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更新日は 2024年 11月 17日 です。
2024年11月 | ||||||
★ル・クロ・デュ・テュ・ブッフ
●ヴァン・ド・フランス・ブラン・ドリア 2020
*Vin de France Blanc Dolia 2020 / Le Clos du Tue-Boeuf
*ヴァンクールさんのコメント
白桃や洋ナシのコンポートなどの熟した
白い果実の香りに薬草のようなグラッシーな香りが重なる。
ワインは ピュアかつフルーティーで勢いがあり、
透明感のある白い果実のエキス に溶け込む
滋味深いミネラルをヴ ヴィッドな酸がじわっとせり上げる。
生産年:2020年
生産国:フランス
生産者:ル・クロ・デュ・テュ・ブッフ
葡萄品種:ソーヴィニヨンブラン
2024年11月 | ||||||
★ ル・クロ・デュ・テュ・ブッフ
LE CLOS du TUE-BOEUF
★テュ=ブッフは、トゥールから40km北東、
ブロワに近いレ・モンティ村にある。
ブロワ伯爵の領地であったこの村にはクロ(壁で囲まれた土地)が
あり、テュ=ブッフと呼ばれる畑はそのクロの中にあった。
中世に3世紀にわたりシャティヨン家の領地となり、
続いてフランス王となるオルレアン家の王子と、
ブドウ畑は伯爵家の領地として治められ、
ここで生まれるワインは当時から高く評価されてきた。
シャルル・ドルレアンは100年戦争で財政難に陥ったため
領地を手放したが、モンティのクロにある畑は
残したと資料に残っている。
このことはこの畑がどれほど優れたクリュとして
扱われていたかを物語っている。
16世紀には国の管理となるが、
フランソワ1世と王女クロードは、
特に入念に手をかけてこの畑を管理し、
ル・クロ・デュ・テュ=ブッフはアンリ3世の統治の記録に
その名が残っている。
ピュズラ家は15世紀からモンティに続く家で、
現在のクロ・デュ・テュ=ブッフの所有者であり、
ジャン=マリーとティエリーのピュズラ兄弟がワインを造る。
彼らは、個性が明確にあらわれるワインを造るには、
風土の特徴を大切にしなければならないと考えている。
そのため栽培は昔からの伝統的な方法で行われる。
この地方では10月になると雨が多いため、
熟した健康なブドウだけを厳選するトリエの作業が欠かせない。
収量は大変低く、たいてい補糖はおこなわれない。
醗酵は酵母を加えずに、自然にゆっくり時間をかけておこなわれる。
この地方では、フィロキセラ禍の前にはピノ・ノワールや
シャルドネが多く栽培されていたので、
ピュズラは当然のようにピノ・ノワール、
シャルドネを栽培している。
過去の取扱いアイテム一覧
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