★ラシーヌさんの資料から
「まず、始めにひとこと申し上げます。日本の皆様にラシーヌ社を通して
私のシャンパーニュをお届けできることは、
大きな喜びです。皆様に深い感動と喜びとともに味わっていただけることを、
心から願っております。」 オリヴィエ・コラン。
「コラン家は、コンジィ村で約200年前からブドウを栽培しています。
曽祖父のジョルジュ・コランが1930年にシャンパーニュの販売を始め、
それを受け継いだ祖父のルネ・コランが、
その後50年間ビジネスを拡大しました。
私の父は1987年から2003年までネゴシアン(ヴランケン社)と
パートナーシップを組みましたが、私の代になって2003年に畑を取り戻し、
2005年に圧搾機やカーヴなどの醸造設備を新たに導入しました。」
「私ことオリヴィエ・コランは、アヴィーズの
ドメーヌ・セロス(アンセルム・セロス氏)のもとで学んだ後、
2003年に私のドメーヌ「ユリス・コラン」を創設しました。
2004年が最初のヴィンテッジで、5400本作りました。
ですから、ミレジメ(いわゆる「ヴィンテッジ・シャンパーニュ」)を
名乗ってはいませんが、
実際には単独年産(モノ・アネ)ブドウだけで出来ているシャンパーニュです。
リュー・ディの名前は明示していませんが、
《レ・ピエリエール》という小区画に植わるシャルドネで造られます。
この小さな区画(パルセル)は、南斜面にあり、
表土の厚さは比較的浅く、その下の層はシレックスが混じった
シャンパーニュ固有の白亜層です。
8.7haのうち現在は一部のブドウをネゴシアンに売っていますが、
その他の部分は伝統にのっとり、小樽で醗酵・熟成して醸造し、
自社で販売しています。」
「アンセルム・セロスのもとで学んだ経験から啓発を受け、
2004年から畑の栽培方法を根本的に変えることにしました。
テロワールを表現するワインを造るために、除草剤をやめ、
耕作方法を変えました。土壌が生きていなければ、
ワインの中にミネラルの味わいが生まれません。
個性ある味わいのワインを表現するために、
畑に傾注した作業の延長線上に立って、
醗酵は野生酵母だけを用い、小樽で熟成させ、
清澄・濾過をせずにビン詰めします。
土壌に含まれる塩味の風味を表現するために、
ドザージュは僅か、ないしゼロです。」
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過去の取扱いアイテム一覧
https://www.sakemorita.com/old/ulyssecollin_a.html