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更新日は 2024年 11月 17日 です。
2024年11月 | ||||||
★ローラン・サイヤール
●ヴァン・ド・フランス・ルージュ・スカーレット 2020
*Vin de France Rouge Scarlette 2020 / Laurent Saillard
*ヴァンクールさんのコメント
フランボワーズの赤い果実や
紅茶のような上品な香り。
ワインはみずみずしくジューシーで明るく、
イチゴのようなフ レッシュな果実味に
キュートな酸、洗練 されたミネラル、
キメの細かいタンニンの収斂味が
上品に溶け込み骨格を形成する。
生産年:2020年
生産国:フランス・ロワール
生産者:ローラン・サイヤール
葡萄品種:ピノ・ドニス
2024年11月 | ||||||
★ ローラン・サイヤール
LAURENT SAILLARD
★生産地
トゥールの東、ロワール川の支流にあたるシェール川を左岸に沿って
60kmほど進むと、陶器で有名な町サンタニアンが見えてくる。
そのサンタニアンのちょうど手前の小さな村マレイユから隣村プイエにかけて、
トゥーレーヌ・ワインの老舗クロロッシュ・ブランシュの敷地が
小高い丘の一面に広がる。
ローラン・サイヤール の畑は、このクロロッシュ・ブランシュの敷地内にあり、
ワインは現在ノエラ・モランタンの醸造所の一部を借りて仕込んでいる。
この地域の気候は、夏冬の寒暖の差が激しい大陸性の気候と
シェール川がもたらす複雑なミクロクリマがお互いに影響し合う。
歴史
現オーナーであるローラン・サイヤールは1991年、
20歳の時にリヨンにあるポール・ボキューズの専門学校で
ホテル・レストランのマネージメントを3年間学びました。
専門学校を卒業後1年の徴兵を経て、1995年新天地ニューヨークへと旅立ちます。
ニューヨークでは、ブルックリンにあるレストラン「The Bounty」で3年働き、
1998年マンハッタンにあるビストロ「Balthazar」で
5年間ホールマネージャーとして働きました。
この頃、ブルックリンで「360」というビストロを経営していた友人から
自然派ワインを紹介され、次第にヴァンナチュールの世界に
はまりこんでいきます。
2004年、満を持して、ニューヨークで最初に自然派ワインだけを
リストにそろえたレストラン「ICI」を立ち上げる。
ビオのローカルな食材と自然派ワインにこだわったレストランは
瞬く間に反響を得る一方で、家庭との両立が次第にうまく行かなくなり、
2008年妻にレストラン経営を譲り、ニューヨークを後にします。
フランスに戻ってからは、ティエリ・ピュズラを介して
ビストロ 「L’Herbe Rouge」で2週間ほど働き、
その間にノエラ・モロンタンと出会う。
その後はノ エラ・モランタンとクロロッシュ・ブランシュの両方を手伝いながら、
ゼロから畑とワイン造りを学び、2012年、ノエラから買ったブドウで
仕込んだ自身初のオリジナルワインをリリースします。
翌年の2013年、ノエラの畑2haを譲り受け自らのドメーヌを立ち上げます。
そして、2015年クロロッシュの引退後の畑の半分4.5haの管理を引き受け
現在に至ります。
生産者
現在、ローラン・サイヤールは6.5haの畑を1人で管理。
彼の所有するブドウの品種は、ソービニヨン・ブラン、ガメイ、
ピノ・ドニスの3種類で、樹齢は30~60年。
ブドウの栽培はクロロッシュから学び、
さらに独自にビオディナミも取り入れています。
また、醸造はノエラから学び、
彼女同様に教科書にとらわれない「フィーリング」を大切にしています。
出来上がるワインを想像しながら、マセラシオンの方法、期間、醗酵、
スーティラージュ、熟成方法等、全てテイスティングを通して臨機応変に対応。
彼のモットーは「感性を生かしたシンプルで美しい仕事」。
性格的に投げやりなことが嫌いというローランは、
一度仕事を始めると最後まで黙々と丁寧に作業をこなしていく。
彼の仕事の姿勢は他のヴィニュロン達の間でも定評があり、
ワイン生産者としては新人ながら、
多くのヴィニュロンから絶大な信頼を得ています。
仕事以外の趣味はキノコ狩りと料理。
季節の素材にこだわったシンプルな料理を得意とし、
今はただ料理することだけでは飽き足らず、
趣味が高じて、小規模ながら自分で野菜や果物、養蜂、鶏、豚などを育てながら
半分自給自足のような生活を行っている。
また、彼はアメリカに住む二児の父親で、
趣味以外では、数ヶ月に一度ニューヨークで、
愛する息子たちと一緒に過ごすことを何よりの喜びとしています。
ヴァンクールさんの資料より。
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過去の取扱いアイテム一覧
https://www.sakemorita.com/old/llaurentsaillard_a.html