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更新日は 2024年 11月 17日 です。
2024年11月 | ||||||
★ラロック・ダンタン
●IGP コトー・デュ・ロット・ルージュ・ニグリンヌ 2021
*IGP Cote du Lot Rouge Nigrine 2021 / Domaine Laroque d’Antan
*2021年も圧倒的に素晴らしい!
静かに深い、伸びのある液体はとってもシルキーで
滑らかな口当たり。
エレガントで複雑な味わいはドライイチジクや
カシスの果実感。
口の中で転がしていると変化が凄く、
次々と表情が変わる印象でしかも柔らかい。
タンニンも溶け込みたまらない大人の味わいです。
もうウットリ!
10/30/2023試飲
容量:750ml
生産年:2021年
生産国:フランス・南西地方
生産者:ラロック・ダンタン
葡萄品種:カベルネ・フラン、マルベック 、コット・ア・ピエ・ルージュ、プリュヌラール、ネグレット、ジュランソン・ノワール
2024年11月 | ||||||
★ ラロック・ダンタン
DOMEAINE LAROQUE D'ANTAN
★今では世界中で畑のテロワールへの理解が深まった。
その最大の功労者は、90年代からブドウ畑の土壌分析をして、
テロワールの重要性について世界中のワインの造り達を啓蒙してきた
クロード・ブルギニョン夫妻であることは多くの人が認めるのではないだろうか。
そのブルギニョン夫妻がワイン造りに乗り出した。
場所はブルゴーニュでもボルドーでもシャンパーニュでもなく、
なんと南⻄地⽅だ。
⼆人は、いつか引退後に自分の顧客達に
モデルとなるようなワインを造りたいという
夢を持っていたのだという。
『テロワールは品種よりも強い』信念から⽣まれた南⻄の
グラン・ヴァン「テロワールは品種よりも強い」という信念を持つ
ブルギニョン夫妻が、ワイン造りの夢を心に抱いてから実に四半世紀。
森だった畑を6年かけて開墾・整地し、
2008年にカオール地⽅の畑のテロワールに理想的な品種を植樹。
そして、2017ヴィンテージで白ワインを、続く2018ヴィンテージで
赤ワインのキュヴェを醸造し、造り手としてデビューしました。
世界的な資質学者の名に恥じない、グラン・ヴァンのフィネスを備えた
驚きの南⻄ワインの登場です。
ドメーヌ・ラロック・ダンタンは、
地質学の世界的権威リディア&クロード・ブルギニョン夫妻が
2002年に南⻄地⽅のカオールに⼟地を購⼊して、創設したドメーヌです。
1990年代から、DRC、ルロワ、ルフレーブ、ジャック・セロスなど
世界の超⼀流ドメーヌの畑の土壌分析をしてきたブルギニョン夫妻は、
いつか引退した後に自分自身でワイン造りをしたいという夢を抱いていました。
しかし、ブルゴーニュの土地は高騰して手に入れることはもはや不可能でした。
1993年、ある南⻄の造り手の畑の土壌分析をしたことがきっかけで、
⼆人はカオール地⽅のブドウ畑の素晴らしさに魅了されます。
その後、何度もこの地を訪れた⼆人は、カオール地⽅のブドウ畑が
130年前にはフランスで⼆番目のブドウ栽培面積があったこと。
しかし、フィロキセラ禍で実に99.5%近くが荒廃してしまったこと。
さらにカオール地⽅のコース(台地)のテロワールは
ブルゴーニュに⽐肩する素晴らしいテロワールであることを発⾒したのです。
現在、カオールのブドウ畑は大きく⼆つのテロワールに分かれています。
⼀つは、ロット河岸辺の肥沃な段丘の畑。
もう⼀つは地元でコース(台地)と呼ばれる高台にあるテロワールです。
実はフィロキセラ禍以前、ブドウが栽培されていたのは、
石灰岩を多く含む痩せた土壌であるコース(台地)のテロワールでした。
ブルギニョン夫妻が、ブルゴーニュのテロワールに⽐肩すると断言しているのも、
まさにこのコース(台地)のテロワールなのです。
地質コンサルタントとして数多くの造り手にアドバイスをしながらも、
顧客が彼らの全てのアドバイスを必ずしも実践していないことから、
夫妻は顧客達のモデルとなるようなワイン造り、
つまり、テロワールを尊重したブドウ栽培を⾏えば、
『グラン・ヴァン』を造ることができるということを
証明したいと考えていました。
⼆人は、農薬が⼀切使われたことのない、汚れていないピュアな畑を求めて、
2002年、カオールのコース(台地)にある
⾒捨てられた荒れ地の森を購入します。
夫妻は、その荒れ地を6年掛けて開墾・整地したのです。
森林の株を引き抜いて整地した後は、2年間⼩⻨を栽培して土壌を整え、
その後は周りの森で取った⽊やブドウ剪定の際に切ったブドウ⽊を
細かいウッド・チップにして表土に敷き詰めて自然に堆肥化させ、
地中の微生物を活性化させるという取り組みを⾏いました。
こうして、2008年に5.8haの畑に、マッサル・セレクションで選別した
マルベック、カベルネ・フラン、セミヨン、ソーヴィニョン・ブラン、
モーザック、ヴェルダネルなどを植樹したのです。
カオール地⽅のブドウ畑の⼀般的な植樹⽐率は1ha当たり5千本ですが、
夫妻はブルゴーニュに倣って1ha当たり1万本近い密植にしました。
そして、2017ヴィンテージの収穫ブドウからネフェールと
命名した白ワインのキュヴェを、続く2018ヴィンテージではニグリンヌと
命名した赤ワインのキュヴェを造って、デビューしたのです。
VIVITさんの資料より
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