★オスラーヴィアで戦後間もなく、
現オーナーであるスタニスラオ・ラディコンの祖父によって始められたワイナリー。
1980年からスタニスラオにワイナリーは委譲され、
それまで桶売りしていたワインを自らボトリングを始める。
シャルドネやソーヴィニョンなど国際的なブドウの導入、
畑をヘクタールあたり9,500~10,000本を高密植にし、
過熟気味のブドウを圧縮空気式の柔らかな圧搾にかけ、
バリック内での醗酵・熟成という最上の白ワインを造る上で
世界中で採用されている手法をとってきた。
しかし1995年からは、ピノ・グリージョ以外の白ブドウに70年代までは
一般的に行われていた約2週間のマセレーションと大樽での熟成を採用し、
畑でも除草剤や化学肥料などの使用をやめております。
直径26ミリのコルク径を21.5ミリにすることで、
少ない原料から少しでも多くのコルクを生産しようというのが狙い。
新サイズのコルク用ボトルの口径は15ミリと設定。
サイズは1リットルと500mlの2タイプとした。
カンテは「良質のコルクを求め、3年ほど世界を回ったが、
自然の産物であるコルクに私たちがボトルを合わせる方がよいと考えた」と語り、
ラディコンは「私たちはこの新しいボトルに関して特許を申請していません。
世界のワイン醸造はオープンでありたいし、
ワインの品質を向上させたいと思ったから」と述べた。
2002年以降は、この500mlボトルと1000mlボトルで
ワインをリリースしています。