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実店舗の定休日 日曜、月曜日
■は定休日です。
■は午後2時頃からの営業。
*ホームページからのご注文は常時受け付けています。
更新日は 2024年 11月 17日 です。
2024年11月 | ||||||
★ドメーヌ・ド・カシオペ
●ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ・ルージュ・レ・ペーズ 2022
*Bougogne Hautes Cotes de Beaune Rouge Les Paizets 2022 / Domaine de Cassiopée
容量:750ml
生産年:2022年
生産国:フランス・ブルゴーニュ
生産者:ドメーヌ・ド・カシオペ
葡萄品種:ピノ・ノワール
2024年11月 | ||||||
★ カシオペ
DOMAINE de CASSIOPÉE
★地域:Bourgogne ブルゴーニュ
地区、村:Sampigny-lès-Maranges
サンピニー・レ・マランジュ
醸造・栽培責任者:Tallulah & Hugo Mathurin
タルラ&ユーゴ・マチュラン
Instagram: https://www.instagram.com/domaine_de_cassiopee/
【ワイナリーと造り手について】
2020年マランジュに設立されたワイナリー。
共同代表のローヌのヴァランス出身のタルラと、
パリ郊外出身のユーゴは、
どちらもワイン生産にかかわりのある
家柄ではなかったが、お互いがボルドーで
農業技術者と醸造家の勉強をしていた時に出会う。
卒業後はそれぞれ別々のワイナリーで就業や
研修を行うことにし、
タルラはバンジャマン・ルルー(ブルゴーニュ) 、
マリー=テレーズ・シャパス(スイス)で、
ユーゴはジャン=マルク・ルーロ(ムルソー) 、
ジャック=フレデリック・ミュニエ
(シャンボール・ミュジニー) で経験を積み、
2020 年にマランジュに5.2haのブドウ畑を購入し
自分たちのワインを造り出す。
2人ともブルゴーニュの出身ではなく、
親縁にもブドウ栽培農家はいなかったため、
畑を見つけることは容易ではなかったという。
ましてやもともとバイオロジック栽培の畑など
見つかるはずもなく、
購入した畑はお世辞にも
良い状態とは言えなかったが、
土壌に生命を取り戻すべく、
バイオロジック栽培へと転換した。
多少の役割分担はあるものの
全てのプロセスの決定は2人で
話し合いながら行っているが、
バイロジック栽培で介入の少ない醸造スタイルでの
ワイン造りというワイナリーの方向性については
議論をするまでもなかった。
マランジュ周辺では彼らと考えを
同じくする生産者は一人を除いていないらしく、
彼らが今のワイン造りを続けて少しでも
後に続く人が増えてくれればと望んでいる。
【畑と栽培について】
マランジュはコート・ドール最南の
地域の一つではあるが、サントネ村から西、
山側に少し入った地形で、
冷涼で湿潤な微気候に恵まれている。
そのため暑いヴィンテージでも
ワインはフレッシュさと酸味を保つことができる。
バイオロジック栽培で使用の認められた
硫黄と銅の散布に加え、
バイオダイナミック農法の調合材も使用しているが、
バイオダイナミック栽培の認証は取得していない。
畑はサンピニー・レ・マランジュ村を中心に
約10の区画、5.2haを所有。
マランジュやサントネの1級畑に隣接する、
ル・ソージョ (この区画のみは賃貸) 、
レ・プラント、ル・バー・デュ・クロの区画を
手に入れることができたのは幸運だった。
【セラーと醸造について】
セラーでは、新しい樽を使わず、
古い樽に加えて石器(Jarre en Gres)や
テラコッタを使用し、醸造添加物は亜硫酸のみ。
できる限り手を加えないワイン造りを模索している。
それぞれのテロワールの特徴を引き出すため、
区画ごとに異なるワインを造っており
現在(2024 年)アリゴテ2種、シャルドネ3種、
ピノ・ノワール6種を生産。
醸造容器には228L-500L の木製樽が主だが、
石器やテラコッタはワインをより還元状態に保ち、
垂直的な骨格を与えるので、
樽熟成のワインとブレンドすることで、
良いバランスになると考えている。
その性質においては、テラコッタよりも
石器の方が酸素透過度が低く、
目的にかなっている。
白ワインの醸造は収穫後ダイレクトプレスで、
ステンレスタンクで、デブルバージュして
樽やアンフォラへ移す。
セラーが狭いのが問題で、家の近くに
新しいセラーを建てようと考えているが、
もう少し先の話になりそうだ。
アンフォラや石器もさらに増やし、
1000Lのフードルも導入していく。
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