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*ホームページからのご注文は常時受け付けています。
更新日は 2024年 10月 24日 です。
2024年10月 | ||||||
★ダミアン・ポドヴェルシッチ
●DOC ヴェネツィア・ジュリア・ビアンコ・リボッラ・ジャッラ 2019
*DOC Venezia Giulia Bianco Ribolla Gialla 2019 / Damijan Podversic
*2019年は綺麗な透明感のある味わいに
仕上がっております。
液体のスムーズさはダミアンらしからぬ
洗練された印象です。
これからの方向性が見える印象です。
正直、森田屋は戸惑いがありますが
とてもよいワインに仕上がっています。
是非この変化を体感して下さい。
2024年10月9日試飲
エヴィーノの新津くんの感動のコメントも添えます。
以前ダミアンが語っていた言葉ですが、
「ヴィンテージの特徴は1年間の気候に
左右されるものではない、
収穫前1ヶ月間の気候(気温差、雨、日照)によって
色付けされる」。
それを裏付けるように前回2017 は、
一般的には「暑い年」と言われますが、
ダミアンにおいては正反対の
「冷涼さ、繊細さ」を感じるワインでした。
2018年は、貴腐の割合でいえば
2017年ほどではありませんが、果実の成熟、
酸の柔らかさ、これまでのヴィンテージにはない
バラ ンス感をもった年だと思います。
全体的には暑さよりも冷涼さや
雨の多いヴィンテージではありました。
しかし収穫前の1ヶ月、
例年より昼夜の気温差が少なかったこと、
そして湿度が高く全体 40%ほどに
貴腐の恩恵があった事で、
ダミアン的には「暑い年」、
「寒い年」両方の表情を持ち合わせた
ヴィンテ ージだと考えると、
非常にわかりやすいかと思います。
種子・果皮まで完熟し、
さらに貴腐の恩恵も持っているリボッラ ジャッラ。
貴腐由来の繊細でいて奥行きのある酒質と、
果実由 のふくよかさやアロマ、
余韻の長さは、例年に比べ非常にストレートで
伝わりやすい、そして何より現時点で
非常にバランスが取れている事に驚かされます。
これまでのダミアンで、リリースの時点で
ここまで均整がとれているのは珍しく、
ヴィンテージの変化以上に、
近年ワインのクオリティが上がっている事を
実感しております。
容量:750ml
生産年:2019年
生産国:イタリア・フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア
生産者:ダミアン・ポドヴェルシッチ
葡萄品種:リボッラ・ジャッラ
2024年10月 | ||||||
★ ダミアン・ポドヴェルシッチ
DAMIJAN PODVERSIC
★1998年よりカンティーナを立ち上げ、
リボッラジャッラをはじめとしたフリウリ特有のブドウを栽培。
1985年、フリウリのワインに造りの「定説」に一石を投じたヨスコのもとには、
多くの造り手が集まり
(今では素晴らしい造り手ばかり、
のちにそれぞれの価値観を持ち、離れていくことになる。
当時の彼のカンティーナには溢れんばかりの熱意と信念、
才能が集まっていた。)、
濃密な時間を共に過ごすダミアンは、自身今までにないほど多くの事を学び、
(本人曰く、技術的なことではなく、
より内面的な部分で学ぶことの方が多かったという。)
自身のフィロソフィを築いていくこととなる。
土地への最大限の敬意、概念に囚われない醸造、果皮の本質を見せるワイン、
揺るぎない信念(頑固さ)をもつダミアン。
「畑での仕事量こそがワインの根幹を成す」その言葉通り、
畑仕事への追及はどの生産者よりも激しい(恐ろしい)。
マルヴァージアイストゥリアーナ、フリウラーノを主に
ピノ・グリージョ、カベルネ、メルロー栽培、
祖父から受け継いだサンフロリアーノの2haの畑にはシャルドネ、フリウラーノ、
メルローを栽培。畑では年により必要最小限の銅と硫黄物を使うのみで、
一切の肥料、薬品類を使用しない。さらには土壌の耕転さえも行わない。
春から夏にかけての徹底した除葉と摘房、果実の収量制限を行う。
また、収穫に至っては樹上に極限まで残し熟成を促す、
結果収穫は10月以降、雨が少なく条件が整った場合は
11月に至ることも少なくない。
コッリオ周辺特有の湿度の高さは、一定の条件を満たすことで、
ボトリティスノービレ(貴腐)の恩恵を受けることができる。
そうしてボトリティスをまとった白ブドウを収穫。
畑での徹底的なこだわりと作業量の多さ(過酷さ)は、
他のどんな造り手にも引けを取らないほど。
貴腐化した果実を含むため、非常に厳しい選果を行ってから除梗。
縦型の開放式大樽の中にて2か月以上のマセレーションを行いつつ、
野生酵母にて醗酵。
圧搾後、大樽にて熟成。4年以上のサイクルにてボトル詰め。
土地の持つ強烈なミネラル、完熟した果実、骨太な酸、
さらにはボトリティスの恩恵を受けた彼のワインは、
豊かさと旨みはもちろんの事、
他のいかなるワインとも異なる個性を持つ。
インポーターのエヴィーノさんの資料より
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