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更新日は 2024年 11月 17日 です。
2024年11月 | ||||||
★マス・ド・レスカリダ
●ヴァン・ド・フランス・ルージュ・ソタ・モン・ソレウ 2016
*詰まったダークチェリーの味わいは
明るくフレッシュな果実感に富んだ
気持良いほど素直な味わい。
心洗われるくらいにね!
少し温度を高めにしておくとまろやかさが増します。
8/3/2017試飲
もう本当にダークチェリー、
しっとりとした液体にフレッシュな果実感が乗っている様、
心憎いほどの締まりの良いスパイスが心地良いアクセント!
この価格で嬉しいですよ!
インポーターはオルボーさんです。12本
生産年:2016年
生産国:フランス
生産者:マス・ド・レスカリダ
葡萄品種:メルロー
2024年11月 | ||||||
★ マス・ド・レスカリダ
MAS de L'ESCARIDA
★新たなヴィニュロンの群雄割拠が目覚ましいローヌ地方アルデッシュ地区。
ル・マゼルのジェラール・ウストリック、ジル・アゾーニといった
アルデッシュ地区の先駆者に導かれるように新星のような造り手が
次々と誕生しています。
オクシタン語で“運命の家”を意味するマス・ド・レスカリダ。
ローラン・フェル氏はまさに運命に導かれたヴィニュロンなのです。
アルプス出身のローラン氏は元々ワイン造りに携わる家系ではありませんでした。
大学卒業後、得意のフィールドワークを生かして
地図製作者として活躍していました。
2004年、奥さんの仕事の都合でアルデッシュに越してきたが
大きな転機となります。
葡萄畑での収穫を経験したローラン氏は一念発起し、
ボルドー大学へ葡萄栽培学と農業を学び、
2006年には農業エンジニアの資格を取得しました。
アルデッシュに戻ったローラン氏は、その知性と行動力を持って農業領事議会で
葡萄畑の有機栽培コンサルタントとなったのです。
レ・ドゥー・テール…アルデッシュで
自然なワイン造りを志す造り手たちと交流を深めるうちに、
栽培だけではなく自らのワイン造りの夢が芽生えてきたのは
ごく自然なことでした。
ローラン氏は自然な葡萄栽培の第一人者ですが、醸造は未経験。
栽培コンサルタントの仕事を通じてジェローム・ジュレといった
造り手たちから醸造を学びました。
2012年、アルデッシュ南端サニヤックの3.2ヘクタールを買い取り、
マス・ド・レスカリダは産声を上げました。
醸造所もなく、道具もない中、コンサルタントの仕事と並行して
ワインを造り始めます。
当初は道具を借り、小さなタンクを買って自宅でワインを造っていました。
当然、葡萄はすべて醸造出来ないため、一部を除いては農協に売っていました。
2014年、コンサルタントの仕事を辞してワイン造りに専念。
そして2015年、念願の醸造所を設立し、
初めて全て自らの手でワインをリリースすることとなったのです。
地図製作のフィールドワークが育んだ畑の観察力、
エンジニアの資格取得後に栽培コンサルタントを務める知性。
アルデッシュに新たな綺羅星が誕生しました。
畑:(2015年時点)セヴェンヌ地方 サニヤック村 3.8ha
ガメイ1.4ha、メルロー0.8ha、ヴィオニエ1ha、シラー0.6ha
ワイン造りの哲学
ローラン氏の一番の哲学はテロワールをワインに表現したいことです。
サニヤック村のテロワールはとにかくミネラル感、
フレッシュ感、酸味、飲みやすさ、旨みが特徴的です。
その味わいを素直に反映させるために、できるだけ人の手をかけない醸造法、
シンプルな醸造を心描けています。
『葡萄の味、テロワールの表現、そしてビュヴァビリテ(飲み心地の良さ)。
それだけさ。』また、必要な時以外は亜硫酸を添加しません。
葡萄とテロワールの味の表現を楽しんでほしいこと。
これが無添加のワインを造り始めた大きな理由なのです。
オルボーさんの資料より