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*ホームページからのご注文は常時受け付けています。
更新日は 2024年 11月 17日 です。
2024年11月 | ||||||
★スケルリ
●IGTヴェネツィア・ジュリア・ルージュ・テッラーノ 2015
*テッラーノらしいミネラルや鉄分は
ふくよかな果実感に覆われていますが、
塩気や鉱物のニュアンスが随所に現れ、
楽しいメリハリのある味わいになっております。
口で転がしているとざくろの様な果実感が広がり
コクと旨味に酸が絡みながら心地良い苦味がコクのある
クールなフィニッシュ向かいます。
個性的で奥深い味わいとっても魅力的です。
10/8/2020試飲
品種:ヴィトフスカ100%、
収穫後、開放式の大樽にで3週間、果皮と共にアルコール醗酵を終える。
圧搾後も大樽にて18ヶ月、ボトル詰め後 30ヶ月の熟成。
猛暑と長雨という極端なヴォンテージ。
カルソの硬質なミネラルが熟成と共に丸みを帯美、
果実の繊細さと土地由来の骨格。
時間がかかったものの、ようやく素晴らしさを体感してもらえる状態になりました
インポーターはエヴィーノさん 12本
生産年:2015年
生産国:イタリア
生産者:スケルリ
2024年11月 | ||||||
★ スケルリ
SKERJ
★トリエステから北西に10Km、内陸の町サレス。
海までは15Kmと離れていて、スロヴェニアとの国境までは2~3Kmと近い。
標高は260~300m、大地のほとんどが固い岩石(石灰岩)、
岩盤質でできており、表層土がほとんどないのが特徴。
カルソ地域はこうしたカルスト地形、石灰岩、
鍾乳石などの水溶性の岩石が覆い尽くす土地。
そのため、現在ある畑はすべて人工的に造られたもの。
上の岩石を取り除いて、海岸の町(ドゥイーノ)から
赤土を運び入れて作った。
また雨が少なく、そして何より冬に吹く強い風ボーラ(Bora)は
風速150Km、気温はマイナス8℃にもなり、
立っていられないほどの強い風は、
植物の栽培にとってかなり厳しい環境を作りだしている。
オリーヴなど根の深く伸びない樹は簡単に倒れてしまう、
建物も風に強い石造りの街並みも特徴的。
2006年、まだ27歳という若さでありながら、
自家醸造用の1haの畑を基本に周囲の放棄されたブドウ畑
(高齢化、離農が進み、多くの畑が手入れさえされていない)を借り、
自家醸造・ボトル詰め用のワインの生産を開始。
畑は代々引き継いできた樹齢の高い畑(40~60年)が0.6ha、
他には2003年、2006年と自ら切り開いた畑が各0.5ha。
どちらも放棄地をゼロから開墾(地中にある分厚い石灰岩層を削岩機で砕き、
表土は近隣に点在するDulineと呼ばれる場所より赤土を運ぶ、
という途方もない作業。)、
高密植、アルベレッロ仕立てにてヴィトフスカ、
マルヴァージア イストゥリアーナを植樹。
テッラーノは樹の特徴からグイヨーに仕立てる。
開墾当初のみ、微量ながら堆肥を使用したものの、
高樹齢の土地や2年目以降の畑では一切の肥料、堆肥を使わない。
もちろん薬品類も一切使用せず、最低限の銅と硫黄物のみ。
基本的には畑の自然環境を整えることで土地自体のバランス感、
しいてはブドウ樹の自己管理能力を高めることを尊重。
収穫した果実は除梗したのち、
開放式の大樽にて約2週間のマセレーション。
野生酵母による醗酵を行う。途中一切の温度管理を行わない。
状況として醸造学的に“危険”といわれる状況に陥った場合でも、
果実的な安定が取れている限り“欠陥のあるワイン”にはなりえない、
と考えるマテイ。
圧搾後約12か月間、大樽にて熟成。
SO2の使用はボトル詰めの際にごく少量のみ行う。
インポーターのエヴィーノさんの資料より
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