ドメーヌ・デュブレールでは化学肥料は使用しない、
除草剤は使用しない(とりわけ土壌に空気を与え、
天然の方法で土壌の生命のバイタリティーを探し、
存在する微生物発達を好機的にする。)
対ボトリティス処理はしたことがないが、
この腐敗病とは手作業、自然な状態で戦う。
高い背丈、厳しい芽かき、剪定、除葉、
そして収穫量制限により房の間によい換気をもたらす。
殺虫剤の使用は一度もないが、被害を抑え畑の安全を確保するため
Confusion Sexuelle(コンフュージョン・セクシュエル)を使用する。
8月末から毎週、各区画の畑から果実を採取し、
熟成具合、糖分、酸、pH、果房の重量分析、ブドウの潰れ、
特に白ブドウの早期酸化を防ぐため、25kgの小さい籠に
手摘みで全ての区画の収穫を行います。
通常アルコール醗酵が始まるのを避けるため早朝に収穫し、
よく冷えたカーヴに持ち帰り、収穫されたブドウは
最低6人から15人の人々で選別を行います。
白ブドウの腐敗果は房ごと廃棄。
ブドウは低い圧力でプレスし、10-12度における24時間の
デブルバージュの後、重力の力で樽に詰めアルコール醗酵。
赤ワイン用ブドウは果実全体と、徐梗後の粒単位の2回にわたり選別。
すべて重力の力によって行ない、ポンプの使用はありません。
長期間(15-21日)のキュヴェゾンをします。
天然酵母で全ての醗酵を行います。
ワインは毎週ウイヤージュします。18ケ月樽
(30%は新樽、アペラシオンによる)熟成後、
ビン詰めに備え澱引きし、ビン詰め前4~8週間前に
ステンレスタンクでアッサンブラージュ。
全ての作業を重力に任せて行ない、清澄、濾過はしません。
テロワールを反映した真のワイン造りと、
その中で全てのアロマの質を守ることを目標としています。
ラシーヌさんの資料から
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