おもしろワインや もりたやのホームページにようこそ!
144-0046
東京都大田区東六郷2-9-12
MAP
電話 03-3731-2046
e-mail sakemorita@nifty.com
営業時間 AM 12:00 〜 PM8:00
実店舗の定休日 日曜、月曜日
■は定休日です。
■は午後2時頃からの営業。
*ホームページからのご注文は常時受け付けています。
更新日は 2024年 11月 17日 です。
2024年11月 | ||||||
★レ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌツィ
●ヴィノ・ダ・タヴォラ・ビアンコ・クルー・レ・コステ 2017
*強めの酸がかえって粘度のあるクールな花凛の様な 果実感を持つ液体に心地良く絡まって
不思議な世界観を作り上げます。
口に含んだ液体の厚みが丁度良いのです。
森田屋はあまり揮発に強く無いですが、
(歯にしみる?)これは良い感じに刺激的、
伸びやかな液体にしなやかに調和しています。9/7/2020試飲
プロカーニコ 60%、マルヴァジーア、ヴェルメンティーノ他。
樹齢10年~15年、Le Costeの畑より収穫されたブドウのみ。
除梗しブドウの重さのみで圧搾し、フリーランジュースのみ。
1000L の木 樽にて醗酵が始まる。
その後木樽にて24ヶ月、ボトリング後18ヶ月の熟成、
約60%には貴腐をまとったプロカーニコ。
畑のもつ可能性を存分に感じる果実の密度と素晴らしい余韻。
数あるワインの中で、唯一Le Costeを冠した白。
ジャンマルコが2004年にワイナリーを始めた際、
自らがこれまで学んできたすべてを注ぎ込んだ特別な畑
「Le Coste」超高密植、無施肥はもちろん、
低姿勢の自立したアルベレッロ仕立て、
自根(ピエディフランコ)にもこだわった最高で唯一の畑。
このすべては「1本の樹の結実、収穫を自発的に減らす」ためのもの。
「ブドウ樹には寿命がある、僅か20年程度で死んでしまう樹もあれば、
100年を越えて生き続ける樹も、、。
それはある意味人間の一生と何ら変わりないと思うんだ。
多くの肥料(過剰な食事)に多くの結実・収穫(労働)をすれば
樹(体)への負担は大きく、蓄積し、病気になる。
それを防ぎ、治すために農薬(薬)を使用する。
しかし、健全な環境と必要なだけの栄養、
そして収穫という負担を抑えてあげれば、
健全な状態でより長い寿命のブドウ畑に育てることができるのではないか。」
ジャン・マルコの考えを100%つぎ込んで生まれたLe Costeの畑。
樹齢10年を越えたあたりから、その片鱗を感じるようになったと思います。
今回リリースさせていただきます2017ですが、
他のキュヴェを同じく猛暑に苦しんだ過酷なヴィンテージでありながら、
アルコールに偏ることもなくバランスを保っている。
やや揮発酸は高く危うさを感じながらも、
豊かなフルーツと複雑な酸のバランスを保った魅力的なヴィンテージ。
近年、大樽での熟成も大切だが、
ボトル内での熟成は全く違う役割を持っていると考えているジャンマルコ。
17については大樽での熟成よりも瓶内での熟成を長くとることで、
果実的な香りをワインの中に残せたと言っています。
ロッソは黒ブドウのタンニンも感じつつも、
ベースのフレッシュさと相まって驚くほどの飲み心地を持っています。
インポーターはエヴィーノさんです。6本
生産年:2017年
生産国:イタリア
生産者:レ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌツィ
葡萄品種:プロカーニコ 60%、マルヴァジーア、ヴェルメンティーノ他
2024年11月 | ||||||
★ レ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌツィ
LE COTSE di GIAN MARCO ANTONUZI
★生産者(会社)名は、レ・コステで、
正式にはレ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌツィ。
場所はイタリア中部で、オルヴィエートから車で1時間足らず、
ボルセーナ湖の近傍にある内陸地のグラードリ。
イタリア人のジャン・マルコと、
フランス人のクレマンティーヌというカップルが、
あらたに開いた3ha強の土地で、妥協を排しながらも
実験精神にあふれたビオディナミ流を追い求め、
尋常でない才能と努力をかたむけています。
おいしく楽しいワインが目に浮かぶ、
ジャン・マルコとクレマンティーヌの明るい未来。
2007年秋、ほんのわずかだけ彼の
ファースト・ヴィンテッジが入荷いたしました。
これから少しずつ、美しくておいしいワインが届きはじめます。
思い出しただけでも、心がわくわくしてきそうな畑、
セラーと、ジャン・マルコ本人。
まだまだ植えたばかりゆえ、気の遠くなるような話ですが、
間違いなく本格的な大型新人の登場です。
その頃はまだ手が届く価格であった
エドアルド・ヴァレンティーニを、毎日のように楽しんでいたそうです。
優しいまなざしの中に、鋭さを秘めたジャン・マルコは、
コルビエールでワインを造っていたクレマンティーヌとともに、
父上の出身地にもどりました。
グラードリの村でワイン造りをする決心をしたのは、
景勝地として名高いボルセーナ湖に臨む父方の故郷には、
素晴らしいテロワールがあり、牛・ロバ・馬・羊を育てながらの
ブドウ栽培ができる環境があるからでした。
そうです、彼は自前のプレパラートでビオディナミを実践し、
セラーの奥に接する理想的な冷涼な洞窟の中で、
自然派の極致ともいうべきワインを造ろうとしているのです。
ワイン造りは、ジャン・ダール、パカレ、リナルディ、ディディエ・バラル、
ジェラール・シュレールで学び、サンジョヴェーゼの苗は、
ジョヴァンナ・モルガンティとジャンフランコ・ソルデラから、
アレアティコはマッサ・ヴェッキアから入手。
畑の1/3はヴィーニュ・フランセーズと聞いただけで、
興味をもたずにおられるでしょうか。
2002年に初めて彼に出会って以来、私は「あなたがワインを造ったら、
一番に知らせてね」と言い続けてきました。
ブルーノ・シュレールから「彼はまだ植えたばかりだから、
当分ワインは出てこないよ」と聞いていましたが、
2006年に近隣のブドウを分けてもらって、
ロッソ、ビアンコと甘口ワインを一樽づつ作ったと聞き、
まず塚原が昨年6月に飛んでいきました。
奥行き30mもある洞窟には、
リナルディから譲り受けたスラヴォニアン・オークの
ボッテが二つと、パカレから譲り受けた600リットルの樽、
大小さまざまな実験的なキュヴェが控え、
ワインはいずれも不思議なほど還元臭や酸化香の片鱗すら感じさせない、
優しく美しい味わいです。
なお、フラン・ピエ中心の畑でブドウの生育に年月がかかるため、
本格的な生産はこれからですので、楽しみにじっくりお待ちください。
醸造:樽醗酵/樽熟成を行っている。新樽率は10%にも満たないが、
今後は増やしていく予定。
残りは1、2、3年使用の樽を使っている。醸造時には亜硫酸を添加せず。
ドサージュは行わない。醸造過程ではいっさい機械が与することなく、
醸造のための添加物はまったく用いません。
醗酵は土着酵母によって自然に始まり、二酸化硫黄も添加しません。
マロラクティック醗酵は、春季発動が自然に起こります。
醸造と熟成の生産プロセスは一定せず、
ヴィンテッジ(ブドウの成熟度や清潔度)、
ブドウの品種や樹齢などによって変ります。
そのワインに求められるタイプ次第で、単一畑から造るのか、
それとも他の畑産ブドウと混醸するかを選び、醸造はシンプルかつ
自然な手法によって行います。白ワインの場合も同じような選択枝があり、
部分的なマセラシオンを行うことがあります(2006年は25日間)。
土着酵母による醗酵の進行も気ままで、マロラクティック醗酵は通常、
春に再開します。
ラシーヌの合田さんのコメントです。
*モリタ屋のレ・コステはラシーヌさんとエヴィーノさんから。
主にラシーヌさんから頂いておりますが、
沢山試飲させてもらっている為、エヴィーノさんからも!
どちらも素晴らしいインポーターです。
納品の際はインポーターは選べませんのでご了承ください。
折りたたむ
過去の取扱いアイテム一覧
https://www.sakemorita.com/old/lecoste_a.html