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更新日は 2024年 11月 17日 です。
2024年11月 | ||||||
★アジェンダ・アグリコーラ・ピアッリ
●コッリ・ベリチ・バルバラーナ・チオ・バカーロ 2018
*Colli Berici Barbarana Cio Bacaro 2018 / Azienda Agricola Pialli
*これが試飲会で圧倒的に美味しかったのです。
滑らかな液体はゆっくりと染み込むように
まるで時間の経ったピノの様な
しっとりとした落ち着きと深さのある
黒系の果実が品良く広がるのです。
エッジの柔らかい酸が綺麗なアクセントの
しっとりとホッとさせる味わいは
とっても印象的でしたよ!
4/26/2023試飲
容量:750ml
生産年:2018年
生産国:イタリア・ヴェネト
生産者:アジェンダ・アグリコーラ・ピアッリ
葡萄品種:タイ・ロッソ
2024年11月 | ||||||
★ ピアッリ
AZIENDA AGRICOLA PIALLI
★ヴェネト州ヴィチェンツァ県バルバラーノ モッサーノ。
州都であるヴェネツィアから70kmほど離れた
この町で生まれ育ったオーナーのアレッサンドロ ピアッリ。
1955年に祖父、シルヴィオ トンニェッティが
始めたワイン造りを継承したのは2001年のことでした。
シルヴィオがワイン造りを始めた当時の栽培品種は
トカイ・ロッソ(現在はタイ・ロッソという呼称に変わっています)、
ガルガーネガ、カベルネ、リースリング、
ノア、イザベラなど多岐にわたりました。
アレッサンドロは商業専門学校を卒業すると
父が経営する会社でビールの輸入や
ワインの流通に携わりました。
そこが、ワインの世界をより
深く知るようになるのと同時に、
ワイン醸造家へ進むきっかけとなります。
ある日、倉庫内での作業中フォークリフトで
パレットを下ろしていると、
何かの拍子でラックの3段目から
ワインの箱が落ちてしまいました。
当然 ボトルは割れましたが、
その時のワインの香りは彼にとって初めてのもので、
複雑で興味を そそられるものでした。
それ以来、より情熱的にワインに取り組むようになります。
2000年に祖父シルヴィオが老齢のため
畑仕事を止めることとなり、
2001年に父フィオレンゾの勧めもあり
ワイナリー ピアッリの冒険が始まることになりました。
一人でワイン造りを始めた当初は
試行錯誤の連続となりました。
しかし、収穫を重ねるごとにブドウ栽培、
ワイン醸造に自信を深めていくことを実感し始めます。
同時にヴェローナ大学の醸 造学部に入学、
小さなワイナリーで研修する機会があったのも、
彼にとっては非常に大切な経験になったと振り返ります。
少なくとも 1億年以上かけて
古代の海底に生まれた丘陵地帯となっています。
化石を豊富に含む海洋性堆積物からなる土壌は、
粘土質や石灰質など様々な表情を見せ、
谷と交互に並ぶ傾斜した丘陵地は霧や
遅霜からブドウを守ります。
また、この地域は晩秋 まで特に温暖で、 昼夜の温度差が大きく、
年間降雨量も500〜600mmと限られており、
ブドウの栽培に非常に適しています。
前述した通り、シルヴィオの時代には
多様な ブドウ品種を栽培していましたが、
アレッサンドロはベリチ丘陵の
土着品種とも言うべきガルガーネガと
タイ・ロッソのみを栽培、醸造することを決意しました。
ミニマリストを自称するアレッサンドロは、
畑でもセラーでも機械的および
植物衛生的な介入を最小限に抑えるように努め、
土壌や草地の生命を大切にしています。
セラーでも当然 の流れで、発酵は自然にまかされ、
清澄化やろ過は行いませ ん。
すべてのワインは最小量の亜硫酸塩に抑えています。
彼自身が亜硫酸塩にアレルギーがあることも
添加に注意を払う理由かもしれません。
ピアッリのオーナーとして20年以上、
ワイン造りに挑戦し続けるアレッサンドロは言います。
「気候変動は助けにならず、収穫はますます早くなり、
ブドウはますます貧弱になって います。
バランスのとれたはワイン造りますます難しくなるでしょう。
だからこそ、真の課題は、
よりシンプルなワインの醸造にあると考えています」。 野村ユニソンさんの資料より
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