144-0046
東京都大田区東六郷2-9-12

MAP
電話 03-3731-2046
e-mail sakemorita@nifty.com
営業時間 AM 12:00 〜 PM8:00  
実店舗の定休日 日曜、月曜日

は定休日です。
は午後2時頃からの営業。
*ホームページからのご注文は常時受け付けています。

更新日は 2025年 03月 04日 です。

  • instagram
    ワイン
  • instagram
    店主のアート
2025年3月
           
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
         

ラ・カッシネッタ
ヴィーノ・ロッソ・プシューケー 2020

ラ・カッシネッタ
ヴィーノ・ロッソ・プシューケー 2020

税込価格¥7,018(税抜き¥6,380)

*Vino Rosso Psiche 2020 / La Cascinetta

*圧倒的な存在感。
 芳醇でそれでいて力強い
 余韻の伸びやかでりすむが良いこと!!
 素晴らしい味わいでした。
 2024年11月6日試飲

*ルケ 100%、
 樹齢11年。
 収穫後、果皮と共に約2週間の醗酵。
 圧搾後、ステンレスタンクに移し、
 酸欠状態にならないよう、
 こまめにオリ引きを行いながら12ヶ月の熟成。
 その後、古樽(500L)に移し24か月の熟成。
 2020年のハイヴォリュームかつ華やか、
 弾けるような果実的な香りはそのままに、
 熟成による複雑さと奥行きが加わる。
 ルケというブドウの可能性に驚かされます。
 今後さらに期待が持てる素晴らしい味わいです!
 
 カッシネッタに初めて訪問した際に飲んだ
 2020の衝撃は、今でも忘れられません。
 あふれる果実と強い果実香、
 ルケの個性を強烈に表現しつつも、
 醸造概念を全く無視したジャンカルロのワイン造り。
 アンバランスでピーキーな、
 でもその危うさと繊細さが、
 16%をも越えるハイヴォリュームを
 錯覚するほどの軽やかさ。
 なんとあの2020が、
 トノー1樽分だけ残して24か月熟成。
 当初はリゼルヴァとしてボトル詰めしようと
 考えていた彼。
 しかし、熟成が進むうちに、
 そのあまりの印象の違いと妖艶さに、
 「これは DOCGを取るべきではないのでは?」
 そう感じ始めたといいます。
 やはり、いくら小さな DOCといっても、
 申請する上では他の造り手と比較されます。
 その中であまりに違いすぎたり、
 目立ちすぎると。
 諸々の理由からDOCGを取っておりません。
 その代わりといってはなんですが、
 ラベルには彼らの畑の中心に立つ樹をデザイン、
 ジャンカルロ的にワインから感じた
 イメージより「プシューケー」
 (ギリシャ神話での美を表現)と
 名付けられました。
 華やかで弾けるような果実香はそのままに、
 熟成による複雑さと奥行きが加わった、
 驚きのルケ。
 ルケというブドウの可能性にも驚かされますが、
 改めてジャンカルロの感性と決断力に驚かされる、
 今後さらに期待が持てる素晴らしい味わいです。
 エヴィーノさん 4本

容量:750ml

生産年:2020年

生産国:イタリア・ピエモンテ

生産者:ラ・カッシネッタ

葡萄品種:ルケ

ラ・カッシネッタ
LA CASCINETTA

アスティの北東に位置する
 カスタニョーレ・モンフェッラートの町。
 この土地に残る地品種である黒ブドウ「Rucheルケ」、
 DOCGを取ったことで一時期話題を集めましたが、
 生産地域 は小さく、
 ルケを栽培・醸造している造り手は極僅か、
 希少なエリアでもあります。
 当主であるジャンカルロ・ボルトリンは
 トリノ近郊で生まれ育ちました。
 都会での暮らしよりも、自然の残る環境、
 農業を営み暮らしてゆくことを夢見た彼は、
 2007年のヴィアリージの土地、
 放棄されていた小さな家と3haの
 ブドウ畑を手に入れました。
 2009年にルケ、バルベーラ、グリニョリーノを植樹、
 2013年より徐々にワイン造りを始めました。
 農業やワイン造り は素人だったジャンカルロ、
 「自分たちが暮らし、作り、食べる。
 土地に根付いた暮らしをしたい」、という強い想いがあり、
 畑では一切の薬品や化学肥料を使用せず。
 ブドウ畑で唯一、銅と硫黄物を
 最低限使用する農業を続けてきました。
 醸造については当初、全くの素人だったこともあり、
 近所の生産者にエノロゴとして
 手伝ってもらっていたというジャンカルロ。
 しかし、酵母添加や温度コントロール、
 現代の醸造技術で造られた自分のワインに
 「(自分で育てた)ブドウの味がしなかった」と。
 エノロゴの反対を押し切り、
 2015年より独学をベースに
 一切のコントロールをしない醸造方法に
 切り替え始めました。
 約3haのうち、2haを占めるルケ。
 土壌はカスタニョーレ周辺に多く見られる
 石灰質、粘土質、砂質が混ざり合う。
 場所により、マーブル上に土の色が分かれた
 緩やかな丘陵地。
 標高は250m、近年の温暖化、猛暑の影響を受けにくい、
 北東向きの斜面を好んで植えられたブドウ樹。
 畑ではクローバーやマメ科の植物の種をまき、
 緑肥としている以外加えるものはなく、
 銅と硫黄についても極僅か、
 最低限しか使用しないこだわり。
 そして何より最も特出すべきは、
 ブドウの収穫量の少なさ、
 そして完熟まで待ち続ける強い忍耐と意志。
 DOCGで認められている9t/haに対し、
 彼の収穫量は3.5〜4t/haという少なさ。
 そして果皮、種子まで完全に成熟するまで
 収穫を遅らせる徹底的な覚悟。
 結果的に、超熟成したルケは、糖度が高すぎて
 潜在アルコール度数が 15%を軽く超えるほど。
 この超凝縮したルケを果皮と共に約2週間、
 緩やかに醗酵が進む。
 これほどの糖度、アルコール であっても、
 今まで醗酵が途中で止まった経験は
 ほとんどないと話すジャンカルロ。
 「収穫したブドウからは、完熟したブドウの香りの他に、
 強い酵母の香りがあふれてる」、という話に、
 ブ ドウの質の高さが想像できてしまいます。
 非常に香りに特徴を持つルケ、
 その特徴を美しく表現する為に醗酵が終わった後、
 オリの状態を敏感に見極め、こまめにオリ引きを行う彼。
 その回数の多さに、むしろ酸化のリスクを心配してしまいますが、
 「嫌気的な環境よりも活発な酵母、健全なアルコール、
 整った環境があれば、
 酸化を恐れる理由が俺にはわからない」 と、
 一蹴されてしまいました。
 カッシネッタのワインを支えているのは、
 経験値でも醸造テクニックでもない、
 溢れんばかりの素材(ブドウ)への信頼感。
 久しぶりに出会う、裏表のない情熱と
 強い意志を持ったジャンカルロ。
 ワインとしてはまだ粗削りな面も多いですが、
 それを補って余りある素晴らしい味わいと魅力的なルケです。

カートに追加しました。
お買い物を続ける カートへ進む

過去の新着アイテム

  • もりたや2024年12月の新着アイテム
  • もりたや2024年11月の新着アイテム
  • もりたや2024年10月の新着アイテム
  • もりたや2024年9月の新着アイテム
  • もりたや2024年8月の新着アイテム
  • もりたや2024年7月の新着アイテム
  • もりたや2024年6月の新着アイテム
  • もりたや2024年5月の新着アイテム
  • もりたや2024年4月の新着アイテム
  • もりたや2024年3月の新着アイテム
  • もりたや2024年2月の新着アイテム
  • もりたや2024年1月の新着アイテム
  • もりたや2023年12月の新着アイテム
  • もりたや2023年11月の新着アイテム
  • もりたや2023年10月の新着アイテム
  • もりたや2023年9月の新着アイテム
  • もりたや2023年8月の新着アイテム
  • もりたや2023年7月の新着アイテム
  • もりたや2023年6月の新着アイテム
  • もりたや2003年5月の新着アイテム
  • もりたや2003年4月の新着アイテム
  • もりたや2003年3月の新着アイテム
  • もりたや2003年2月の新着アイテム
  • もりたや2003年1月の新着アイテム
  • もりたや12月の新着アイテム
  • もりたや11月の新着アイテム
  • もりたや10月の新着アイテム
  • もりたや9月の新着アイテム
  • もりたや8月の新着アイテム
  • もりたや7月の新着アイテム
  • もりたや6月の新着アイテム
  • もりたや5月の新着アイテム
  • もりたや4月の新着アイテム
  • もりたや3月の新着アイテム
  • もりたや2月の新着アイテム
  • もりたや1月の新着アイテム
  • もりたや12月の新着アイテム
  • もりたや11月の新着アイテム
  • もりたや10月の新着アイテム
  • もりたや9月の新着アイテム
  • もりたや8月の新着アイテム
  • もりたや7月の新着アイテム
  • もりたや6月の新着アイテム
  • もりたや5月の新着アイテム
  • もりたや4月の新着アイテム



144-0046
東京都大田区東六郷2-9-12

電話 03-3731-2046
e-mail sakemorita@nifty.com
MAP
営業時間 AM 12:00 〜 PM8:00  
実店舗の定休日 日曜、月曜日

*ホームページからのご注文は常時受け付けています。

更新日は2025年03月04日です。
は定休日です。
は午後2時頃からの営業。


  • instagram
    ワイン
  • instagram
    店主のアート
2025年3月
           
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
         
ページトップへ