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更新日は 2024年 11月 17日 です。
2024年11月 | ||||||
★シャルロット・バテ
●ヴァン・ド・フランス・ルージュ・ル・ポンタイ 2012
*野村ユニソンさんのコメント
2012年は、醗酵に時間を要したヴィンテージで、
かなりの時間を要したとか。
決して凝縮度の強いワインではないものの、
要素の集中力は別格で、
黒系果実の風味に構造をしっかりと支えるタンニン、
若干の揮発酸、クリームブリュレのような
スモーキーさのバランスが印象的なワイン。
しっかりとワインと向き合っていくなかで、
その本質のエレガントさや美しさが垣間見れ、
長く付き合っていきたいワインです。
こちらは日本に入荷後4年ほどゆっくりと熟成させています。
生産年:2012年
生産国:フランス
生産者:シャルロット・バテ
葡萄品種:グロロー
2024年11月 | ||||||
★ シャルロット・バテ
CHARLOTTE BATAIS
★ロワール地方アンジュの地で攻め切ったスタイルで
ワインを造る女性醸造家、シャルロット・バテ。
彼女のワインが持つ強いエネルギーは全て「直感」から生まれます。
ワイン造りをはじめたのも彼女の直感がそう囁いたのがきっかけです。
アンジュの生産者、マルク・アンジェリの元で短い期間に収穫などを体験し、
その際彼に「ワイン造りをしてみたら」と促され、
経験もほとんどないまま2008年にスタートしました。
畑での栽培、醸造など全ての工程で自分の感性を大切にし、
剪定から耕耘、除草など作業のタイミングや方法は、
畑の声に耳を傾けて行うと言います。
醸造においても一貫してブドウのポテンシャルを自然な形で
最大限に引き出す事のみに注力しており、特別な介入を行いません。
進化していくプロセスを信じて待つ。
それがシャルロット・バテのワイン造りのスタイルです。
シャルロットは畑での時間を特に大切にしています。
自分一人で畑に立ち、ブドウ樹一本一本と向き合いながら
作業する剪定が最も幸せを感じる瞬間であると言い、
常にブドウの声に耳を傾けています。
当然ながら化学肥料や除草剤といったものを用いる事はなく、
ただただ健全なブドウを得る為に努力を重ねます。
平均的な収穫量もこの地の一般的な生産者と比べて極端に少なく、
果実ひとつひとつが凝縮し、大地からのミネラルをしっかりと
感じる良質なブドウが得られます。
そのエネルギーに満ちたブドウをごくごくシンプルな方法で醸造し、
彼女でしか表現し得ない特異な個性を備えたワインを生み出しています。
ここまでピュアで、ここまで自然なスタイルのワインを経験も
ほとんど無かった彼女が どのようにして生み出す事ができたのか。
類まれな研ぎ澄まされた感性がその最大の理由ですが、
ではその感性はどうやって獲得したのでしょうか。
その理由の一端は彼女のキャリアから垣間見られます。
シャルロットは、ワイン造りに携わる前には柔道選手として活躍しており、
しかもかなり上位の成績を収めていたと言います。
相手の呼吸を読み、心を読む柔道の心得が、彼女の卓越した直感に通じており、
畑や自然との対話にいかされているそんな気がしてなりません。
シャルロットの卓越した個性を備えたワインは、飲み手である私たちにも
ある種の感性を求めているようにも感じられ、
遠く離れた土地で生まれたブドウたちの声に耳を傾けるように
促されているような感覚にさせてくれます。
インポーターは野村ユニソンの資料より
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