グート オッガウ(オッガウ農園)
小さいけれど活気のある町、オッガウは、昔からすぐれたワインの産地として
知られるブルゲンラント地方のノイジドラー湖のほとりにあります。
このあたりは、古代ローマ時代、オーストリアで
最初に赤ワインが造られたところです。
当主である私、エドュアルド・チェッペ・エーゼルブュックと
妻のステファニーは、ブルゲンラントのワイン造りの歴史を踏襲しつつ、
最新の技術を取り入れながらグート オッガウ(オッガウ農園)の畑を
大事にしてきました。
栽培において、しだいに経験を積み、
納得のいくワイン造りのてごたえを得ていくなかで、
私たちは、当初思いもしなかった
新しい方向性を見いだしていくことになりました。
現在は、デメーター・オーストリアの一員として、
バイオダイナミックによる栽培の重要性を十分に理解し、
その宇宙の真理ともいえる本質が
十分に発揮されるべく注意を払いながら、
この方法を効果的に取り入れています。
こうして果実の力が最大限に凝縮した葡グート オッガウでは、
赤、白、ロゼ、デザートワインと幅広い種類のキュヴェがありますが、
いずれもビオディナミによる栽培により、
葡萄のクオリティが十分に引き出され、
土地固有の個性が色濃く反映した魅力的なワインになっています。
ワインはそれぞれ独自のパーソナリティをもち、
また互いに共通する何かがあります。
それはまるでDNAでつながれたファミリーのようで、
これこそがグート オッガウのワインに通底する独自のもちあじなのです。
“グート オッガウ帝国”の基盤を築いたのは、
メヒティルトとベルトルディの第一世代です。
このふたつのワインは、バスケットプレスを使って手作業で圧搾して造られます。
彼らの子供たちの世代として造られたワインは、
ティモテウス、エメラム、 ヨゼフィーネ、ヨシュアリ、ヴィルトルードの
5つのフルボディなワインです。
さらに最も新しい世代のワインとして、テオドラ、
ヴィニフレッド、アタナジウスが続きます。
この家系図に見立てたワインのラインナップで、
グート オッガウのワインに親しんでいただければ幸いです。
CROSS WINEさんの資料より
折りたたむ