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更新日は 2024年 11月 17日 です。
2024年11月 | ||||||
★トリスタン・イエスト
●シャンパーニュ・キュヴェ・レ・ピルトー 2015
*リュー・ディ“レ・ピルトー”で栽培された単一年の
収穫ブドウから造られるミレジメのリュー・ディキュヴェ。
こくとうまみさんのキレが良い
素晴らしくインパクトのあるブラン・ド・ノワール。
余韻のふっくらした果実感に小さなさんの乗った味わい。
底に出汁系の旨味が広がる。
とろんとした液体に泡が溶け込んで
綺麗なハーブ感となんとも言えない心地良い静寂さに
フワッとした果実の味わいが広がります。
旨味と骨格があります。
2/21/2022試飲
生産年:2015年
生産国:フランス
生産者:トリスタン・イエスト
葡萄品種:シャルドネ
2024年11月 | ||||||
★ トリスタン・イエスト
TRISTAN HYEST
★ヴァレ・ド・ラ・マルヌのトレルー・シュール・マルヌに本拠を置くレコルタン、
トリスタン・イエストは家業に参画した2003年から自身の名義で
シャンパーニュ造りを始めました。
現在も収穫ブドウの6割をネゴシアンに売却している
彼のシャンパーニュは驚くほど玄人向けです。
30の異なる区画で栽培されたブドウをリュー・ディごと、品種ごと、
別々に醸造してそれぞれのテロワールを表現するキュヴを造っているからです。
このため、生産量1,000本以下の小ロットのキュヴェが10種類以上もあるのです。
また、大部分のキュヴェが6年から
12年の⾧期の瓶内熟成を経てデゴルジュされているため、
ドザージュはゼロもしくは最低限の量で、結果としてワインの味わいに
明確なテロワールが反映されています。
トリスタン・イエストのシャンパーニュは、成熟してふくよかで
広がりのあるたっぷりとした味わいが特徴です。
今回ドメーヌから蔵出しされたのは、15年以上の熟成を経た2004年や、
2006年のリュー・ディのキュヴェなど7種類。
デゴルジュマンの時期の違いで熟成の違いも楽しめて、
シャンパーニュ愛好家には魅力的なキュヴェばかりです。
ドメーヌは現当主トリスタン・イエストの両親によって
1981年に創設されました。
全くのゼロからのスタートでしたが、畑を借りたり、購入したりして
1992年からドメーヌ元詰めを始めました。
ドメーヌはヴァレ・ド・ラ・マルヌの
トレルー・シュール・マルヌに本拠を置いています。
所有畑は30の区画に分かれており、総栽培面積は9.78haで、
シャルドネとピノ・ノワール、ピノ・ムニエを栽培しています。
栽培比率はピノ・ノワール2.32ha、シャルドネ2.55ha、
ピノ・ムニエ4.91haとなっています。
大部分の畑がトレルー・シュール・マルヌにあり、
一部の畑は隣村のパシー・シュール・マルヌにあります。
ピノ・ムニエは主に粘土砂岩土壌に、
シャルドネは白亜の石灰質の急斜面で栽培されています。
1980年代に植樹されたブドウ木が主で、
一部には1970年代に植樹された古木の区画もあります。
1978年生まれのトリスタンは20歳の時から様々なワインを味わって、
ワインに対する知見を深めてきました。
栽培と醸造を学んだ後は、シャンパーニュの複数のドメーヌで研鑽し、
2001年に家業のドメーヌに参画しました。
そして、2003年から自身のブランド『トリスタン・イエスト』の
シャンパーニュを造っています。
しかし、現在でも収穫ブドウの6割をネゴシアンに売却しています。
栽培方法は実質ビオの厳格なリュット・レソで、
2年後にはHVE(オート・ヴァルー・アンヴィロンヌモンタル)の
認証を受ける予定です。
畑では春先に耕耘を行い、その後の生育期には、
ワインにテロワールを反映させるために、
畝の間の2畝ごとに下草を生やしています。
栽培と醸造についてトリスタンは30の異なる区画のテロワールを理解し、
その価値を高めるために、栽培されたブドウを
リュー・ディと品種ごと別々に醸造し、
テロワールとリュー・ディを表現するキュヴェを造っています。
このため、ドメーヌのシャンパーニュには
多くのキュヴェ(10種類以上)があり、
1つのキュヴェの生産量は1,000本以下の小ロットのものが殆どです。
ドメーヌのシャンパーニュはマロ発酵を終えた後、最低でも4~5年、
大部分のキュヴェが8年から12年の瓶内熟成を経てデゴルジュされています。
この⾧期熟成によって、ドザージュはゼロもしくは最低限の量で済み、
結果としてワインの味わいに明確なテロワールが反映されるのです。
ドメーヌのシャンパーニュは、成熟してふくよかで広がりのある
たっぷりとした味わいが特徴です。
料理に合わせるのにもピッタリです。
熟成を経て飲み頃になったものから段階的にリリースするため、
1年間にリリースされるシャンパーニュは平均1万本程度しかありません。
評論家などにサンプルワインを送らないため、
ドメーヌのシャンパーニュはガイド等には全く掲載されていませんが、
既にドイツやベルギー、スイスなどに輸出されて高く評価されています。
ベースとなる原酒は、リュー・ディごと、品種ごと別々に醸造し、
ステンレスタンクで発酵させて、引き続き7ヶ月間熟成させます。
この間にマロ発酵を完全に実施します。
そして、ティラージュの数日前にアッサンブラージュを行います。
例年、収穫翌年の4月末から5月中旬にかけてティラージュが行われます。
その後、瓶内二次発酵とマチュラション・シュール・リーを行います。
リュミュアージュはブラン・ド・ノワールとクルセルのキュヴェは手作業で、
その他のキュヴェはジャイロパレットで行われます。
ティラージュとドザージュには、ベースワインに使用した
ブドウ品種の果汁とショ糖を使っています。
VIVITさんの資料より
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