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更新日は 2024年 11月 17日 です。
2024年11月 | ||||||
★ラ・クーレ・ダンブロジア
●ヴァン・ド・フランス・ブラン・ロードゥ・ヴィーニュ 2012
*La Coulee d’Ambrosia Vin de France Blanc L'O2 Vigne 2012
*少し酸化熟成のニュアンスがある液体は
香ばしいトロピカルな果実感と
ほんのり甘みも感じる柔らかな舌触り。
細いですがシャープな酸が全体を引き締めて、
心地良い緊張感を持たせています。
複雑で奥行きのある表情は
時間をかけて変化が楽しみです。
30分後の味わいは全く違う景色でしたよ!
5/24/2023試飲
*ヴォルテックスさんのコメントを参考に
ややオレンジがかった薄濁りの黄色。
ラムレーズンや白レーズン、カカオ、
ビターカラメル、メープルシロップ、フヌイユ、
ニワトコの花、ドライハーブ、干草、
野菜のブロードなど複雑な香りや
少し甘やかな様子が伺え、
酸化熟成と言っても
それほど強い印象は受けません。
角が取れ伸びやかに先へと
導くような酸が感じられ凛とした印象を与え、
それでいて鋭角な印象は受けず、
軽やかで円みのある口当たりで
口中へと広がります。
他のヴィンテージに比べて、果実の
甘やかな風味が強く感じられ、
凝縮したフルーツのニュアンスに
ビターカラメルやビターカカオなど
ほろ苦く芳ばしい風味など香りに
感じられた様々な要素が絡み合い、
口中を覆うように膨らみます。
酸化由来の旨味や深みだけでなく、
全体を支えるようなシャープ感も与え、
反してまろやかな印象や
甘みなども感じられます。
それらは不思議とバランス良くまとまっており、
果実の充実感に旨味やコク、
奥行きや複雑性に富んだ仕上がりです。
容量:750ml
生産年:2012年
生産国:フランス・ロワール
生産者:ラ・クーレ・ダンブロジア
葡萄品種:シュナン・ブラン
2024年11月 | ||||||
★ ラ・クーレ・ダンブロジア
La COULEE D`AMBROSIA
★ジャン・フランソワの家系は代々葡萄生産者で醸造はしていませんでしたが、
グリオットのワインを飲み「なんて素晴らしいんだ」と感じた事が
大きく影響して、父親より畑を4.5ha分けてもらい
2005年から醸造をスタートしました。
まだ若い生産者ですが、非常にヴァンナチュールに対する信念が
強く妥協を許さない人です。
指示をされたこともありましたが、
自分のスタイルを崩してまでやるべきではないと思い全てが
ヴァン・ド・フランスになっています。
また醗酵後に還元的になることもあり、
それがなくなるまで1年でも2年でも待ち続けます。
そういった信念を貫きスタイルを守り続けるには
なかなか経営と結びつかない事も多く、
やむを得ず畑を1ha売却し、現在は3,5haとなっています。
そんな彼の思いは、ワインの味わいからも十分感じ取ることが出来ます。
土を耕し、手で摘み、化学物質を使わず、一番自然で、
一番健全であるものを届けたいと言う思いでおり、
セバスチャン・デルヴューに色々と教えてもらいながら葡萄の様子を見極め、
それに合った造りを研究しています。
彼は、農民ヴィニュロンと自己紹介できる事に誇りを覚えています。
ヴィニュロンは、ワインを造る前に、土地を育み、良い収穫を得られるように
良い栽培を維持することにあると考えています。
今までの出会いと経験が葡萄畑とワインに寄り添う繊細さを与えてくれたと、
自然、そして他のワイン生産者、家族、消費者への尊敬の思いを持ち、
気候の変化の影響もあり、毎年、季節ごとに自分の畑仕事を見直しています。
ワインづくりにおいても同じで、テイスティングをしてワインの声を聴きながら
最小限の仕事をしています。
ヴォルテックスさんのコメントから
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過去の取扱いアイテム一覧
https://www.sakemorita.com/old/lacouleedambrosia_a.html