オッペデントロの栽培面積は僅か1.8ha。
2017年に3千本のワインを造ってデビューしました。
イエージ地区から少し内陸に入った海抜450mの場所で、
固有のフレッッシュ感と塩味を備えた個性的なナチュラルワインを造っています。
厳格な基準でナチュラルワイン造りをしていることを
消費者に示したいとの想いから、
アンジョリーノ・マウレが結成したナチュラルワインのグループ、
ヴィンナトゥールに加盟しています。
まだ3ヴィンテージ目ですが、既にイギリス、スイス、
カナダなどに輸出されています。
オッペデントロは2017年、ワインへの大きな情熱によって
結びついた4人の友人が、
小規模なアーティザナルなワイン造りをするという
夢の実現のために設立された
マルケの小さなワイナリーです。
現在32歳のアンドレア・スバフィと彼の3人の友人は、それぞれ歯科医、
銀行員、エンジニア、医者などの仕事をしています。
しかし、4人とも古いワイン造りの伝統を残るマルケの田舎で生まれ育ちました。
4人には、皆ワインを造っていた祖父や父がいて、
毎年収穫時には彼らを手助けていました。
当時、彼らの祖父母や父が造っていたのは、
化学製品を使わずに自然な方法で醸造したワインでした。
ソムリエでもある4 人は、現代のナチュラルワインを知り、
味わうことが大好きでした。
そして、彼らの祖父や父が昔ながらのやり方で造っていた自然なワインを、
現代に適合させたナチュラルワインを造りたいと自然に思い始めたのです。
また、農業と地球の未来はサステイナブルと
グリーンファーミングでなければならない、
そしてそれに貢献したいとの強い想いから、
4人でナチュラルワインを造るワイナリーを設立したのです。
畑は歴史的に特にヴェルディッキオの栽培に適しているといわれる
クプラモンターナにあります。
砂岩土壌で平均樹齢は40年。
西/南西向きの海抜450m の場所にあるため、
固有のフレッッシュ感と塩味を備えた個性的なワインが生まれます。
栽培と醸造について
栽培面積は1.8haで、ヴェルディッキオ(1.08ha)、
トレッビアーノ(0.09ha)、サンジョヴェーゼ(0.36ha)、
モンテプルチャーノ(0.27ha)を栽培しています。
畑は、過去すっと農薬不使用のビオロジックで
栽培されていた畑を借りています。
このため、肥料や堆肥は一切使用していません。
前の栽培家は栽培したブドウを全て
他のナチュラルワインの造り手に売っていました。
オッペデントロでも栽培はビオロジックで、
今年からは段階的にビオディナミを導入する予定です。
剪定法はギヨ式で、春先に畑の表土を耕耘し、
ブドウの成⾧期には畝の間にカバークロップを自然に生やしています。
醸造所は、マルケ州アンコーナ県の中世からの歴史的な村、
マイオラーティ・スポンティーニにあります。
15世紀にさかのぼる石造りの城の中にある凝灰岩の洞窟で
ワインの醸造・熟成を行っています。
ワイナリー名のオッペンデントロとは、
地元の方言で『城の内部』を意味する言葉です。
醸造所が古い中世の城の中にあるため、このように命名されました。
オッペデントロでは、必要最小限のSO2 以外には何も加えない、
ナチュラルな醸造を行っています。
また、厳格な基準でナチュラルワイン造りをしていることを
消費者に示したいとの想いから、
アンジョリーノ・マウレが結成したナチュラルワインのグループ、
ヴィンナトゥールに加盟しています。
初ヴィンテージは2017年で3,000本のワインを造ってデビューしました。
現在は年間6,000本のワインを造っています。
まだ3ヴィンテージ目ですが、既にイギリス、スイス、
カナダなどに輸出され始めています。
インポーターのVIVITさんの資料より
折りたたむ