妻のマニュエラはオーストリア人で、クロ・ヴージョのツアーガイドを、
やっていた頃にペルナン・ヴェルジュレスのビストロでアルノーと知り合い、
その後に結婚、現在は3人の子供に恵まれている。
祖父がブドウを植えた年は1930年、31年、48年、59年、そして1963年と
どれをとって古く、自然に15hl/ha以下の収穫量となるため、
目の詰まった素晴らしいワインとなる。
畑に散布する薬剤は、雨が多い年で年間に300グラムの銅と15キロの硫黄のみ、
除梗せず、ピノは大樽で醗酵させた後に時間をかけて垂直プレス、
その後に小樽で12ヶ月程度の熟成、
アリゴテはプレス後に同じく小樽にて醗酵及び熟成で約10ヶ月。
年によってペティヤンを造ったりもする。亜硫酸の使用については、
瓶詰めの際に14年のピノ 25mg/L、15年のアリゴテに10mg/Lを
添加しているが、16年以降は一貫して全くの無添加である。
2017年に少しだけ土地を入手することができたため新たにブドウを植えたが、
■2021ヴィンテージについて ブルーノ・ベレールより■
2021年7月現地情報
4月末に霜の被害を受け、収穫量の30%を失いました。
被害が多かったのは、斜面の中腹に位置する、
早い時期に剪定が行われた畑でした。
5月、6月は、日照量に恵まれましたが(非常に暑い日が2週間続きました)、
嵐を伴う雨が多く降りました。
また、雹も降り、被害を受けた実はすでに落果していました。
雨と太陽の恵みだけなく、畑を丹念に手入れしたことで、
ブドウは例年より素晴らしい成長をみせています。
雨に見舞われても、極めて水はけの良い土壌と急斜面という好条件により、
ブドウは健全な生育を維持しています。
実は小さく、収量が少なくなることが予想されますが、
我々はこのヴィンテージに自信があります。
収穫は、9月20日頃を予定しており、例年通り、
ブドウが美味しく育つまで待ちたいと思います。容量以下
品種:ガメイ
樹齢:平均35年(1880年代に植えられた樹齢120年以上の区画もあり)
平均収量:30~35hl/ha(樹齢100年以上の古樹は10~20hl/ha)
栽培:リュット・レゾネ(減農薬農法)を採用 / 3haでビオディナミ農法を実施
醸造:自然酵母のみを使用して醗酵
マセラシオン・カルボニックの手法はとらず、
長期熟成型のブルゴーニュワインとほぼ同様の醸造方法です。
専業で生計を立てるには厳しく、
現在はシャンドン・ド・ブリアイユで働きながらワインを造っている。
インポーターのヴォルテックスさんの資料から
専業で生計を立てるには厳しく、
現在はシャンドン・ド・ブリアイユで働きながらワインを造っている。
インポーターのヴォルテックスさんの資料から
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