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更新日は 2024年 11月 17日 です。
2024年11月 | ||||||
★ル・クロ・デ・グリヨン
●ヴァン・ド・フランス・プリモ・サンソ・ルージュ 2020
*Vin de France Rouge Primo Senso 2020 / Le Clos des Grillons
*割当商品の為、試飲が出来ておりません。
*ディオニーさんのコメント
淡いルビーの色調から、もぎたてイチゴや
フランボワーズのフレッシュな香り、
冷涼感たっぷりの口あたりで、
フルーティな中にミネラルが溶け、
果実の甘味が程良い余韻へ響きます。
容量:750ml
生産年:2020年
生産国:フランス・ローヌ
生産者:ル・クロ・デ・グリヨン
葡萄品種:サンソー、グルナッシュ
2024年11月 | ||||||
★ ル・クロ・デ・グリヨン
Le CLOS des GRILLONS
★2010年6月 ローヌ地方タベル近郊に現地で注目の若手生産者を訪問。
ル・クロ・デ・グリヨンのニコラ・ルノーは「9歳のとき、
シャトーヌフ・デュ・パプ で行われた試飲会が全ての始まりでした。」と
語りかけました。
大人が集い、ワインを囲んで社交するその輝かしい世界を子供ながらに体験し、
知らぬ間にワインの魅力に誘惑されその虜になっていました。
しかし彼の家族や親戚にはワイン関係者などいるはずもなく、
この世界に憧れを持ったまま時は流れていきました。
興味があった歴史と地理を学ぶのに集中し、
教師の道を選びました。
しかしローマ時代の歴史や地形測量など、
自然とワインへと繋がっていくものばかり。
大学の休みにカーブで働き、暇があれば醸造家を訪ね、
自学でワインを学びアマチュア用の試飲コンクールに参加するなど
ワインを趣味として割り切っていたニコラですが、
ある日、やはりワイン生産者になる夢を捨てきれずにいる自分に
気付いてしまったのです。
2005年ついに第一歩を踏み出したニコラ。教師を辞め、自分の知識、
そしてコート・デュ・ローヌで友人になった生産者を頼りに、
ワインの道へ進む ことを決めました。
(ドメーヌ・ヴィルランベール・ジュリアン)の下で働き始め、
ラングロールらとの交流を深めていきました。
2007年、祖父から受け継いだ土地を売り、
ロゼの銘醸地タヴェルから南西6キロに位置する
ロシュフォール・デュ・ガールに4.5haの 畑を購入しました。
同年8月にはジャン・ポールの元を離れ自分のドメーヌを設立。
小さな区画にいくつもの品種が混じる「コンプランテ(混植)」といわれる畑は
10年近く放置され野生化していたため
「そんな畑を買うなんて頭がおかしいんじゃないのか」と
何度となく言われたといいます。
ビオロジック栽培も昔ながらの地主さんたちには理解し難いようですが、
「クレイジーだと思われても自分が正しいとおもうことはやり通す」と
ニコラは自分が選んだやり方を断固として変えず、
ビオロジック栽培を貫き通しています。
彼の目的は醸造家になり、個人のカーブを持つこと。
しかしニコラはカーブを持つ前にまず「醸造能力」そして
「テロワールのポテンシャル」を確かめる必要があることを
十分に理解していました。
2007年9月、彼は自分の家のガレージをカーブへと建て直し(15m2 )、
20hlだけ醸造してみました。
ロー ヌ地方のdur(固い、重い)なワインを好まないニコラのセンスは繊細で、
結果は思っていた以上に素晴らしい出来栄え。
自分自身も大いに納得し、 これを機にル・クロ・デ・グリヨンが
本格的にスタートすることとなりました。
多岐に渡る品種が渾然と鬩ぎ合う畑は43区画に分かれ、
「品種によって熟す タイミングはもちろん違うけれど、
ブドウの樹1本の中でも日の照りや風の抜け方が違う、
まさにミクロクリマなんだ。
だからブドウの個性ごとに収穫することができ
自然とバランスが取れる」と言います。
砂地が多い区画は馬で耕し、樹齢の高い区画は微生物の働きを
かえって悪くしてしまう為あまり耕し過ぎないようにするなど
畑によってそれぞれの手当てを行っています。
そのためブドウがとても良い状態で収穫され、
そのポテンシャルの高さがワインの味わいに反映されているのです。
良く選果した完熟したブドウは自生酵母のみで自然醗酵、
ステンレスタンクでシュールリー熟成後、無濾過、
SO2をごく少量添加し瓶詰されます。
地質学を極めたニコラならではの畑と真摯に向き合う職人気質な姿が
今でも目に焼きついています。
ディオニーさんの資料より
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過去の取扱いアイテム一覧
https://www.sakemorita.com/old/leclosdesgrillons_a.html