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実店舗の定休日 日曜、月曜日
■は定休日です。
■は午後2時頃からの営業。
*ホームページからのご注文は常時受け付けています。
更新日は 2025年 03月 04日 です。
2025年3月 | ||||||
★シモン・ビュッセー
●ヴァン・ド・フランス・ルージュ・メルロー 2022
*Vin de France Rouge Merlot 2022 / Simon Busser
*ヴォルテックスさんのコメントから
ルビー色。
甘やかさは控えめながら香り高い
熟したブラックベリーやカシス、
ブルーベリーやリキュールの充実感に、
赤い果実の果汁やグレナデンシロップ、
スミレの花を想わせる香りが加わり、
華やかに漂います。
重厚なフルボディーのイメージを
抱きがちなメルローですが、
意外にも軽快感のあるミディアムタッチ。
優しい甘みが感じられる
馴染みやすいアタックで、
みずみずしくフルーティーな風味が広がります。
テクスチャーは柔らかくしなやかで、
若々しく豊かな果実味に、
黒葡萄の果皮を噛んだ時のような
ややドライで微細なタンニンが溶け込み、
しっかりと熟した葡萄であったことを想わせます。
フランボワーズのような張りのある酸が
全体を引き締め、僅かな塩味が抑揚をつけます。
アフターにかけて、クローブや
コリアンダーなどのスパイス、
ほろ苦いビターなニュアンスが重なり、
コク深く奥行きのある味わいが際立ちます。
容量:750ml
生産年:2022年
生産国:フランス
生産者:シモン・ビュッセー
葡萄品種:メルロー
2025年3月 | ||||||
★ シモン・ビュッセー
SIMON BUSSER
★ヴォルテックの資料から
オーナーであるシモン・ビュセーの父親は、
既にビオロジック栽培をしていましたが、
醸造設備を持たなかったため、収穫したぶどうは協同組合に販売していました。
父が所有し賃貸するぶどう畑の内、
一番古い樹齢(1970年)の一部3haのぶどう畑を
引き継いで2007年よりワイン造りを開始した新しい蔵元です。
知り合いの醸造設備を借りて仕込みました。
それまでワイン作りを手伝ったことはあっても、醸造学校に行ったこともなく、
ワイナリーで 働いたこともないシモンにとっては、試験的な仕込みであり、
どちらかというとちょっとした興味程度のことでした。
知り合いである“近所のおじさん”のワイン作りを真似て作った初ビンテージは、
SO2をあまり使わなかったという(SO2含有量は80mg/L)。
今風のテクニックを駆使しないことが幸いしたのでしょう。
その結果、ワイン作りとは、原料であるぶどう栽培と醗酵という工程が必要な、
奥が深く複雑で、内容の濃い点に興味がわいてワイナリーになる決心をしました。
夢は地中海の大平原「カマルグ」で乗馬をして暮らしたい、
というほど馬が大好きなシモンは、
どうせ農業をするのなら馬で耕そうと考えます。
友人を通して、馬でぶどう栽培をする蔵元として有名なロワールの
オリヴィエ・クザンに出会い、手綱さばきの研修を受けました。
今ではボルドー液などの農薬散布以外は
全て馬を使って栽培をするようになりました。
「馬は、大地と私の大切な友達。」とシモンは言います。
栽培・醸造
そんな彼ゆえ、父から譲り受けたぶどう畑は当然ビオロジック栽培。
現在では5haに拡大し、一部でビオディナミも実践している。
2007年に「エコセール」の認証を取得しました。
「産地らしさ」その典型性をワインに表現するには、
毎年異なる気候の違いに応じて最高のぶどうを育てること。
ぶどうが最後まで熟成する力があるかどうか。
そういう点も含めて収穫のタイミングが
ワイン作りにおいて一番重要だと考えています。
「ぶどうがワインになる秘密の通り道がある」のだそう。
収穫の際には、喜び、または歓喜に包まれた雰囲気でぶどうを収穫できると、
そのエネルギーがワインの味に影響すると思っています。
(J.M.ブリニョも同じ事を言っています。)
これは言い換えると労を惜しまず仕事をするということであり、
心をこめてぶどう作りをすることにつながります。
当然、醸造所での仕事も同じライン上にあります。
シモンさんの気持ちが皆に伝わるせいか、週末にあわせた3~4日間の収穫には、
家族や友人、その家族が集まって50人前後の人が手伝ってくれる。
バックラベルには、感謝を込めて収穫者の名前を入れています。
蔵の中での仕事は、できるだけ人為的な介入をしないよう、
またポンプを使わないように心がけます。
酵母は天然酵母を使い、SO2はできるだけ控えたワイン作りをおこなっています。
インポーターのヴァンクールさんの資料から
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過去の取扱いアイテム一覧
https://www.sakemorita.com/old/simonbusser_a.html