★ブライの北サン・パレのコミューンにある
シャトー・ラ・ローズ・ベルヴュー。
数キロ北に行けばコニャックというボルドーでも
北部にある地で、45ヘクタール
(赤39ヘクタール、白6ヘクタール)のブドウ畑を、
4世代続くエイマス家のジェロームと
ヴァレリーの夫妻で運営しています。
オーストラリアやシャンパーニュ、ローヌ地方で
研鑽を積んできたジェローム氏は、
代々受け継いだボルドーの伝統を守りながらも
新しい風を吹き込み、マーケティングを担当している
ヴァレリー夫人は精力的な広報活動や、
モダンなパッケージングや
ラベルデザインの導入などで
さらに魅力的な付加価値を
付けることに成功しています。
ボルドーらしい安定感のあるクラシカルな魅力と、
現代の食事・健康志向に合うような
華やかかつエレガントな仕上がりを意識した
シャトー・ラ・ローズ・ベルヴューのワインは
老若男女問わず、幅広い層に支持される
魅力を持っています。
外観は歴史を感じる醸造所の
シャトー・ラ・ローズ・ベルヴューですが、
内部は綺麗に改装されています。
厳しい選果を行いながらの収穫後は
ドライアイスを使用するなどして
酸化を防ぎます。
22基のタンクを使用して
区画ごとに醸造します。
酵母は毎年収穫時の状況を見て
エノログと話し合いながら決めますが、
ほぼ毎年同じ酵母で醗酵させています。
上級キュヴェ(キュヴェ・プレスティージュや
セクレ)にはバリックも使用しています。
400樽のバリックからは濃厚で
長期熟成向きの赤、白も造り出しています。
ボルドーの伝統製法を守りながらも、
近代の設備により果実味豊かで
華やかなワインを造り上げています。
陽気なヴァレリー夫人とジェロームさんと
5代目オーギュスタンくん。
ワインにもファミリーの性格が表れ、
明るさと華やかさが
シャトー・ラ・ローズ・ベルヴューの
特徴でもあります。
クラシカルとトラディショナル、
キュートとチャーミングを併せ持った生産者です。