ドメーヌについて
ドメーヌ創業年:2011年 ドメーヌ解説
オーナーのクリストフ・ボーは、
南仏のピクサンルーで長年ナチュラルワインを造ってきた。
ルネサンス・デ・アペラシオンにも初期から参加しており、
彼のチリへの取り組みは1980年代に始まった。
NGOの活動として農業の実態調査と助言の為にやってきたのが最初で、
ワインを造るようになったのは2011年からのこと。
2014年までは、現地の友人(ワイナリー経営者)の畑とセラーを間借りして、
栽培醸造を行っていた。
場所は、サンティアゴとヴィーニャ・デル・マールの間に位置する山間部。
森に囲まれた、ほとんど雨の降らない地域である。
また森の残っている地域のため鳥害や虫害が甚大であり、
買いブドウで醸造をしなければならないこともある。
2014年11月に建てた新しい醸造所は、
エコ・アーキテクト(エコ建築)という考えに則っている。
使用されているのは、土と藁と木のみであり、
簡素ながら素晴らしいセラーである。
現在は未入荷だが、牛の皮の醗酵袋で醸造を行っているキュヴェもあり、
とてもユニーク。年に数ヶ月分は南仏のワイナリーへ醸造などのために帰り、
本格的なチリ暮らしは、2015年からのこと。
新しくパイスを植えたが、理想は他の果樹も育てながら、
少量のワインを造って行きたいと話している。
畑について
栽培方法: ビオディナミ
その栽培方法の開始時期:1985年
その栽培方法を適用している畑名:全ての畑で適用
土壌:花崗岩
自社ブドウ畑面積:1.5ha
栽培ブドウ品種:パイス、シャルドネなど
主な仕立て方法: ゴブレ式
醸造について
圧搾方式: 垂直式プレス
醗酵容器の素材と容量:甕(1,000L)、バリック
熟成容器の素材:同上。
ラシーヌさんの資料から。
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