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更新日は 2024年 11月 17日 です。
2024年11月 | ||||||
★インドミティ(シモーネ・アンブロジーニ)
●IGTヴェネト・ロゼ・フリッツアンテ・オップラ 2021
*IGT Veneto Rosato Frizzante Opplà 2021 / Indomiti (Simone Ambrosini)
*毎年造りが変わるインドミティのエントリー・キュヴェ
(2018年はスティルワイン。
2019年は白のフリッツアンテでした。)
*パッションフルーツやカシス由来の
柔らい果実の酸とタンニンのコントラストがとても綺麗です。
香ばしい紅茶やウーロン茶に
ドライトマトのニュアンスが口いっぱい広がります。
泡は細かく膨ら見ながら広がる感じで、
バーブのニュアンスと旨味のある余韻が残ります。
7/25/2023試飲
容量:750ml
生産年:2021年
生産国:イタリア・ヴェネト
生産者:インドミティ(シモーネ・アンブロジーニ)
葡萄品種:ピノ・ビアンコ、ガルガネーガ、タイ・ロッソ
2024年11月 | ||||||
★ インドミティ(シモーネ・アンブロジーニ)
INDOMITI(SIMONE AMBROSINI)
★ヴェネトにも新時代の造り手が現れました。
Indomiti インドミティは今年28歳になるシモーネ・アンブロジーニが
立ち上げたナチュラルワインのプロジェクト。
シモーネは、高校卒業後、丸1年かけて世界を旅行。
その後、トレンティーノやアゼルバイジャン、モンタルチーノ、
ブルゴーニュ、ヴェネトなどの数々のワイナリーで研鑽。
そして、2018 年に地元ヴェネトで畑とセラーをレンタルして
ナチュラルワイン造りを始めたミレニアル世代の造り手です。
シモーネはテクノロジーや化学を排した可能な限り
アーティザナル(職人的)な方法で栽培をしたいと考え、
⻑靴と剪定バサミ、ミニトラックを改造したトラクターだけで、
たった一人で、ビオディナミの手法を取り入れたビオロジックで
ブドウ栽培を始めました。
インドミティのワインはアートワークであり、
エチケットにはシモーネの人生の旅の美しい物語が表現されています。
エレガントで美しく、生き生きとした活力を備えた彼のワインは、
初ヴィンテージながらリリースと同時に欧米で大人気となり
あっという間に完売してしまいました。
丸1年をかけてオーストラリアとニュージーランドにまで旅に出ました。
旅の間は単純な労働者として農業に従事していました。
シモーネは、旅の終わり、
ニュージーランドの家族経営のワイナリーで働いたある日、
今でも彼自身説明できない感情に襲われ、
ワイン造りを自分の人生の道とすることを決めたのです。
イタリアに戻ったシモ-ネはトレント大学とウディネ大学で醸造学と
ブドウ栽培を学びました。
その後トレンティーノやアゼルバイジャン、モンタルチーノ、ブルゴーニュ、
ヴェネトなどの様々なワイナリーで研鑽を積みました。
そして、26歳の時に自分自身でワインを造ろうと決断したのです。
しかし、ブドウ畑もセラーもトラクターも何もなく、
彼に言わせると「完璧なスタートでした」。
そこで、彼は畑とセラーをレンタルしてもらえないか、
周辺の色々な生産者を訪ねて回ったのです。
程なく、生まれ故郷であるヴィチェンツァ近郊のコッリ・ベーリチ地区
アルクニャーノの村のフィモン湖を⾒下ろす2.7haの古木のブドウ畑を
借りることができたのです。
こうして、2018年から、「インドミティ」のプロジェクトがスタートしました。
アンブロジーニは当初からテクノロジーや化学を排した可能な限り
アーティザナル(職人的)な方法でブドウを栽培したいと考えていました。
彼の家族は全く別な仕事に就いていることもあって、
彼は⻑靴と剪定バサミとミニトラックを改造したトラクターだけで、
たった一人でブドウ栽培を始めました。
畑はビオディナミの手法を取り入れたビオロジックで栽培されています。
除草剤や農薬は一切使われず、堆肥やコンポストなども用いません。
畑には雑草や花、下草などを生やして生物多様性を維持しています。
急こう配で石の多い畑であるため、今のところ耕耘はしていません。
剪定や収穫、瓶詰めなどの栽培と醸造における一つ一つのプロセスは、
ビオディナミカレンダーに則って、
天体と月の位置を考慮した最適の日に⾏っています。
摘芯やグリーン・ハーヴェスト、除葉などは、品種や区画、
あるいはその年の天候や状況に応じて実施しています。
しかし、当初は醸造所もありませんでした。そ
こでシモーネは何人かの造り手を訪ねて、
収穫の数週間だけでもセラーに居候させてワインを醸造させてくれないかと
訪ね回ったのです。
間借りできるセラーが⾒つかったのは2018年の収穫の僅か数週間前でした。
初ヴィンテージとなった2018年物は全てのワインが星空の下で熟成されました。
というのも、スペース上の理由から、
熟成タンクは屋外でキャンプのような状態で、
太陽と雨、風、雪に身を委ねて熟成されたのです。
まさにインドミティ(不屈)のワインです。
インドミティの畑はヴィチェンツァから南へ⾞で
30分の距離にあるコッリ・ベーリチ地区にあります。
畑の表土は石の多い赤色粘土で、基盤岩は石灰岩。
平均樹齢は40年。
ガルガネーガ、ソーヴィニョン・ブラン、ピノ・ビアンコ、
タイ・ロッソなどを栽培しています。
ここはヴェネト州の山岳地帯で美しい風景が広がっています。
この地区には、同じナチュラルワインの造り手として
ダニエーレ・ポルティナーリや
サウロ・マウレ(イル・カヴァッリーノ)などがいます。
インポーターのVIVITさんの資料より
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