口で転がしているとなんとも夢心地になってしまいます。
2024年12月7日試飲。
*リボッラ・ジャッラ70%、
フリウラーノ20%、
シャルドネ10%、
樹齢30年~50年。
厳しく収量制限を行い、
限界まで完熟を待ってから収穫。
すべて自身で選別し、
梗まで完熟したブドウは
除梗せずにマセレーションを行う。
約40日程度、果皮と共に醗酵を行い、
醗酵が終わるのを待ってから圧搾。
古バリック・トノーに移し、
24ヶ月の熟成。
ボトル詰め後、12カ月の熟成。
アンジェが14歳から共に畑仕事を手伝ってきた。
50年以上化学肥料や農薬を使わずに
畑を守ってきたオーナーの名を冠したワイン。
「元来ブルダでは、
ブドウ品種ごとにワインを
造っていたわけじゃなくて、
混醸するのが普通だったんだ」
そう語るアンジェ。
彼が2018年から借りた畑そのままの
植樹率で混醸。
そしてワインの名前は
オーナーの名前を冠したワイン。
ワインのベース、
骨格を形成するリボッラ ジャッラ。
果皮のタンニンや酸、
ワインを肉付けするシャルドネ、
そして華やかさやエレガントさ、
バランスを生み出すフリウラーノ。
「この畑は、正式に借り始めたのは2018だけど、
その昔から畑作業を手伝ってきた。
この希少な樹齢の古い畑を、
存続してくれた感謝も込めて
名前を借りたんだ」、
そう語るアンジェ。
ヨーゼフが50年前から造り続けてきた、
「土地のワイン」としての
イメージを残しつつも、
アンジェとして強烈に練り込まれ、
独自に表現したブルダの土地。
リボッラ ジャッラと
シャルドネは収穫を合わせて
一緒に収穫&醗酵。
時期が合わなかった
フリウラーノのみ別にし、
醗酵が終わってからアッサンブラージュ。
木樽で24ヶ月の熟成を行ったワイン。
他の3つのワインがそれぞれ、
ブドウ品種の個性を表現しているのに対し、
ヨーゼフはその良い部分を磨き上げたかのような
絶対的なバランスと奥行きを感じます。
ただ、他の3つの白と同じく、
途轍もないブドウの熟度と超凝縮、
そして終わりのない
余韻を持った圧巻の味わいです。
インポーターはエヴィーノさん 12本
容量:750ml
生産年:2021年
生産国:スロヴェニア・ブルダービリャーナ
生産者:アンジェ・イヴァンチッチ
葡萄品種:リボッラ・ジャッラ、フリウラーノ、シャルドネ
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