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実店舗の定休日 日曜、月曜日
■は定休日です。
■は午後2時頃からの営業。
*ホームページからのご注文は常時受け付けています。
更新日は 2024年 11月 17日 です。
2024年11月 | ||||||
★レ・ヴィーニュ・ド・ラトリ(エリーズ・ハマン)
●ヴァン・ド・フランス・ペティアン・ロゼ・ノール 2021
*Vin de France Petillant Rosé Nour 2021 / Les Vignes de l’Atrie(Elise Hamant)
*ミカン、シトラスの果実に柑橘系の酸が立ち、
少し揮発気味の酸が後から加わる印象。
泡は弱めの微発泡な感じで
しっとりと口の中で広がります。
中盤から香ばしい果実が膨らんで
焼き林檎やアプリコットの果実の余韻を残します。
8/30/2023試飲
*ヴォルテックスさんのコメント
やや淡いオレンジ色。
熟した黄プラムやアプリコット、桃、さくらんぼ、
りんごのコンフィチュールなど
果肉感のある果実の香りに、
ドライフラワーや甘草など甘やかな香りを持つ
ドライハーブの複雑な印象、生花や茎、厚葉など
清涼感を感じさせる仄かに
青みがかった香りが加わります。
香りの落ち着いた様子に比べて、
口に含むと果実の甘みやフルーティーで
芳醇な果実味を強く感じ、微細なガスと共に
ふっくらと広がります。
円みを帯びた口当たりでアプリコットのような
小気味良い酸が全体を支え軽快感があり、
熟したさくらんぼやプラム、
煮詰めたりんごなど充実感のある果実の甘やかな風味に、
ドライハーブやドライフラワーなどのニュアンスが重なり
深みや複雑性を感じさせます。
ジューシーな果実味と落ち着いた雰囲気が
溶け込む味わいです。
容量:750ml
生産年:2021年
生産国:フランス・ロワール
生産者:レ・ヴィーニュ・ド・ラトリ(エリーズ・ハマン)
葡萄品種:カベルネ・フラン、グロロー
2024年11月 | ||||||
★ レ・ヴィーニュ・ド・ラトリ(エリーズ・ハマン)
Les Vignes de l’Atrie(Elise Hamant)
★エリーズは約10年間に渡り農業に関った後、
2018年にエゼネ(Aizenay)というナント市から
南に約一時間下った町に唯一残された
レ・ヴィーニュ・ド・ラトリの葡萄畑4haを引き継ぎました。
彼女は限りなく畑を自然な状態に近づけたいという思いから、
既に2012年よりビオロジック農法で作業された畑を
2018年から耕起作業は部分的にのみ行い、
冬には畑に羊を放牧して動物に草刈りをさせ、
同時に糞から有機物を畑に運ぶなどの工夫をしています。
土壌は花崗岩やシストと少しの雲母からなる、
ローム土(粘土と砂の間のシルトが多い土)と
砂質土が混ざり合ったテロワールで、
品種はグロロー、ガメイ、カベルネフラン&ソーヴィニョン、
シャルドネ、グロローグリを栽培。
春から夏にかけては一般的に使われる硫黄と銅の使用を極力抑え、
代わりに肥料や煎じ薬、ハーブティー又は
エッセンシャルオイルなどを使い
自然なバランスを生む考えのもと
葡萄の木や土壌のトリートメントを行います。
このように自然に大きなリスペクトを払う彼女のワインには
人的介入を感じないどこか素朴な印象を受けます。
醸造時も極力ワインに手を加えないところ、
時には少しワイルドな味が出るものもあり、
以前のグリオットを少し思い返すような生産者です。
非常に残念ながら彼女は2021年ヴィンテージを最後に
ワイン造りを辞めてしまい、
次のステップへと進む方針ですが、
最後に彼女のワインを日本で紹介できる事を嬉しく思います。
ヴォルテックスさんの資料より