★ジュリアン・プレラは、2000年に、
3世代続くブドウ農家のドメーヌを引き継いで
シャンパーニュの原種となる
ヴァンクレールを造り始め、
その10年後に、レコルタン・マニピュランとして
自身のシャンパーニュ・ブランドを立ち上げました。
畑は2.5ヘクタールと小さく、
コートデバール地区の中心に位置する
セル・シュール・ウルス
(Celles sur Ource)という村にあります。
栽培面積の1/3が自社ブランドの
シャンパーニュ造りにあてられていて、
年間生産量は8500本です。
ジュリアン・プレラのシャンパーニュ造りの哲学は、
一言で言えば「一切ブレンドをしない。
彼のシャンパーニュは、単一品種、
単一区画、単一年から造られます。
ジュリアン・プレラは、日々のワイン造りにおいて
環境に対する敬意こそが、
造るワインの品質を保証してくれるものであると
考えています。
醸造は、発酵段階の温度管理を
制御しやすくするために、
少量のステンレスタンクで行います。
化学肥料や農薬の投入を制限し、
自然生態系の力を利用しながら,
有機的で環境との調和がとれる
「低投入持続的農業」を行っています。
ベントナイトは使用せず、脱色処理は行いません。
澱とともに醸造、熟成し、
撹拌(バトナージュ)を行い、
コラージュは行いません。
ケーヴでは、できる限り自然にワインを
造ることを心がけています。
そして、シャンパーニュの瓶、コルク栓、
コルクワイヤー、ラベル、
梱包材など全ての材料において
フランス製にこだわっています。
ブドウの樹の成長管理については、
持続可能な農業に重きを置いています。
有機肥料を使用し、土壌の耕作は犂で行います。
殺虫剤、殺ダニ剤の散布は一切ありません。
ブドウの平均収穫量は
1ヘクタールあたり11000キロです。