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更新日は 2024年 11月 17日 です。

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トリスタン・ランポン
ヴァン・ド・フランス・ルージュ・レ・ゾー・ザルブル 2022

トリスタン・ランポン
ヴァン・ド・フランス・ルージュ・レ・ゾー・ザルブル 2022

現在庫 3本 
税込価格¥5,258(税抜き¥4,780)

*Vin de France Rouge Les Aux Arbres 2022 / Tristan Rampon

*ヴォルテックスさんのコメント
 僅かにオレンジがかった赤色。
 熟した赤いプラム、苺やピーチの
 ドライフルーツなどの
 やや充実感のある果実香に、
 赤紫蘇、ドライハーブ、紅茶、
 仄かなフュメ香が加わり、
 少しトーンの落ち着いた印象が伺えます。
 しっとりとした滑らかなテクスチャーの
 ミディアムライトタッチで、
 沁み渡るように口中へと広がります。
 香り豊かで甘やかな果実の風味に
 たっぷりと旨味が絡み合い、
 少しづつドライハーブやフラワー、
 薫香などの風味が重なっていき、
 複雑性を帯びた奥行きのある
 長い余韻が続きます。
 チャーミングな印象と奥ゆかしさを
 兼ね備えた魅力溢れる仕上がりです。

*品種:ガメイ
 全房で10日間のマセラシオン。
 コンクリートタンクで醗酵後、
 1/3を228Lの樽、2/3をステンレスタンクで
 それぞれ7ヶ月間の熟成。
 瓶詰め前にブレンド。
 インポーターはヴォルテックスさん 5本

容量:750ml

生産年:2022年

生産国:フランス・ブルゴーニュ

生産者:トリスタン・ランポン

葡萄品種:ガメイ

トリスタン・ランポン
TRISTAN RAMPON

トリスタン ランポンのワインは
 薄旨ではなく凝縮感が強く感じられる、
 栽培と醸造の両面でリスクを負わねば
 作ることのできない、
 しっかりと内容が詰まったものです。
 弊社取扱いの若手生産者を例に挙げるならば
 ビュジェのタイユール・クイユールのように、
 仕事に対して真剣に向き合い過ぎて、
 ワインにはややクレイジーな側面もありながら
 強いエネルギーを感じられる魅力的な生産者だと思います。
 標高は520mとボージョレ地方ではかなり高く、
 その結果として冷涼感が葡萄に備わり、  加えて醸造由来の揮発酸とも絶妙にバランスが取れており、
 ボージョレの2022Vではとても印象深い味わいだと
 自信を持ってお勧めいたします。
 ちなみに2021Vは初訪問時に完売しておりましたが、
 2022年とは正反対の冷涼な年であったにも関わらず
 緻密でありながら繊細、妖艶さも窺えるワインでした。
 対照的な2ヴィンテージですが、
 いずれも素敵なワインを造る生産者だと確信しました。
 「ドメーヌ」
 2024年時点で30歳。
 農家を目指していたため大学での専攻は
 農業学、卒業後数年間は近所の農家で働いていたが
 次第に自然派ワインの道に興味を持ち
 Domaine Saint Cyr(ドメーヌ・サン・シール)に勤めて
 ワイン造りを4年間学んだ。
 初ヴィンテージは2021年。
 当時は勤めながら約1.5haの畑を所有して
 ドメーヌを立ち上げ、徐々に面積を拡大して
 2024年の時点で4.70haを所有。

 *品種構成
 ガメイ4ha(南東向き4ha、北西向き0.55ha、
 他合わせて1haほどの小さな区画が複数)
 シャルドネ7ha(南と西向きの区画)  ガメイの土壌はLe Gneiss(ル・ニェイス)、  これはボージョレの典型的な花崗岩と同じく
 酸性だが更に古い時代に形成された片麻岩で、
 周辺の生産者のワインよりも
 塩味と酸味が強く出る傾向にあるとのこと。
 シャルドネの土壌は別のエリアで典型的な粘土石灰質。
 標高は350m〜520m、
 ガメイの8割は祖父の時代に
 植樹(1940〜60年頃)されたVVで、
 トリスタンが引き継ぐまでは普通の栽培だったが、
 2021年に引き継いで以降、除草剤や殺虫剤、
 化学肥料はもちろん硫黄と
 銅以外の農薬散布をすることなく、
 現在に至るまで一度も耕していない。
 収穫量から推察できるものだけでなく、
 畑仕事のクオリティは、極めて厳しい剪定と
 摘芽を行っているジュラ地方の
 ルノー・ブリュイエール&アデリーヌ・ウイヨンと
 同じくらいだと感じます。
 これはVVとはいえ天候に恵まれた2023年の収穫量も
 大変に少なかったことが納得できるほど、
 2024Vの収穫に向けて残している枝の数が少ないため。

 *単位収穫量と生産本数
  2021:7hl/ha(霜、べと病、雹害が原因)1500本
  2022:14hl/ha(雹が原因)4000本
  2023:20hl/ha(猛暑ではあったが天候には比較的恵まれて
          やっとまともな量が取れた年)8000本
 *醸造
  常に全房でセミマセラシオンカルボニック。
  ガメイはコンクリートタンクと228L樽、
  シャルドネは量が極端に少ないため
  今のところテンレスタンクで醸造。
  2021Vと2022Vは生産量が極端に少なかったので、
  ガメイは若木とVVをブレンドして
  Aux Arbresの1キュヴェのみ醸造。   生産量が少しだけ増えた2023Vから
  若木とVVを分けて醸造。
  バスケットプレス機を用いて手作業でゆっくり行い、
  タンクや樽で自然発酵させて寝かせるのみ。
  添加物は一切なしのVin pur jus。
  極力シンプル、しかし丁寧に醸造して
  低収量ならではのぶどうが持つポテンシャルを
  可能な限り自然に、ワインへ転換させることを意識している。
  ワイン名の”Aux Arbres”とは「森へ行こう!」という意味で、
  ラベルデザインも含め彼の自然に対する
  情熱を表す意味が込められています。

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