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*ホームページからのご注文は常時受け付けています。
更新日は 2024年 11月 17日 です。
2024年11月 | ||||||
★オーレリアン・エ・シャルロット・ウイヨン
●ヴァン・ド・フランス・ルージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2021
*Vin de France Rouge Vieilles Vigne 2021 / Aurelien et Charlotte Houillon
*ルビー色。
苺やフランボワーズ、グリオットチェリーのコンポートなど
やや凝縮した赤系果実の香りに、
ドライプルーンやデーツなど果肉の
しっかりとしたドライフルーツ、オールスパイスなどの
スパイス香がほどよく加わります。
色合いや果実の香りからミディアムスタイルの
若々しい様子が見受けられますが、
その中にも古木由来の複雑性や深みを感じさせます。
一瞬ピリッと舌先をかすめるガスがあたり、
繊細で軽やかなタッチで流れるように
口中へと広がります。
ボーヌのピノ・ノワールのように
やや充実した果実味とフランボワーズを想わせる
いきいきとした酸が絡み合い、
可憐でエレガントな印象を感じさせながら膨らみ、
徐々にオールスパイスやドライフルーツの
ニュアンスが溶け込み、
繊細な中に複雑性やコク深い様子が加わります。
この先の熟成で更に奥深く繊細で
上品な印象に拍車がかかり、魅力が増していくことでしょう。
容量:750ml
生産年:2021年
生産国:フランス
生産者:オーレリアン・エ・シャルロット・ウイヨン
葡萄品種:グルナッシュ
2024年11月 | ||||||
★ オーレリアン・エ・シャルロット・ウイヨン
AURELIEN et CHARLOTTE HOUILLON
★オーレリアン・ウイヨンは、ジュラのコンテ出身です。
彼は14歳の頃からピュピアンのピエール・オヴェルノワの元で
兄のエマニュエル・ウイヨン、姉のアデリーヌと共に
約20年間葡萄の栽培及び醸造について学びました。
幼い頃から長きにわたり目や耳、そして体全体で感じてきた自然なワインを、
現在のフォコンでも造り続けています。
ジュラで学んだことを生かして新しい葡萄品種の開発、
そしてバイオダイナミクスを用いて
葡萄畑の土壌を変える仕事をしていました。
アルジェリアのトゥアティ出身の妻シャルロットは
2つの博士号を取得した才色兼備の女性で、
古代文書の研究のため中国やエチオピアなどへ赴き、
そこで植物から紙を作る伝統的な方法や
天然色素での染色芸術なども学びました。
エチケットに使用された紙材は、シャルロットが
葡萄の枝や果梗を利用して作成したものです。
二人の劇的な出会いはシャルロットがスイスに戻り
大学でヨーロッパにおける染色技術の研究を終えた後、
次は一転して農耕馬の仲介業に就き、葡萄畑を馬で耕作している時でした。
彼らは2017年3月に、ヴォーク地方のフォコン、
ツール・ド・フランスのコースとして名高いモン・ヴォントゥの麓にある、
4haの葡萄畑と5haの森や湿原に囲まれた土地に定住しました。
カーヴはもちろんのこと家も水道も電気すらなく、
全てを自分達で作りあげ、カーヴは収穫の1週間後に完成しました。
9月27日には娘さんが誕生し、2017年は彼らにとって
変わり目の素晴らしいスタートの年となりました。
森に囲まれ他からの影響も受けない好立地で、
粘土石灰と砂が主体となっています。
砂は砂質が固まってできた岩が風化したもので、
「ラ・ロッシュ・クークルド」と呼ばれる特徴的な土壌です。
現在は樹齢約25歳から65歳のグルナッシュ 2.5ha、シラー1.3ha、
そして0.2haのサンソーを栽培しています。
馬のヴィクトワール(Victoire)とロバのカストール(Castor)が
農作業を手伝い、またコンポストも彼らの糞を利用しています。
ピエールから学んだことを生かしながらジュール・ショーヴェの醸造法を
採用し酵母や亜硫酸は一切使用せず、
葡萄の力による自然な醸造でろ過もしません。
瓶詰は重力を利用して行っています。
ヴォルテックスさんの資料より
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