★ラロック・ダンタン
●IGP コトー・デュ・ロット・ルージュ・ニグリンヌ 2022
*IGP Cote du Lot Rouge Nigrine 2022 / Domaine Laroque d’Antan
*抜栓直後の試飲のためか
まだ全体に硬く開いてませんでしたが、
液体の冷涼なポテンシャルは相変わらずで
ミネラルの下支えにすみれやドライイチジクのニュアンス、
ハーブの効いたスパイス感が膨らみます。
開いた時の状態を感じたいですね〜。
期待大です
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。
2024年10月28日試飲
*アペラション:IGPコトー・デュ・ロット 赤
ブレンド品種と比率:
カベルネ・フラン30%、マルベック28% 、
コット・ア・ピエ・ルージュ21%、
プリュヌラール10%、ネグレット10%、
ジュランソン・ノワール1%
ドメーヌの畑に植樹したブドウ木は、
全て他のドメーヌの
セレクション・マッサルに由来するもの。
マルベックはクロ・トリゲディーナとシャトー・カロンから、
カベルネ・フランはクロ・ルジャールから、
プリュヌラールはガイヤックのドメーヌ・プラジョルから、
コット・ア・ピエ・ルージュは
ラ・グランジュ・ティフェーヌから、
ネグレットはシャトー・プレザンスから譲り受けたもの。
栽培面積:3ha
植樹比率:8,600~9,200本/ha
⼟壌:キンメリッジ階の石灰砂利⼟壌
栽培:生物多様性とテロワールを尊重した
ビオロジックを創業時より実践。
2022年に認証を取得。
今後完全なビオディナミに移行する予定。
醸造:4〜5日違いで手摘みで収穫した
異なる品種のブドウを
全てアッサンブラージュしてセメントタンクで
野生酵⺟のみで一緒に醗酵。
醗酵終了後、古樽に移し、マロ醗酵と
シュール・リーの状態で熟成。
熟成期間は10ヶ月。無濾過で瓶詰め。
SO2 は瓶詰め時に必要最小限のみ添加。
2022ヴィンテージの収穫日は9月20~23日。
総生産量は4,159本+マグナム200本。
2024年2月時点のSO2 トータルは34mg/l。
アルコール度数12度。
ドメーヌによる2022ヴィンテージのコメント:
冷涼だった2021年とは対照的に、
2022年は熱波と干ばつが特徴的な年でした。
ブドウの木がこのジェットコースターのような
気候に適応するのは簡単ではありませんでしたが、
病気の圧力は非常に低く、
火傷を免れたブドウは素晴らしい健康状態でした。
タンニンは細かく、ベルベットのようで、
果実は非常に歯ごたえがあり、
キンメリジャンを思わせるねっとりとした
口当たりがあります。
テロワールの表現がヴィンテージを支配している
素晴らしいフレッシュ感が備わっています。
* Nigrine ニグリンヌとは、
フランス語で地中に存在する
ミネラル成分の一種の名称です。
*Plunerad プリュヌラールは、
マルベックの父とされている品種で、
マグドレーヌ・デ・シャラントと交配して
マルベックが誕生したと言われています。
ガイヤック地方では今も栽培されている
地場品種です。
VIVITさんから。3本
容量:750ml
生産年:2022年
生産国:フランス・南西地方
生産者:ラロック・ダンタン
葡萄品種:カベルネ・フラン、マルベック 、コット・ア・ピエ・ルージュ、プリュヌラール、ネグレット、ジュランソン・ノワール
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