カタルーニャの土地で自給自足の生活をしたいと想い、
生活の拠点を探し求めていたマッシモ氏に衝撃的な出会いが有りました。
標高200m、海まで4㎞、森に囲まれた畑に植えられた数本のスモイの古木を発見し、
マッシモ氏はすぐにこの土地でのワイン造りを決意した。
この土地はマイヨールと呼ばれる小さな区画。
*マイヨール(小さな区画の意味)とは、カタラン語でくるぶしの事。
ガリッグやオリーブなど、多種多様な植物と共生する、
誰にも邪魔されないパワースポットです。
2005年から接ぎ木、植樹を徐々に始め、
スモイや地場品種を復活させることに全精力を注いでいます。
ここはまさにパルティーダの原点です。
畑は不耕作。ぶどうは一見どこにも見当たらないほど
多種多様な植物の中に埋もれています。
やっと見つけたぶどうの木の枝は天高く枝が伸び切り、
今までに見たことがない畑。
「この畑には雑草など存在しない。森にある植物は全て何らかの役割をして
互いに良い影響を与えているんだ」
自然がくれた環境でスモイ、ガルー、ヴィニャテール、カルトゥシャ・ベルメイなど、
この土地に元々あった地場品種だけを使った
真のテロワールワインを造ることだけに全力を注いでいます。
ピカピカの床、清潔なカーヴは地下にあるので
常に涼しい温度が保たれています。
収穫後のぶどうは一切冷やさない。温度管理をしない理由は、
出来たワインが美味しいというだけの判断軸で考えるのではなく、
ぶどう自体のスピリットを壊したくないからです。
瓶詰まで一貫してSO2ゼロ。
天然酵母で醗酵、ノンフィルター。
もちろん畑には銅や硫黄も一切まかない。
BMOさんの資料より
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