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*ホームページからのご注文は常時受け付けています。
更新日は 2024年 11月 17日 です。
2024年11月 | ||||||
★レ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌツィ
●ヴィーノ・ダ・タヴォラ・ビアンコ・ラッボッカテッロ(LOT2,LOT3) 2012
*Vino da Tavola Bianco L’abboccatello 2012(LOT2,LOT3) / Le Coste di Gain Marco Antonuzi
*再入荷です。
*みにくいアヒルの子的なワインですね!
偶然の産物と時がおりなす魔術は柔らかさと香ばしい質感を備えた、
不思議な魅力のある液体です。
少なめの発砲感はスパイスの効いたレモンやシトラスの印象。
ほんのわずか花凛も。7/29/2020試飲
*ハーブの効いたレモネードなほんのり甘みもあります。
泡の感じは以前よりも弱めに弾けます。8/11/2020試飲
品種:プロカーニコ、樹齢20~30年。
2014年にリリースしたワイン。
ロット別で残糖が 多いタンクのものは、
オリを攪拌して王冠でボトル詰め。ビン内で再び醗酵が始まるのを待つ。
2018年にデゴルジュマンを行い12ヶ月の熟成。
自然に醗酵が始まるのに6年も費やしたという。
負けず嫌いのジャン・マルコらしさを感じるワイン。
*保存環境と時間の問題で、王冠部分にサビが発生しているボトルが見られます。
お飲みになる際に瓶口を拭いていただくことをお勧めいたします。
エヴィーノとしては2014年にリリースさせていただいた懐かしいワイン。
当時ビアンケットが初めてリリースされた時の事でした。
近年よく見られる猛暑によって酵母が減少し、
醗酵不良に陥ってしまったタンク。
醗酵が止まり、残糖があるビアンケットの樽。
その中でもまだ残糖の少ない1樽を
L'abboccatelloラッボッカテッロいう名前でリリース(LOT1)。
しかしもっと残糖が多く、ジャンマルコ自身もリリースを断念した
2つの樽(LOT2,LOT3)はスパークリング用のボトルに王冠で打栓。
ボトル詰め前に再度オリと攪拌し、瓶内で再び醗酵が始まるのを待つことに、、。
しかしながら、一度止まった醗酵がそう簡単に動くというものでもなく。
かろうじて酵母の活動が見られ醗酵が終わったのは、なんと6年後の2019年!?
ジャンマルコ曰く、「当時はまだ瓶内醗酵の難しさや、
猛暑の酵母不足について経験がなかった。」
この時の経験によって翌年生まれたワインが、
瓶内再醗酵のフリッツァンテ「ピッズィカンテ」だと聞くと、
非常に興味深いです!
ただ、このラッボッカテッロ。現時点でも発泡は極僅か、
まだ少し残糖は感じます。
ただ、その味わい、心地よさに本当に驚かされました。
やはり、長い熟成によってワイン全体 の一体感はもちろん、
バランス感が養われたんだと感じます。
ベースである原酒は、ビアンケットということもあり、
偉大さを持ったワインではありませんが、
その掛けた手間と年月に見合う、素晴らしいワインだと思います!。
インポーターはエヴィーノさん 6本+3本
*お一人様1本で、他の条件のない同額程度のワインをご購入が条件です。
生産年:2012年
生産国:イタリア・ラッツォ
生産者:レ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌツィ
葡萄品種:プロカーニコ
2024年11月 | ||||||
★ レ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌツィ
LE COTSE di GIAN MARCO ANTONUZI
★生産者(会社)名は、レ・コステで、
正式にはレ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌツィ。
場所はイタリア中部で、オルヴィエートから車で1時間足らず、
ボルセーナ湖の近傍にある内陸地のグラードリ。
イタリア人のジャン・マルコと、
フランス人のクレマンティーヌというカップルが、
あらたに開いた3ha強の土地で、妥協を排しながらも
実験精神にあふれたビオディナミ流を追い求め、
尋常でない才能と努力をかたむけています。
おいしく楽しいワインが目に浮かぶ、
ジャン・マルコとクレマンティーヌの明るい未来。
2007年秋、ほんのわずかだけ彼の
ファースト・ヴィンテッジが入荷いたしました。
これから少しずつ、美しくておいしいワインが届きはじめます。
思い出しただけでも、心がわくわくしてきそうな畑、
セラーと、ジャン・マルコ本人。
まだまだ植えたばかりゆえ、気の遠くなるような話ですが、
間違いなく本格的な大型新人の登場です。
その頃はまだ手が届く価格であった
エドアルド・ヴァレンティーニを、毎日のように楽しんでいたそうです。
優しいまなざしの中に、鋭さを秘めたジャン・マルコは、
コルビエールでワインを造っていたクレマンティーヌとともに、
父上の出身地にもどりました。
グラードリの村でワイン造りをする決心をしたのは、
景勝地として名高いボルセーナ湖に臨む父方の故郷には、
素晴らしいテロワールがあり、牛・ロバ・馬・羊を育てながらの
ブドウ栽培ができる環境があるからでした。
そうです、彼は自前のプレパラートでビオディナミを実践し、
セラーの奥に接する理想的な冷涼な洞窟の中で、
自然派の極致ともいうべきワインを造ろうとしているのです。
ワイン造りは、ジャン・ダール、パカレ、リナルディ、ディディエ・バラル、
ジェラール・シュレールで学び、サンジョヴェーゼの苗は、
ジョヴァンナ・モルガンティとジャンフランコ・ソルデラから、
アレアティコはマッサ・ヴェッキアから入手。
畑の1/3はヴィーニュ・フランセーズと聞いただけで、
興味をもたずにおられるでしょうか。
2002年に初めて彼に出会って以来、私は「あなたがワインを造ったら、
一番に知らせてね」と言い続けてきました。
ブルーノ・シュレールから「彼はまだ植えたばかりだから、
当分ワインは出てこないよ」と聞いていましたが、
2006年に近隣のブドウを分けてもらって、
ロッソ、ビアンコと甘口ワインを一樽づつ作ったと聞き、
まず塚原が昨年6月に飛んでいきました。
奥行き30mもある洞窟には、
リナルディから譲り受けたスラヴォニアン・オークの
ボッテが二つと、パカレから譲り受けた600リットルの樽、
大小さまざまな実験的なキュヴェが控え、
ワインはいずれも不思議なほど還元臭や酸化香の片鱗すら感じさせない、
優しく美しい味わいです。
なお、フラン・ピエ中心の畑でブドウの生育に年月がかかるため、
本格的な生産はこれからですので、楽しみにじっくりお待ちください。
醸造:樽醗酵/樽熟成を行っている。新樽率は10%にも満たないが、
今後は増やしていく予定。
残りは1、2、3年使用の樽を使っている。醸造時には亜硫酸を添加せず。
ドサージュは行わない。醸造過程ではいっさい機械が与することなく、
醸造のための添加物はまったく用いません。
醗酵は土着酵母によって自然に始まり、二酸化硫黄も添加しません。
マロラクティック醗酵は、春季発動が自然に起こります。
醸造と熟成の生産プロセスは一定せず、
ヴィンテッジ(ブドウの成熟度や清潔度)、
ブドウの品種や樹齢などによって変ります。
そのワインに求められるタイプ次第で、単一畑から造るのか、
それとも他の畑産ブドウと混醸するかを選び、醸造はシンプルかつ
自然な手法によって行います。白ワインの場合も同じような選択枝があり、
部分的なマセラシオンを行うことがあります(2006年は25日間)。
土着酵母による醗酵の進行も気ままで、マロラクティック醗酵は通常、
春に再開します。
ラシーヌの合田さんのコメントです。
*モリタ屋のレ・コステはラシーヌさんとエヴィーノさんから。
主にラシーヌさんから頂いておりますが、
沢山試飲させてもらっている為、エヴィーノさんからも!
どちらも素晴らしいインポーターです。
納品の際はインポーターは選べませんのでご了承ください。
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