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更新日は 2024年 11月 17日 です。

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ラ・ヴィーニュ・デュ・ペロン/フランソワ・グリナン
ヴァン・ド・フランス・ブラン・セレーヌ・ブランシュ 2016

ラ・ヴィーニュ・デュ・ペロン/フランソワ・グリナン
ヴァン・ド・フランス・ブラン・セレーヌ・ブランシュ 2016

税込価格¥5,478(税抜き¥4,980)

*ヴォルテックスさんで1年、森田屋で2年寝かせました。

*ヴォルテックスの鎌田さんのコメント
 濃い黄色。柑橘のピールや桃、杏などの
 果実香にカモミールや甘草、紅茶などを想わせる
 香りが混ざり、例年に比べ揮発酸は低く穏やかで
 複雑な風味が印象的です。
 口に含むとすっと馴染むように広がり、
 優しい甘さと果実味、ハーブや旨味など
 様々な要素がバランス良く余韻へ続いていき、
 アフターには仄かに塩味が感じられます。
 時間が経つにつれ色合いは
 ややオレンジがかった琥珀色へと変化していきます。
 それとともに杏のような果実の風味が深まり、
 干草などのドライハーブやふすまなどの穀物の風味、
 ミルクティーのような風味が混ざることで
 複雑さや円みを醸し出します。
 キレの良い酸は角は丸みを帯びながら
 ワインの輪郭をつかさどりブレのなさを感じさせ、
 果実の風味と丁度よい塩梅で広がります。
 しなやかな口当たりで深みと
 奥行きのある旨味満載の仕上がりで、
 個性にあふれた魅力的なワインです。

*生産量たった300本。
 品種:ルーセット100%  樹齢10年。
 畑:ヴィル・ボワ村の
Le Perron(ル・ペロン)地区にある自社畑。
   鉄分が混ざる石灰質の0.3Haの区画。
 収穫量:30hl/ha。
 醸造・熟成:ぶどうを圧搾後、木樽にて1.5ヶ月、
       12~15℃の温度で醗酵。
       228L容量の6年樽にて12ヶ月熟成。
       ノンフィルター。
       SO2は、醗酵と熟成中のいずれも使用せず。
 インポーターのヴォルテックスさんの資料から

インポーターはヴォルテックスさん。 3本

生産年:2016年

生産国:フランス

生産者:ラ・ヴィーニュ・デュ・ペロン/フランソワ・グリナン

葡萄品種:ルーセット

ラ・ヴィーニュ・デュ・ペロン/フランソワ・グリナン
La VIGNU du PERRON /FRANCIOS GRINARD

リヨンから北東に1時間ほど行ったところにあるサヴォア地方で、
 1年のブランクを空けて、フランソワ・グリナン氏がワイン作りを再会しました。
   (この再出発にあたって、ベルギー人の2人のナチュラルワイン愛好家が
 共同経営者として参加しています。)
 4種類のワインのうち、ルーセットとピノ・ノワールは、以前同様、
 ヴィル・ボワ村にある自社畑のものです。ガメイとシャルドネは、
 ビオロジック栽培をする生産者からぶどうを買っていますが、
 4つ全てを合計しても2.1Haという、以前より少ない生産量です。
 ナチュラルワインを作り始める前はピアニストだったというグリナン氏。
 古くて小さな醸造所をきちんと改装しているあたりは、氏の人柄が表れています。
 勿論ワイン作りもとても丹念です。  大変暑かった2009年は、
 濃厚で骨格がしっかりとした厚みのあるボディーながら、
 きめ細かなタンニが果実に上手に溶け込んでいます。
 ジャムのような甘さがあるのに、
 少し時間をおいて味わうとミネラル感が出てきて、後口が上品できれいです。
 グリナン氏らしい繊細なワインが復活しました。

 栽培・醸造
 ヴィル・ボワ村は山間部へと続く渓谷にあるため、
 ぶどう畑は標高約250mの斜面に点在します。
 夏であっても、夜になると冷涼な風が吹くため、
 ワインにフレッシュ感と締りが生まれるのです。
 ピノ・ノワールが植わる「レ・ゼタップ」の区画は、
 コート・ロティの畑のように歩くのさえ大変な急斜面です。
 畑の周りは季節の草花が絨毯のようにさまざまな色の花を咲かせています。
 醸造面では人口培養酵母や酵素は使いませんし、補糖もしません。
 そして清澄や濾過もしない、現代において当然となった醸造技術や
 人的介入を控えたワイン作りをするには、
 ビオロジック栽培で育てた健全なぶどうが必要なのです。
   具体的に言うと、合成化学物質の農薬を使ったぶどうには、
 野生酵母が少ないため培養酵母を加えなければ醗酵が安定しない場合があります。
 ビオロジック栽培のぶどうは、野生酵母の数が多く活力があるため、
 作柄が不安定な年でも問題なく醗酵が進んでくれます。
 そしてSO2を使わずに醗酵と熟成を行いますが、
 そうするとSO2を控えるための注意が必要です。
 できるだけ空気に触れさせずにワイン作りをすれば、
 ワインが還元状態になる可能性が高くなります。
 還元を起こりにくくするためには、
 醸造の時だけではなく、ぶどうが育つ段階から考えなければなりません。
 堆肥を多くやりすぎると、ワイン作りの過程で還元しやすくなりますし、
 一方で地中の窒素成分が少なすぎると醗酵の妨げになるため、
 バランスを取るのが大切です。
 AOC法では2009年から「AOC Vin de Bugey」を名乗れるのですが、
 それを用いずVDTにすることに決めました。
 インポーターのヴォルテックスさんより

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