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営業時間 AM 12:00 〜 PM8:00
実店舗の定休日 日曜、月曜日
■は定休日です。
■は午後2時頃からの営業。
*ホームページからのご注文は常時受け付けています。
更新日は 2024年 11月 17日 です。
2024年11月 | ||||||
★アルノー・シャピー
●ヴァン・ド・フランス・ルージュ・ウーヴェルチュール・ピノ・ノワール 2017
*Vin de France Rouge Ouverture Pinot noir 2017 / Arnaud Chapuis
*2018年入荷で2019年の1月に試飲しております。
その時点ではまだ固かったため立野さんが
寝かせてやっとリリース。
ヴォルテックスの鎌田さんのコメント
深いルビー色。
入荷時は若々しいガメイを
想像させる黒系果実主体の
凝縮した風味が多くありましたが、
現在は赤い果実を想わせる軽やかさや
落ち着きのある香りや風味が感じられ、
抜栓直後から引き込まれるような味わいとなっています。
赤系主体の果実にやや黒系果実が混ざり合い、
それに加えテロワール由来の土や煙のようなニュアンスが
仄かに感じられ、
香りからも緻密な果実のエキス感を想わせるほどです。
軽いアタックでしなやかに流れるような飲み心地、
必要最低限度のほどよい甘さで果実を
煮詰めたフルーツソースのような充実した果実の風味が広がり、
フランボワーズやブルーベリーのようなキュッと締まりのある酸、
グレープフルーツの果皮や内皮のような
ビターな苦味が爽やかさや軽さを与え、
黒葡萄の果皮を噛んだようなタンニンが僅かに残ります。
空気に触れるとオーヴェルニュのピノ・ノワールのような
少しトーンの低い雰囲気が引き出され、
だしのような風味がアフターに感じられます。
若々しい新鮮な果実感とドライフルーツのような
落ち着いた果実味が混ざり合うような中に、
時間の経過でカカオのようなの仄かなビター感、
だしのような旨味も多くなり、
複雑さや深みが重なっていきます。
繊細で上品な雰囲気の中に素朴さや
芯が感じられる凜とした仕上がりです。
容量:750ml
生産年:2017年
生産国:フランス・ブルゴーニュ
生産者:アルノー・シャピー
葡萄品種:ピノ・ノワール
2024年11月 | ||||||
★ アルノー・シャピー
ARRNAUD CHAPUIS
★シャピー家は代々ワイン造りを営んで来たが、
もともと規模が大きなものではなかったことに加えて
父親が跡を継がなかったことから、しばらくは畑を貸していた。
そのため、畑の貸借契約解消に要する日数や実際にワインを造るために
最低限必要とされる経済的な体力をつけるため、
現当主のアルノーは長い期間を大理石の石切職人として費やすことになった。
何としてでもワイン造りの道へ進むと決めたのは、
祖父が醸造したワインを若い頃に飲んでとても感動した記憶が
成人してもずっと残っており、いつの日か祖父が造っていたワインを
アルノー自身も造りたいと強く願っていたため。
石切職人を2011年に辞めてボーヌの醸造学校で学び、
卒業後はClose de Tart、DRCそしてPrieure Rochで働き、
ようやく2014年に、1.5haの小さな畑から
ピノ・ノワールとアリゴテを造り始めることができた。
やっていた頃にペルナン・ヴェルジュレスのビストロでアルノーと知り合い、
その後に結婚、現在は3人の子供に恵まれている。
祖父がブドウを植えた年は1930年、31年、48年、59年、そして1963年と
どれをとって古く、自然に15hl/ha以下の収穫量となるため、
目の詰まった素晴らしいワインとなる。
畑に散布する薬剤は、雨が多い年で年間に300グラムの銅と15キロの硫黄のみ、
除梗せず、ピノは大樽で醗酵させた後に時間をかけて垂直プレス、
その後に小樽で12ヶ月程度の熟成、
アリゴテはプレス後に同じく小樽にて醗酵及び熟成で約10ヶ月。
年によってペティヤンを造ったりもする。亜硫酸の使用については、
瓶詰めの際に14年のピノ 25mg/L、15年のアリゴテに10mg/Lを
添加しているが、16年以降は一貫して全くの無添加である。
2017年に少しだけ土地を入手することができたため新たにブドウを植えたが、
■2021ヴィンテージについて ブルーノ・ベレールより■
2021年7月現地情報
4月末に霜の被害を受け、収穫量の30%を失いました。
被害が多かったのは、斜面の中腹に位置する、
早い時期に剪定が行われた畑でした。
5月、6月は、日照量に恵まれましたが(非常に暑い日が2週間続きました)、
嵐を伴う雨が多く降りました。
また、雹も降り、被害を受けた実はすでに落果していました。
雨と太陽の恵みだけなく、畑を丹念に手入れしたことで、
ブドウは例年より素晴らしい成長をみせています。
雨に見舞われても、極めて水はけの良い土壌と急斜面という好条件により、
ブドウは健全な生育を維持しています。
実は小さく、収量が少なくなることが予想されますが、
我々はこのヴィンテージに自信があります。
収穫は、9月20日頃を予定しており、例年通り、
ブドウが美味しく育つまで待ちたいと思います。容量以下
品種:ガメイ
樹齢:平均35年(1880年代に植えられた樹齢120年以上の区画もあり)
平均収量:30~35hl/ha(樹齢100年以上の古樹は10~20hl/ha)
栽培:リュット・レゾネ(減農薬農法)を採用 / 3haでビオディナミ農法を実施
醸造:自然酵母のみを使用して醗酵
マセラシオン・カルボニックの手法はとらず、
長期熟成型のブルゴーニュワインとほぼ同様の醸造方法です。
専業で生計を立てるには厳しく、
現在はシャンドン・ド・ブリアイユで働きながらワインを造っている。
インポーターのヴォルテックスさんの資料から
専業で生計を立てるには厳しく、
現在はシャンドン・ド・ブリアイユで働きながらワインを造っている。
インポーターのヴォルテックスさんの資料から
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