歴史
オーナーのケヴィン・デコンブは、ジョルジョ・デコンブを
父親に持つ生粋のヴィニョロン一家で育った。
幼少の頃からワインの世界に触れていたケヴィンは、
10歳の時にはすでに父親の後を継いで
ヴィニョロンになることを決めていた。
2008年にベルヴィルルの農業高校で2年間ブドウ栽培と
醸造を学び、残りの2年間は 1 週間学校でワインの勉強、
そして1週間は父親のドメーヌで研修という経緯を経て、
2012年20歳の時に父デコンブの畑(ACボジョレーとモルゴン)の
4haを譲り受け、自らのドメーヌをスタートする。
また同年にドメーヌと並行して、 父ジョルジョと一緒にネゴシアンを立ち上げる。
生産者
ジョルジョ・デコンブのエスプリを忠実に引き継ぐケヴィン・デコンブ。
現在、彼は4haの自社畑(モルゴン3ha、 ボジョレー1ha)と
父ジョルジョ・デコンブの畑のトラクター作業を全て管理している。
かのフレデリック・コサ ールも
「彼は若いがポテンンシャルが高く将来性がある!」と
大きな期待を寄せており、2014年からコサールのコンサルティングの下、
タッグを組んでネゴスのヌーボーを手掛けている。
畑はドメーヌもネゴスも100%ビオジック。
畑作業は特に土起こし、そして醸造は低温マセラシオンにこだわる。
彼のモットーは「環境に配慮しながら、丁寧な仕事を行うこと」で、
ブドウの栽培から醸造まで、環境に配慮しつつ
ひとつひとつの細かい作業を丁寧にこなすことで、
美味しいワインが生まれると信じている。
また、好奇心旺盛なケヴィンは、将来的にはボジョレーの
ヴァンナチュールにおいて、まだまだ未開拓の
サンタムールやジュリエナでドメーヌのワインを仕込みたいと考えている。
ヴァンクールさんの資料より
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