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*ホームページからのご注文は常時受け付けています。
更新日は 2024年 11月 17日 です。
2024年11月 | ||||||
★オリヴィエ・カルル
●ヴァン・ド・フランス・ブラン・バルブ・ルース 2020
*Vin de France Blanc Barbe Rousse 2020 / Olivier Carl
*オレンジというよりは赤に近い色調で、
そのイメージのままに味のしっかり乗った
熟度を感じる味わいです。
少し甘みのあるべっこう飴の様なニュアンス。
いつもはこの手のワインは躊躇しますが、
キレが良くアセロラのニュアンスも残し、
綺麗なスパイス感がアクセントになっているので
購入を決定しました。
7/2/2023試飲
容量:750ml
生産年:2020年
生産国:フランス・アルザス
生産者:オリヴィエ・カルル
葡萄品種:ゲヴルツトラミネール
2024年11月 | ||||||
★ オリヴィエ・カルル
OLIVIER CARL
★オリヴィエのドメーヌは、アルザスの中心都市である
ストラスブールとコルマールを結ぶ
ワイン街道の中程に位置する村、
「ダンバッハ・ラ・ヴィル」にあります。
ダンバッハは、ローマ時代よりぶどう栽培が
行われている伝統ある村で、
一番の特徴は花崗岩の土壌にあります。
それには象徴的なモニュメントがあり、
1323年に建設された厚い花崗岩の壁による城壁です。
この花崗岩が、ワインに華やかさを
もたらしてくれます。
もうひとつは、とても乾燥した気候で、
アルザスの特徴でもある
ボトリティスが殆ど付かないことから、
ぶどうの成熟期にじっくりと健全にぶどうが
完熟するという点です。
したがって、辛口ワインの生産にはとても向いた
テロワールであると云えます。
現在ワイン造りを行うオリヴィエは、
7代目に当たる伝統ある家系の育ちです。
20世紀初頭、祖父母に当たるマリールイーズと
アドルフの時代には複業農業を営んでおりました。
つまり、羊飼いをしたり、家畜を飼ったり、
野菜の栽培をしたりしながら、
ぶどう栽培を行いワインを造っていたのです。
元々は造ったワインを樽に詰めて売っていましたが、
1923年、当時としてはとても珍しかった、
瓶詰めで販売することを始めたところ、
地域のレストランでとても好評を博しました。
1960年代には、父アンドレが
品質の高いワインを瓶詰めし、
ドメーヌに人を招き試飲会を開催したところ、
大繁盛となりました。
カルル家には、高品質なワインを造り多くの人たちに
喜んでもらいたいという伝統があったのです。
オリヴィエの活動
オリヴィエは2000年からドメーヌの仕事に携わり始め、
2004年19歳の時にワイン造りを
父アンドレから引き継ぎました。
オリヴィエは、農薬がぶどうの栽培に
悪影響を与えているのに気付き、
化学合成農薬の使用を減らしていきました。
そして完全に有機栽培に移行し、
2015年ヴィンテージからラベル上にも「AB認証」と
「エコセール認証」を表示し始めました。
またオリヴィエはヴァン・ナチュールの
取り組みも始め、
2015年ヴィンテージで初めて酸化防止剤を
一切使用しないキュヴェを造り出しました。
その働きが評価され、2016年からは
ビネール率いるピルーエットのワインも造りました。
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