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*ホームページからのご注文は常時受け付けています。
更新日は 2024年 11月 17日 です。
2024年11月 | ||||||
★タンプル・ド・ゴール(シャトー・ド・ゴール)
●ヴァン・ド・フランス・ルージュ・ピノ・ノワール・オマージュ・オリヴィエ(ニコラ) 2021
*Vin de France Rouge Pinot Noir Hommage Olivier (Nicolas) 2021 / Temple de Gaure
12本追加+12本追加+12本追加+12本追加
*正直、まだ硬いです。
前日抜栓のデキャンタージュしたワインも飲みましたが
タンニックです。
ただお気に入りのニコラ・ルナールが醸造したので
寝かせるのを前提に購入しました。
容量:750ml
生産年:2021年
生産国:フランス・ラングドック
生産者:タンプル・ド・ゴール(シャトー・ド・ゴール)
葡萄品種:ピノ・ノワール
2024年11月 | ||||||
★ ニコラ・ルナール(シャトー・ド・ゴール)
NICOLAS RENARD(CHATEAU de GAURE)
★◆シャトー・ド・ゴールでのワイン造りについて ニコラ・ルナールから
「リムーで僕がコンサルタントをするワインがあるのだけれど、
興味ある?」と、
またしても突然話が降ってきたのが2021年の夏。
シャトー・ド・ゴールという生産者の
コンサルタントをすることになり、
2021年VTの醸造からリムーでの
ワイン造りを手伝うことになったという。
シャトー・ド・ゴールは50ha以上の畑をワイナリーなので、
オー ナーのピエール・ファーブルと話し合いながら、
少量ずつニコラの考えるワイン造りを
していくことになるだろう、という話だった。
大きく不安に思いながらも、
ニコラの手掛けるグルナッシュ、シラー、シュナン、
シャルドネ、ペット・ナットなどなど、
期待せずにはいられないフレコミで、
ラシーヌからNOという
返事をすることはありえなかった。
ピエールもラシーヌにニコラの
関わったワインの紹介については積極的で、
まだ出来上がっていないワインの購入が決まった。
2022年春に試飲した、熟成中のワインは、
生産地が違ったとしても、
ニコラ作のワインだと納得のいくものだった。
しかしその頃からお互いに
意思疎通が難しくなってきている、
とニコラとピエールのやり取りを
ラシーヌが介することが多くなった。
片や50haの畑を所有するワイナリーのオーナーと、
片や年産10000本に満たないワインを
洞窟で生産する風来坊。
わかり切っていたことなのかもしれないが、
2022年の夏に二人の共同プロジェクトは解消してしまう。
「ワインにおいてブドウ栽培が何よりも大事で、
醸造で出来ることは何もない」と
ワインの造り手はしばしば口にする。
とはいえ誰がどのように、
どこまでワイン醸造に関わってきたかも
同様に重要な要素であることには疑いが無い。
共同プロジェクト解消の2022年夏時点で、
ラシーヌが購入を約束していたワインは
全てシャトー・ド・ゴールにて熟成中で、
それらのワインの原料となる
ブドウの栽培にニコラは関わっていない。
ラシーヌとしてはワインの醸造から瓶詰までだけでも、
ニコラに完結してもらわなければならない。
ピエールとニコラを根気よく説得し、
2022年11月にニコラの監督の元、
赤ワイン(グルナッシュ1種とシラー2種)の瓶詰めを
してもらうことが出来た。
白ワインとペット・ナットについては、
ニコラの手による瓶詰をすることが不可能だったため、
購入を断念。
プロジェクトの立ち消えは残念でならないが、
もしまた同じような話があったら何度でも
乗ってしまいたくなるような夢のあるプロジェクトだった。
赤ワインすら到着しなかったらと思う と気が気でなかったが、
ワインは無事入港し日本市場に紹介できる運びとなった。
上記のような理由から100%ニコラのワインとは
言えないかもしれないが、
収穫から瓶詰までニコラの監督の元で行われた。
「収穫のタイミングは出来上がるワインの方向性を
決定づける重要な事項だ。
ロワールと醸造所のあるリムーを
行き来するのは大変だったけれど、
瓶詰まで責任をもって行うことが出来たし、
素敵な人たちに出会うことが出来た。
最終的にはド・ゴー ル側とのやり取りが
難しくなってしまったが、
最後まで僕を信じて指示通りに
ワインの管理を行ってくれたマチューと、
ド・ゴール敷地内で民宿を営むブノワとテレーズには
感謝してもし きれない。」とニコラ。
※キュヴェ名はどれもアルデリカ
(シャトー・ド・ゴールの地域に伝わる
伝説に登場する王女の名に由来)で、
それぞれ品種名が記載されている。
シラーの2種の畑名は裏ラベルに記載。