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*ホームページからのご注文は常時受け付けています。
更新日は 2024年 11月 17日 です。
2024年11月 | ||||||
★ダミアン・ポドヴェルシッチ
●DOC ヴェネツィア・ジュリア・ビアンコ・カプリャ 2018
*DOC Venezia Giulia Bianco Kaplja 2018 / Damijan Podversic
*森田屋のお気に入りはこのカプーリャ!
去年のよりドライな仕上がりですが
少しリキュール的な液体の粘度と密度があります。
次第に雪解けしながらクールな味わいが広がっていきます。
熟れたリンゴに胡椒のようなスパイスの効いた
塩味の効いたミネラルをいっぱい感じながら
少し蜜も感じるドライなフィニッシュに向かいます。
新津くんのコメントも添えます。
ダミアンの造るワインの中で唯一、
複数の品種をブレンドした白。
ダミアン曰く「リボッラ ジャッラと近い印象」という、
奥行きを表現するシャルドネをベースに、
広がりを持つ2つのブドウによって、
彼の考える最高の一滴
(雫しずく=Goccia イタリア語=Kaplja スロヴェニア語)
という名を冠したワイン。
ワインの骨格となるシャルドネに、
マルヴァジーアのヴォリューム、
フリウラーノの柔らかいアロマ。
それぞれの品種の足りない部分を
補い合うカプリャは、
近年のヴィンテージを振り返ると、
リボッラに並んで非常にポテンシャルが高いですが
リリースしたてでは固く、
少し時間がかかるという印象でした。
しかし今回 2018年においては、
例年のような強さよりも、
それぞれのブドウの一体感をすでに感じる状態。
ポテンシャルがないというより、
すでに均整がとれているように感じます。
いつもの「カプリャらしい」バランス感に加え、
果実的な魅力、さらには繊細さ奥行きも
兼ね備えた贅沢な味わい。
奥行きだけでなく、ヴォリュームも
兼ね備えているカプリャ、
他の白にはない圧倒的なバランス、
完成美を持ったワインです。
容量:750ml
生産年:2018年
生産国:イタリア・フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア
生産者:ダミアン・ポドヴェルシッチ
葡萄品種:シャルド、フリウラーノ、マルヴァジア、イストリアーナ
2024年11月 | ||||||
★ ダミアン・ポドヴェルシッチ
DAMIJAN PODVERSIC
★1998年よりカンティーナを立ち上げ、
リボッラジャッラをはじめとしたフリウリ特有のブドウを栽培。
1985年、フリウリのワインに造りの「定説」に一石を投じたヨスコのもとには、
多くの造り手が集まり
(今では素晴らしい造り手ばかり、
のちにそれぞれの価値観を持ち、離れていくことになる。
当時の彼のカンティーナには溢れんばかりの熱意と信念、
才能が集まっていた。)、
濃密な時間を共に過ごすダミアンは、自身今までにないほど多くの事を学び、
(本人曰く、技術的なことではなく、
より内面的な部分で学ぶことの方が多かったという。)
自身のフィロソフィを築いていくこととなる。
土地への最大限の敬意、概念に囚われない醸造、果皮の本質を見せるワイン、
揺るぎない信念(頑固さ)をもつダミアン。
「畑での仕事量こそがワインの根幹を成す」その言葉通り、
畑仕事への追及はどの生産者よりも激しい(恐ろしい)。
マルヴァージアイストゥリアーナ、フリウラーノを主に
ピノ・グリージョ、カベルネ、メルロー栽培、
祖父から受け継いだサンフロリアーノの2haの畑にはシャルドネ、フリウラーノ、
メルローを栽培。畑では年により必要最小限の銅と硫黄物を使うのみで、
一切の肥料、薬品類を使用しない。さらには土壌の耕転さえも行わない。
春から夏にかけての徹底した除葉と摘房、果実の収量制限を行う。
また、収穫に至っては樹上に極限まで残し熟成を促す、
結果収穫は10月以降、雨が少なく条件が整った場合は
11月に至ることも少なくない。
コッリオ周辺特有の湿度の高さは、一定の条件を満たすことで、
ボトリティスノービレ(貴腐)の恩恵を受けることができる。
そうしてボトリティスをまとった白ブドウを収穫。
畑での徹底的なこだわりと作業量の多さ(過酷さ)は、
他のどんな造り手にも引けを取らないほど。
貴腐化した果実を含むため、非常に厳しい選果を行ってから除梗。
縦型の開放式大樽の中にて2か月以上のマセレーションを行いつつ、
野生酵母にて醗酵。
圧搾後、大樽にて熟成。4年以上のサイクルにてボトル詰め。
土地の持つ強烈なミネラル、完熟した果実、骨太な酸、
さらにはボトリティスの恩恵を受けた彼のワインは、
豊かさと旨みはもちろんの事、
他のいかなるワインとも異なる個性を持つ。
インポーターのエヴィーノさんの資料より
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