おもしろワインや もりたやのホームページにようこそ!
144-0046
東京都大田区東六郷2-9-12
MAP
電話 03-3731-2046
e-mail sakemorita@nifty.com
営業時間 AM 12:00 〜 PM8:00
実店舗の定休日 日曜、月曜日
■は定休日です。
■は午後2時頃からの営業。
*ホームページからのご注文は常時受け付けています。
更新日は 2025年 04月 1日 です。
2025年4月 | ||||||
★アレクサンドル・シャイヨン
●シャンパーニュ・エクストラ・ブリュット・キュヴェ・ヴィトライユ NV(2018/2019)
*Champagne Extra Brut Cuvée Vitrail NV(2018/2019) / Alexandre Chaillon
*お一人様1本まで。
新着のメールが届いた3ヶ月以内の御購入履歴がある
お客様のみ限定です。
必ず条件の無い同額以上のワインを同時にご購入が条件です。
*ドメーヌの全てのリューディの全てのブドウを
ブレンドしたエントリー・キュヴェ
*抜栓直後のため硬めですが
新世代のシャンパーニュらしく泡は繊細で
絶対に1週間くらいかけて味わうべし!
素晴らしさが出てくるでしょうね!。
カシスや少し杏のような果実のニュアンスで
透明感があって純度の高い味わいが嬉しい、
余韻のあるコクのある味わい、
底に旨みが綺麗存在するので
ゆっくり時間をかけて!1週間後が楽しみ!
2024年2月13日
容量:750ml
生産年:NV(2018/2019)年
生産国:フランス・シャンパーニュ
生産者:アレクサンドル・シャイヨン
葡萄品種:ピノ・ノワール、シャルドネ、ムニエ
2025年4月 | ||||||
★ アレクサンドル・シャイヨン
ALEXANDRE CHAILLON
★Alexandre Chaillon アレクサンドル・シャイヨンは
学業を修めた後、エンジニアとして働いていましたが、
母方のVOLLEREAUX ヴォルロー家に属する
ブドウ畑を2017 年に継承。
エンジニアの仕事を止め、グローワーに転身した
ネオ・ヴィニュロンです。
それまで家族の畑は全てのブドウを
ネゴシアンや他のドメーヌに売却していたため、
醸造所もセラーもありませんでした。
このためアレクサンドルは、
全くのゼロからドメーヌを創設しました。
醸造所は自宅があるアイの街中にありますが、
ブドウ畑は、ヴァレ・ド・ラ・マルヌに
6つあるサブリージョンの1つ、
Coteaux Sud d’Epernay
コトー・シュッド・デペルネー地区の
Pierry ピエリーとBrugny ブリュニーの
2つの村に広がっています。
栽培面積は1.68ヘクタールで、シャルドネ 0.99ha、
ピノノワール 0.39ha、ムニエ 0.3ha を栽培しています。
土壌は、カンパニアン期とヤプレシアン期の石灰と
泥灰土、粘土です。
ドメーヌの畑は、ピエリー村のリューディ
『Les Renards レ・ルナール』と、
ブリュニー村のリューディ
『Terres de Breux テール・ド・ブルー』の
二つのリューディに分かれています。
アレクサンドルは、醸造面ではアヴィ-ズの
フランク・ボンヴィルで研鑽。
栽培面では、ローラン・ベナールと
ヴァンサン・シャルローに触発され、
2017年から直ぐに栽培をビオロジックに転換しました。
畑は2020年からビオの認証を受けています。
ドメーヌでは毎年剪定の前に羊を放牧して、
雑草を取り除いています。
アレクサンドルは2020年から2022年までの2年間、
シャンパーニュの若手グローワーの
利益を代表し擁護するグループ
『Le Groupe des Jeunes
Vignerons de la Champagne
ル・グループ・デ・ジューヌ・ヴィニュロン・
ド・ラ・シャンパーニュ』の会⾧を務めていました。
このグループの大きな目的は、
持続可能な農業と除草剤ゼロの推進です。
グループには、ポール・ゴッセやアントワーヌ・ブヴェ、
ロマン・エナン、オーロール・カザノヴァ、
アドリアン・ルノワール、マキシム・ウディエット、
オーレリアン・ルメール、マチルド・サヴォイ、
アレウサンドル・ランブロ、
フラヴィアン・ノワックなどが加盟しています。
アレクサンドルの母のElizabeth VOLLEREAUX
エリザベス・ヴォルローは、⾧年アイの自宅で、
ターブルドットの宿を営んでいました。
コロナによる人手不足から
現在はターブルドットは止めて、
ゲストハウスになっていますが、
彼女は料理に深い情熱を持ち、
お客様をもてなしています。
*ターブルドット:家の主人が料理を作り、
家族とゲストと一緒に大きなテーブルで
食事をしながらもてなすスタイルの宿。
私も2022年の秋にドメーヌを訪問した際に、
アレクサンドルとともに
彼女の手料理のランチを頂きました。
家庭料理の枠を超える、素晴らしい味わいで、
ミシュランの星を挙げてもいいような
感銘を受けました。
そんなプロの料理人並みの腕前を持つ母に
育てられたアレクサンドルは、
とても鋭敏な味覚の持ち主です。
完璧主義者で、細部へのこだわりの強い彼は、
最初から自分がどのように働きたいか、
どんなシャンパーニュを造りたいのか
明確なヴィジョンを持っていました。
このため、ブドウ畑での細心の注意を払った
ビオロジックによる栽培と、
セラーでのディテール重視のアプローチを通じて、
純粋で生き生きとした表現力豊かで
みずみずしい構造の美食(ガストロノミー)の
シャンパーニュを造っています。
当初アレクサンドルは、ステンレスタンクや樽、
素焼きの砂岩の卵型タンクなど、
様々な容器での醸造を試しましたが、
ステンレスタンクで醸造したロットの味が気に食わず、
全て蒸留所に売却してしまったそうです。
醸造に関しては、手摘みで収穫したブドウを
ダイレクト・プレスし、
軽いデブルバージュ(前清澄)の後、
果汁を澱と共に直接樽、
もしくは素焼きの砂岩の卵型タンク
(2019年以降)に入れてアルコール醗酵。
その後、引き続き自発的なマロ醗酵と熟成。
無清澄・無濾過でティラージュして瓶内二次醗酵と
マチュラシオン・シュール・リー。
ルミュアージュを手動で行って、
ア・ラ・ヴォレでデゴルジュマン。
亜硫酸は圧搾時に少量添加するのみで、その後は無添加。
ドザージュはMCR を使用しています。
アレクサンドルは、MCRが
最もワインに与えるインパクトが少なく、
ワインの表現が開くのを手助けしてくれるもので、
リキュールだとワインに別のものが
加わってしまうと考えています。
ドメーヌでは、厳選したヴィエイュ・ヴィーニュから
得られる最上のブドウのみを
ドメーヌのシャンパーニュの醸造に使っています。
その他のブドウは全てシャヴォのコーペラティヴと
ラエルトに売却しています。
ドメーヌの初ヴィンテージは2018年
(一部2019年とのアッサンブラージュ)で、
5種類のキュヴェが造られました。
トータルで僅か4800本となる初ヴィンテージは、
2023年の年末にフランスでリリースされました。
弊社ではリリースに先立ち2022年の秋に
ドメーヌを訪問して日本への割り当てを確保しました。
既にイタリア、スウェーデン、デンマーク、
ドイス、スイスのインポーターが
取り扱いを始めています。
1985年生まれのアレクサンドルは、
同世代で同じアイに住むポール・ゴッセや
ロマン・エナン、また同じシュッド・エペルネーの
オーレリアン・ラエルトやセレック、
さらにフラヴィアン・ノワックや
ティボー・ルグランなどが友人で、
頻繁に交流しています。
折りたたむ