★レ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌツィ
●ヴィノ・ダ・タヴォラ・ロッソ・アーレア・ヴェッキア・ヴィーニャ・マグナム 2015
*Vino de Tavoia Rosso Alea Vigna Vecchia 2015 Magnum / Le Coste di Gain Marco Antonuzi
*素晴らしい熟成感のキャラメルの様な香ばしさを持つ
とろける美味しいさ!
2015年!最高の出来でした!
深みのある味わいはスパイスの効いた
奥行きのある印象でキレイな緊張感に
ノックアウト!
5
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/17/2023試飲
*アレアティコ100%
アレアーティコ、「Terrazzo」と呼ぶ
樹齢60年以上の畑。
収穫後、除梗して1カ月以上の
マセレーションを行い醗酵、
圧搾後500Lの木樽にて48ヶ月の熟成。
ボトル詰 めののち36ヶ月。
合計7年を費やしてリリース。
*しばらく昔のことになりますが、
「2013年はレ・コステにとって間違いなく
軌跡となるべきヴィンテージ。」という事で、
2019年にリリースされた、
唯一であり 特別なアレアーティコ、
「Alea V.V.13 アーレア・ヴェッキア・ヴィーニ」。
なんとその次に続くヴィンテージが
昨年リリースされておりまして。
毎度のことではありますが、
毎年毎年キュヴェが増えているレ・コステ。
私自身「もういい加減にしてよ、、」という
気持ちでいっぱいではありますが、、、泣。
「単なる商業的な理由ではなく、
各キュヴェに明確な理由と
その結果としての味わいがある」という
真面目な言葉に、どうにも納得させられてしまいます。
そういう意味で、2015年は猛暑であり
「ラ・テラッツァ」と呼ばれる
高樹齢のアレアーティコの畑では、
当時想像できないほどの水不足による
凝縮が起き たといいます。
しかし樹齢の古い畑のため、
樹が死んでしまうような事態にはならず、
むしろ樹が付けられる最低限の結実、
そしてそのブドウが樹上で
干しブドウのような状態になるほどの
成熟を見せたと語るジャン・マルコ。
「これは自分たち(人間)が
どうこうして造れるブドウじゃない、
むしろ自然がそれを望んで 生み出した(ブドウ)。
そして自分たちは、それをただ見守るだけ。
今までもこれからもたどり着けないほどのブドウ。
このワインに感じるアレアーティコは、
他のどのワインでも表現しえない個性を表している」
そう珍しく神妙な発言をする彼。
それだけのポテンシャルを秘めたブドウを、
通常と同じようにするわけがないのがレ・コステ。
すべて除梗し、1カ月以上の
長いマセレーションを行います。
トノーでの熟 成は48ヶ月、
それ以降はボトル詰めしてから昨年まで約36ヶ月、
合計7年の熟成を経てから
リリースされたアレアーティコ、
やはり今回もマグナムのみのリリースとなります。
前回の2013年をご存じであれば、
それ以上の味わいを持っている、
最高のアレアーティコといって間違いのないワイン。
しかし価格が...。大変申し訳ありませんが、
こちらに関しては、もうどうにもならない
状態となってしまいました。
エヴィーノとして正直不本意ではありますが、
それでもその価値を問うに十分な素材&時間を
費やしたものである事に間違いはありません。
そう簡単に手が出せる代物ではありませんが、
ぜひ何かの機会にお選びいただけることを、
心から祈っております
インポーターはエヴィーノさんです。 4本
容量:1500ml
生産年:2015年
生産国:イタリア・ラツィオ
生産者:レ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌツィ
葡萄品種:アレアティコ100%
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