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*ホームページからのご注文は常時受け付けています。
更新日は 2024年 11月 17日 です。
2024年11月 | ||||||
★トマ・ルアネ
●ヴァン・ド・フランス・ルージュ・ボンバディロン 2015
*野村ユニソンさんのコメントから
香りからも味わいからも凝縮した果実味を感じますが、
口当たりはしなやかで、質感が非常に繊細なのに驚かされます。
鈍重さを感じさせる要素はなく、
このワインが備えているアルコール度数以上に
柔らかい飲み心地があります。
オリエンタルなスパイスのニュアンスや
フレシュなベリーの風味が感じられ、
大人っぽさを感じる繊細な味わいとなっています。
生産年:2015年
生産国:フランス
生産者:トマ・ルアネ
葡萄品種:グルナッシュ、カリニャン
2024年11月 | ||||||
★ トマ・ルアネ
THOMAS ROUANET
★サン シニアンの地にさらなる才能が登場しました。
2013年の時点で27歳という若さのトマ・ルアネその人です。
2011年からヤニック ペルティエのところで働き始めた彼は、
仕事の傍ら祖父から譲り受けた畑を耕し、
ヤニック・ペルティエの醸造所を借りて2012年に
はじめて自身のワインを仕込みました。
この時点では、たった1種類だけのワインですが、
レオン・バラル、ヤニック・ペルティエという
この地域の先達の良い点を吸収した上で、
彼自身の個性、彼の自身のスタイルをしっかりと表現しています。
トマ・ルアネが手がけるワインの最大の特徴は、その質感。
密度があって、どこまでもしなやか飲み心地は、
品の良さと繊細さをしっかりと感じさせてくれ、
乾ききったこの地域の夏からは想像できないほどみずみずしい味わいです。
その背景には、彼が祖父から引き継いだ畑が、
1980年代から継続してビオロジックによる栽培が行われており状態が非常に良いこと、
またブドウの樹齢にも恵まれているといったことが挙げられます。
そして、その畑をトマの繊細な感性を持って丁寧に手入れし、
凝縮感となめらかな質感を備えた特別なワインを生みだすブドウを収穫しています。
畑での作業では、特に「土の中の涼しさ」を意識しているというトマ・ルアネ。
地上が乾燥し高温になっていたとしてもちゃんと手入れされた畑の土の中は、
そこまで高温にはならないと言います。
加えて、ブドウ樹がしっかりと地中深くまで根を張っていれば
得られるブドウはエレガントさ溢れるものとなります。
樹齢の高いブドウ樹達を可能な限り健全に育てていくためと、
株元などを丁寧に手作業で手入れする姿からは、
彼の実直で繊細な人柄を感じる取ることができます。
醸造においても、トマ・ルアネは「果実のフレッシュさ」を徹底的に意識します。
その方向感はレオン・バラルやヤニック・ペルティエは勿論のことながら、
ジュラのジャン・フランソワ・ガヌヴァ、ボジョレーのイヴォン・メトラといった
フィネス溢れるワインの造り手の表現を目指しています。
重厚で偉大なワインよりも、
身体が「飲みたいという欲求」にかられるようなワインが理想と話すトマ ルアネ。
今後の進化が楽しみな若手生産者の登場です。
野村ユニソンさんの資料より