★地区、村:ミッターベルク
造り手:アルトマン・ドナ
ドメーヌ解説:すべては、コルナイアーノCornaianoに位置する家族規模の、小さくも貴重な畑から始まりました。
アルトマン・ドナはコルナイアーノで育ち、幼かった頃から働くその場所で、自然と栽培、
ワインへの思いが生まれたのです。
ドイツで栽培醸造の学問を修めたのち、アルト・アディジェに戻ってきたアルトマン・ドナは、
カンティーナ・ディ・テルラーノでエノロゴとして働き始めました。
1994年から2002年の間に得られたたくさんの経験から、個性溢れるテロワールを見極めることができ、
その大地の持つ偉大なポテンシャルを感じ取りました。
2000年のこと、アルトマン・ドナ自身の初めてのワインとなる、
彼が所有するコルナイアーノの畑産のピノ・ネーロ種の「ドナ・ノワール」を醸造しようと決意しました。
2001年には「ドナ・ルージュ」と「ドナ・ブラン」によって、ドナのラインナップは完成します。
これらの2つのワインに用いられているブドウ品種は、メラーノにある素晴らしい眺望の畑で
収穫されたものです。とても険しいところにあるブドウ畑で、ときには傾斜が70%にもなり、
非常に高い樹齢です。すべて人の手によって行われる作業から、比類ないワインが生まれ出ます。
ビオディナミ農法による自然な栽培によって、微生物に満ちた大地が生きかえり、
健康でたくましいブドウが育ちます。そこから生まれるワインは、いずれも個性的です。
根を地中深くまで伸ばし、樹勢が控えめな均衡を保たれたブドウ樹が、
よく熟した味わいのある果実をもたらします。これらの非常に美しいブドウを用い、
大地の独自性がワインに刻まれるよう、敬意を払いながら根気強く醸造を行っています。
栽培品種:Pinot Bianco, Chardonnay, Schiava, Pinot Nero, Lagrein
自社畑面積: 4.5ha
生産本数:15,000~2,0000本
自然派:栽培方法はビオディナミ