おもしろワインや もりたやのホームページにようこそ!
144-0046
東京都大田区東六郷2-9-12
MAP
電話 03-3731-2046
e-mail sakemorita@nifty.com
営業時間 AM 12:00 〜 PM8:00
実店舗の定休日 日曜、月曜日
■は定休日です。
■は午後2時頃からの営業。
*ホームページからのご注文は常時受け付けています。
更新日は 2024年 11月 17日 です。
2024年11月 | ||||||
★ナナ・ヴァン・エ・カンパニー
●ヴァン・ド・フランス・ルージュ・コンジョウ 2020
*Vin de France Rouge Konjo 2020 / Nana Vins et Compagnie
*とっても綺麗でなめらかな仕上がりです。
ドライフルーツのイチジクやクランベリーなどの果実感に、
心地良いコクと品の良いスパイス感が奥行きをもたらします。
ノーマークの試飲で思わず発見した美味しいワインです。
8/25/2022試飲
生産年:2020年
生産国:フランス・ラングドック・アスピラン
生産者:ナナ・ヴァン・エ・カンパニー
葡萄品種:カリニャン、サンソー、 クレレット、テレブラン、 グルナッシュブラン
2024年11月 | ||||||
★ ナナ・ヴァン・エ・カンパニー
NANA VINS et COMPAGNIE
★歴史
現オーナーである、ナタリー・ゴビシェールは
2001年にジュネーブの試飲会でクリスチャン・ショサールに出会う前は、
スイスで劇団の女優をしていた。
その当時から一般消費者としてヴァン・ナチュールに興味があり、
特にクリスチャンのワインがお気に入りだった。
ジュネーブの試飲会でクリスチャンに猛烈にアタックされたナタリーは、
そのままクリスチャンと一緒にジャニエールに居を構えることを決意する。
2002年にドメーヌ・ル・ブリゾ ーを立ち上げ、
そして2006年にはナタリーの愛称をから取った
ナナ(ヴァン・エ・カンパニー)というネゴシア ンも立ち上げる。
当時ナタリーは主にドメーヌの書類関係と
ネゴシアンのワインの醸造に少しだけ携わっていた。
だが、2010年に体調を崩したクリスチャンが
末期ガンを患っていることを知って以降、
畑から醸造までクリスチ ャンの行っていた仕事のほとんどを
ナタリーが代わりに行うことになった。
そして、2年間畑と醸造に取り組んで仕事が慣れてきた頃、
突然の不幸が訪れた。
2012年の9月、不慮の事故によりクリスチャンが亡くなった。
クリスチャンの亡き後ナタリーはそのままドメーヌを引き継いだ。
2015年、元々友人だったワイン生産者エミール・レディアと
ネゴシアンの買いブドウを通じて懇意になり再婚を果たす。
それを機に、ネゴシアンの醸造所を
ラングドックのエミール・レディア宅に移し、
ナナ・ヴァンはラングドック、
そしてドメーヌ・ル・ブリゾーはロワールで
仕込むという2つの場所を常に行き来しながら
ドメーヌとネ ゴシアンを管理している。
生産者
現在、ナタリーは9ha のドメーヌの畑と
醸造+ネゴスワインの醸造の2つを管理している。
2015年にロワールか らラングドックに引っ越して以来、
生活居住はラングドックに移ったが、
ワインの状態を確認するためにロワールのドメーヌには
毎月3回以上出向いている。
ドメーヌの畑は、現在常時管理する従業員1人と
旧カーヴを借りているワイン生産者カップルが
賃貸の代わりに畑仕事に従事していて、
離れていても日々常に連絡を取り合いながら
お互いの意思疎通を図っている。
彼女の所有するブドウ品種はシュナン、シャルドネ、
ピノドニス、ガメイ、コー。
ネゴシアンはテレット、サンソー、クレレット、シュナンを
夫のエミール・レディアから買っている。
ワインのスタイルは、ドメーヌはクリスチャンの遺志を受け継ぎ
テロワールを重視したクリスチャンの味わい、
そしてネゴシアンはナタリー自身のキャラクターを目指している。
生産地
ロワール地方は、トゥール市からナント市に向かうちょうどあいだの町
シャトー・デュ・ロワールの手前を、東に5km ほど、
川に沿った農道を通り過ぎると、
ナタリー・ゴビシェールのドメーヌがあるマルソン村に着く。
彼らの畑は総面積9haで、
ドメーヌのまわり半径5km以内に複数点在し、
大半が小高い丘の南向きの斜面に面している。
畑の土壌は、表面が主に粘土質と顆粒状のシレックスに覆われ、
その土壌の下の部分(0.5m~1.8m) は石灰質、
さらにその下はPerronsまたはPangeeと呼ばれる
大昔まだ地球の大陸がひとつだった時(パンゲア大陸) の
原岩盤が存在し、三層に折り重なっている。
気候は穏やかで夏は暖かく、秋から冬春にかけては
ロワール川(支流) と地上の温暖差で朝夕は
しばしば深い霧に覆われ、その霧がブドウの
貴腐化などの環境条件に影響を与える。
また、ナナ・ヴァンのネゴスは、
ラングドック地方のベジエ近郊北部の小さな村アスピランに醸造所があり、
主に ワイン生産者エミール・レディアのブドウを買い
ワインを仕込んでいる。
(エミール・レディアはロワールにも畑があり、
そこからも時々ブドウを買っている)。
夏の乾燥が著しい地中海性気候とタラモンターニュという季節風が、
ブドウのカビや病気を防ぐ格好の条件をつくり出す。
さらに、エミールの持つ畑はgalets roulesと呼ばれる
力強いワインを生み出す楕円形の石の区画と
旧火山からくる繊細なワインを生み出す玄武岩の区画の
2つのテロワ ールがあり、それぞれ全く異なるワインの個性を生み出す。
ヴァンクールさんの資料より
折りたたむ
過去の取扱いアイテム一覧
https://www.sakemorita.com/old/nanavinsetcompagnie_a.html