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*ホームページからのご注文は常時受け付けています。
更新日は 2024年 11月 17日 です。
2024年11月 | ||||||
★レ・テール・バリオレ/フレスト・ヴェルトローニ
●ヴァン・ド・フランス・ブラン・レ・シュケ 2022
*Vin de France Blanc Les Suquets 2022 / Les Terres Barioles(Freist Veltroni)
*ナッツでオイリーな印象の入り、
熟れた花梨や黄桃の様な果実に、
香ばしさのあるビター感、
角の取れたミネラルが下支えしている。
ネクターの様な液体のニュアンスが
余韻に残ります。
2024年3月27日試飲
*ヴォルテックスさんのコメント
僅かに濁りのあるレモンイエロー。
りんごやみかんのコンポート、
白桃、白い果肉のメロンなどの果実香、
エルダーフラワーやクチナシなど
白い花のふっくらとした甘やかな香り、
クレームブリュレを想わせるバニラや
ビターカラメル、火打石を
想わせる香りが伺えます。
角の取れた滑らかなテクスチャー で、
伸びやかな酸を伴いながら
バニラの甘やかな風味や仄かに
ビターな芳ばしさ、みかんや
りんごのコンポートなどの
果実味が絡み合い、口中へと広がります。
風味は円みを帯び柔らかく
ふくよかな様子で留まり、
酸が全体を支えながら飲み心地に
軽快感を与えています。
開いていくにつれて、
抜栓時に印象的だった
ブリュレのような風味は
液中に馴染むように溶け込み、
みかんやりんごなどの果実味が
引き立ちます。
今後の熟成で樽由来の風味と
果実味がより調和し、
品のある柔らかな味わいが
感じられることでしょう。
容量:750ml
生産年:2022年
生産国:フランス・オーヴェルニュ
生産者:レ・テール・バリオレ/フレスト・ヴェルトローニ
葡萄品種:シャルドネ
2024年11月 | ||||||
★ レ・テール・バリオレ / フレスト・ヴェルトローニ
LES TERRES BARIOLES / FREIST VELTRONI
★エドアルド・ヴェルトロー二
(Edoardo VELTRONI )&
クレール・フレスト(Claire FREIST)は
オーヴェルニュ地方の中心、
ピュイ・ド・ドーム県内のシャリュという
標高500mに位置する小さな街で2022年から
ワイン造りをしている若手カップルです。
Les Terres Barioléesとは
「多彩な大地」という意味で、
彼らが所有する畑の土壌構成を指します。
粘土質の強いマルヌや粘土石灰を始め、
シストや赤土、オーヴェルニュ特有の
花崗岩バザルトなど多種多様な土壌に葡萄が育ちます。
二人とも基本的にはクラシカルな
ドメーヌでの経験を持ちますが、
彼らは初ヴィンテージから亜硫酸を含む添加物を
一切使用しない自然なワイン造りに挑戦しています。
過去にシャサーニュ・モンラッシェの
ベルナール・モローを含むブルゴーニュをはじめ、
短期間ニュージーランドにも渡り
約5年間の修行をしました。
イタリア出身のエドアルドは
トスカーナのフォンテレンツァや
シャンパーニュのアンドレ・ボーフォール、
そしてブルゴーニュを含む多地域で
約7年間の経験を積みました。
二人はブルゴーニュでの研修期間中に出会い、
クレールの出身地オーヴェルニュで
独立することを決意し現在に至ります。
近年オーヴェルニュでは
特に乾燥した気候が続いており、
雨不足の影響で醸造時に滞る傾向にある
醗酵プロセスが初年度から彼らを悩ませました。
しかし、お互いの考えを真剣にぶつけ合い、
対等に論じサポートし合える彼らの関係性は
とてもポジティブであり、二人で切磋琢磨して
目指す方向に向かっています。
いずれは二人の哲学が本当の意味で
融合・調和し、標高が高く多彩な土壌構成を持つ
このオーヴェルニュという地で彼ららしい
ワインを造り出していくことでしょう。
*畑及び醸造について。
赤のマセラシオンは全て全房によって行われ、
白も含め228L樽で熟成。
白は主にダイレクトプレス後、
軽くデブルバージュを施し樽へ。
*品種:シャルドネ、シャルドネミュスカテ、
ピノ・ノワール、ガメイ。
・シャルドネ「Chalenta」と
「Muscaté」の混植区画:
標高520mで東向き斜面。
粘土砂質と石灰にバザルトの
花崗岩が混じり合う土壌。
・シャルドネ「Les Suquets」:
標高500mで南向き斜面。
赤土やマルヌ、シストが混じり合う土壌。
・ピノノワール「La Boudeuses」と
「Chirouze」の混植区画:
標高550mで南向き斜面。
シストやマルヌ、石灰が混じり合う土壌。
・ガメイ「La Condamine」:
標高500mで複数の区画に分かれ、
斜面の向きは北以外の全て。
赤土と粘土が混じり合う土壌。
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