースリングをグリューナー・ヴェルトリーナーより若干早めに収穫している。」
彼の完璧主義は徹底して畑に注がれ、醸造は至ってシンプルです。
基本的にグリューナーもリースリングも、フェーダーシュピールもスマラクトも、
造りに変わりはありません。ブドウは全て除梗。可能な限り天然酵母による醗酵を待ち、
MLFとバトナージュを行わないこと、完璧に健全な果実のみだからこそ許される長い
スキンコンタクトにより、ブドウの皮からもテロワールの個性を
引き出すのが特徴と言えます。
しかし果実の生理学的熟成を犠牲にすることのなくこれを達成するために、
各畑を従来より細かいプロットに分けて収穫回数を増やし、
より細かいバッチでの醸造をしています。収穫バッチを増やしたことの効果で、
よりテロワールの個性がコンパクトな風味の中に凝縮されていると言えます。
2010年度ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー受賞!
オーストリアで最も権威あるワイン雑誌Fallstaffでの評価この賞は、
過去10年のワイン評価をもとに選出され、一生に一度しか与えられないもので、
オーストリアを代表するワイナリーとして認められたことを意味します。
クラシカルなヴァッハウのスタイルと言われるルーデイーのワインは、
収穫の際に徹底して貴腐果を取り除くことにより、
シャープで透明感のある味わいに仕上がることが最大の理由です。
まさに完璧主義から生まれる高貴な辛口白ワインといえます。
『新・自然派ワインを求めてオーストリアワインの魅力』
オーストリアこの生産者を買えば間違いない!冒頭写真にも取り上げられております。
2010年: 生産者の力量が顕著に現れる年であり、
また間違いなく"ルーディの年"であると言えます。
霜、雹、雨や低温による花振るい、
日照不足による遅い成熟など難しい年でしたが、
自然な収量減のおかげで、少なめな日照&積算温度にもかかわらず、
ブドウは完熟することができ、酸とエクストラクト(ミネラルの凝縮度)、
完熟した果実味の3拍子揃った質のいいブドウを得ることができました。
特にRudiの場合、いつもの豊かなミネラル感と、この豊かで完熟した酸、
冷涼な年らしい研ぎ澄まされた果実味が相まって、
本当に彼らしい透明度の高い、凜として芯のあるワインとなっています。
2013年: 大雪の冬を越し大地は十分な水分を蓄えることが出来ました。
発芽は遅く、また開花期の天候は不安定で
収穫量減につながりました。短い夏でしたが非常に暑い日が続き、
9月初頭は雨が多く降りましたが、
低温だった為に病害が蔓延することはありませんでした。
9月半ば以降は涼しく晴天の多い理想的な”黄金の秋”が訪れ、
収穫期の冷涼さと晴天がブドウの香味を育むには理想的で、
アップ&ダウンの激しかった2013年は、
結果的に健全でやや酸が高めな“クールな果実味”が魅力の年となりました。
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