晴れて2011年9月、7年間マネーエロ(Pingus)、
オーストラリア(Pepper Tree、ハンター・ヴァレー)など世界各地で修業し
2004年にラインガウのヨハネス・ライツ(J.Leitz)に勤めます。
マネージャーとして勤務する傍ら2007年から畑を少しずつ購入し
エヴァ自身ジャーとして勤めたLeitzを退職し
ワインに対する情熱すべてを自身のワイナリーに注ぎます。
2007年に0.9haからスタートしたワイナリーも現在では
2.4haの畑からワインを生産し、そのうちの1.5haから葡萄を購入しています。
僅かながらも所有する畑は最高のリースリングが望めるKroneとSchlossberg、
エヴァがグランクリュと呼ぶ2つの区画です。
水はけのいい急な斜面の畑の表層を覆う石英(クォーツ)や
青色や灰色の粘板岩(スレート)はカリウム、マグネシウム、ナトリウム、
鉄やミネラルを豊富に含み、ぶどうの樹の成長と良い果実の熟成が見込めます。
栽培:畑を購入したときから除草剤や防腐剤といった化学薬品を
一切使用することなく、自然との調和を図った栽培をしています。
(sustainable farming)
醸造:醸造および熟成は(小さい所有面積に見合った)
小型のステンレスタンクとガラス製のタンクで行なっています。
最初の設備投資として大きな伝統的なオーク樽 (Stu¨ckfass)を購入予定。
塩気にも似たミネラルの味わいと酸、そして完熟した洋梨のような甘みが
バランスよく広がるワインができます。
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