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東京都大田区東六郷2-9-12
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電話 03-3731-2046
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営業時間 AM 12:00 〜 PM8:00
実店舗の定休日 日曜、月曜日
■は定休日です。
■は午後2時頃からの営業。
*ホームページからのご注文は常時受け付けています。
更新日は 2025年 03月 04日 です。
2025年3月 | ||||||
★シャトー・ド・ベル
●シャブリ・クロ・ベル(モノポール) 2019
*Chablis clos beru (Monopole) 2019 / Chateau de Beru
*輸入元はヴォルテックスさんとヴァンクロスさん。
*少し硬めの入りで口で転がしていくと
ゆっくりと膨らみ出します。
底に広がる厚みのあるボリューム感は只者ではない
存在感があります。
開き出したらと思うとワクワクしますね!
2023年の11月にヴァンクロスさんから有料サンプルで買った時と
同様の印象でした。
11月24日試飲 ヴォルテックスさん試飲会にて
*ヴォルテックスさんのコメント
黄みがかった黄金色。
りんごのコンポートや黄柑橘、
温州みかん、安政柑、
パイナップルなど充実感のある果実の香りに、
蜂蜜、火打石、加えてバニラ香や
蒸し栗のようなホクホクとした
ニュアンスが伺えます。
スワリングすると甘やかで更に
緻密感のある果実の香りが引き立ちます。
張りのあるシャープな酸が
雑味のない透明感や芳醇な果実の風味を
支えながら、伸びやかに先へと導きます。
明るくエキスの詰まった果実味に
じんわりと溢れるような旨味が徐々に溶け込み、
樽由来のコクや深みに加え、
地中から引き上げられた様々な要素が
複雑性を与えながらリッチな印象が
長く留まります。
凛としたシャブリらしい佇まいや
気品に満ちた上質な様子に魅了されながら、
アフターにかけて仄かに乳酸的な風味が感じられ、
さらに旨味が強くなり、
まろやかで奥行きのある味わいが続きます。
抜栓以降、数日経過しても崩れることはなく、
時間をかけてお楽しみいただけます。
容量:750ml
生産年:2019年
生産国:フランス・ブルゴーニュ
生産者:シャトー・ド・ベル
葡萄品種:シャルドネ
2025年3月 | ||||||
★ シャトー・ド・ベル
CHATEAU de BERU
★シャブリの東側、村人60名のベル村の中心に
築400年のシャトー・ド・ベルはあります。
ファサードには、15世紀に描かれた世界最古の日時計と暦が
(現存するのはこちらとケンブリッジの2つ)残されていますが、
現在でも使用可能なのはこちらのみだそうです。
このユニークな建物は、1600年代から
ベルファミリーによって維持されています。
1995年までは父がワイン造りをし、ネゴシアンに販売していましたが
病のため栽培が出来なくなり2005年に亡くなるまで
近所の栽培者に畑をすべて貸していました。
撒かれた農薬でカチカチに荒れ雑草1本生えていませんでした。
畑を前に意を決した当主娘のアテネさんは、2003年まで勤めていた
パリの投資銀行を辞め、ボーヌの醸造学校を出るとサヴィニーレボーヌの
シャンドン・ド・ブリアーユ(ビオディナミ栽培)で1年間働きます。
ここで、彼女が目指すビオロジック栽培の基礎ができました。
現在は、実験的に1haのみ馬で耕していますが、機械のように
深く掘り下げない為、土が乾きにくくぶどうの状態も良いとの
手応えを感じています。
その後、最先端の技術を駆使してワインを造る
アフリカのドメーヌへ1年勉強に行きます。
温度、酵母、亜硫酸などすべてデータや機械に頼る醸造を見たアテネは
「ビオロジックを実践しないと本当のテロワールは出ないと思う。」との
結論を持ち帰ります。
そして2004年の末にシャトー・ド・ベルを引き継ぎました。
小さなころから自然や家庭菜園が大好きで育ったアテネは、
技術もさることながら葡萄1本1本の状態を見ながら栽培しています。
例えば、夏の選定を皆が終える頃でも伸び放題にそのままで
エネルギッシュに育てているとのこと。
理由を聞くと「樹液が上がるときに、樹液のある所に病気が出やすいので
樹液を貯めないで思いっきり延ばしてから選定に入るのよ。」とのこと。
将来が楽しみなアテネのワイン造りは始まったばかりです。
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