ながら
少し蜜も感じるドライなフィニッシュに向かいます。
新津くんのコメントも添えます。
ダミアンの造るワインの中で唯一、
複数の品種をブレンドした白。
ダミアン曰く「リボッラ ジャッラと近い印象」という、
奥行きを表現するシャルドネをベースに、
広がりを持つ2つのブドウによって、
彼の考える最高の一滴
(雫しずく=Goccia イタリア語=Kaplja スロヴェニア語)
という名を冠したワイン。
ワインの骨格となるシャルドネに、
マルヴァジーアのヴォリューム、
フリウラーノの柔らかいアロマ。
それぞれの品種の足りない部分を
補い合うカプリャは、
近年のヴィンテージを振り返ると、
リボッラに並んで非常にポテンシャルが高いですが
リリースしたてでは固く、
少し時間がかかるという印象でした。
しかし今回 2018年においては、
例年のような強さよりも、
それぞれのブドウの一体感をすでに感じる状態。
ポテンシャルがないというより、
すでに均整がとれているように感じます。
いつもの「カプリャらしい」バランス感に加え、
果実的な魅力、さらには繊細さ奥行きも
兼ね備えた贅沢な味わい。
奥行きだけでなく、ヴォリュームも
兼ね備えているカプリャ、
他の白にはない圧倒的なバランス、
完成美を持ったワインです。
*品種:シャルド、フリウラーノ、マルヴァジア、
イストリアーナ,
樹齢:30~40年。
収穫を可能な 限り遅らせることで、
最大限に成熟した果実。
果皮には多くの貴腐の恩恵を受けた
ブドウと腐敗果を徹底して選果を行う。
除梗して果皮・種子と共に3ヶ月、
圧搾後、大樽にて36ヶ月、
瓶内にて18ヶ月の熟成。
唯一ブレンドされた白であり、
ダミアンの考える黄金比。
リボッラと同じ く骨格を宿すシャルドネと、
アロマティックさ&香りを宿す
マルヴァジーアとフリウラーノ。
貴腐化したブドウが 40%という2018年。
これまでのような強さ、硬さよりも一体感、
バランス感を強く感じるカプリャ。
インポーターはエヴィーノさん 12本+6本
容量:750ml
生産年:2018年
生産国:イタリア・フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア
生産者:ダミアン・ポドヴェルシッチ
葡萄品種:シャルド、フリウラーノ、マルヴァジア、イストリアーナ
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