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実店舗の定休日 日曜、月曜日
■は定休日です。
■は午後2時頃からの営業。
*ホームページからのご注文は常時受け付けています。
更新日は 2024年 11月 17日 です。
2024年11月 | ||||||
★ドメーヌ・ティエリー・グラントネィ
●ヴォルネイ・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2019
*Volnay Vieille Vigne 2019 / Domaine Thierry Glantenay
*アン・ロルモーとレ・リュレの
2つのプルミエ・クリュのブドウが、
6割近くアッサンブラージュされ、
平均樹齢50年のヴィエイユ・ヴィーニュのブドウから醸される
ドゥミ・プルミエ・クリュと呼べる村名ヴォルネイ。
*2019年の生産量は激減、
日本への入荷量も激減です。
驚きの2019年はエレガントで冷涼、
口の中で綺麗に伸びる液体にうっとりです。
*膨らむ、膨らむ、腐葉土のような湿った印象、
すみれやカシスの果実感が広がり、
柔らかくしなやかな液体、
杏やカシスのこくのあるしなやかな果実感、
とてもスムーズで引っ掛かりが何もない液体は
冷涼でどこまでも伸びていきそうな綺麗さで
心地よい酸と共に心地良いフィニッシュに向かいます。
ブルゴーニュってやっぱり素晴らしいのです。
11/30/2021試飲
*お一人様1本でお願い致します。
容量:750ml
生産年:2019年
生産国:フランス・ブルゴーニュ
生産者:ドメーヌ・ティエリー・グラントネィ
葡萄品種:ピノ・ノワール
2024年11月 | ||||||
★ ティエリー・グラントネィ
DOMAINE THIERRY GLANTENAY
★ヴォルネイに本拠を置くティエリー・グラントネイは
メキメキと頭角を表しているドメーヌです。
2005年に引退した父からドメーヌを引き継いだティエリーは、
すぐに除草剤を止め、収量を落とし、新樽比率を下げ、
全房発酵も50%程度まで導入。
醸造でも酵素の添加はせす、亜硫酸は少量添加するだけ。
ワインはピュアでエレガントなスイタイルへと変化し、
ジャンシス・ロビンソン、ニール・マーティン、ウィリアム・ケリーら
英米の主要な評論家達からブルゴーニュの有望ドメーヌとして
高く評価されるようになりました。
VIVITさんの資料から
ドメーヌ・グラントネイはヴォルネイで
17世紀から続く家族経営のドメーヌです。
現当主ティエリーの祖⽗で、⻑年ヴォルネイ村の
村⻑を務めたルイ・グラントネイの代の
1950年代後半からドメーヌ元詰めを始めました。
しかし、当時は⽣産量の半分以上をブドウもしくは
ワインの形でネゴシアンに販売していました。
1980年のルイの死後はベルナール(現当主ティエリーの⽗)が
ドメーヌを運営しました。その後、2001年にティエリーがドメーヌに参画。
2005年のベルナールの引退に伴い、ティエリーがドメーヌの当主となりました。
ティエリーは1974年⽣まれ。大学で化学技師の免状を取得した後、
ボーヌの醸造学校で醸造と栽培学を修め
その後、シャトーヌフ・デュ・パプのドメーヌ・デュ・ヴュー・テレグラフや
南アのボッシェンダルなどで研鑽を積み、27歳でドメーヌに参画しました。
ティエリーがドメーヌの全てを掌握した2005ヴィンテージから
ドメーヌワインの品質は飛躍的に向上。
『ブルゴーニュ・オージョルデュイ』誌は2012VTと
2015VTの⼆度に亘りワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに選出。
さらに、ニール・マーティンもワイン・アドヴォケイト誌で
『ブルゴーニュの注目すべき⽣産者ベスト10』に、
ティム・アトキンMW は『ブルゴーニュの注目すべき⽣産者トップ25』に、
ウィリアム・ケリーも『ブルゴーニュの有望⽣産者トップ5』に選出。
ジャンシス・ロビンソンもそのワインを高く評価するなど、
世界で最も影響力のある評論家やジャーナリスト達から
大きな注目を集めるドメーヌへと成⻑しました。
ドメーヌは現在、ヴォルネイ、ポマール、ピュリニー・モンラッシェの
3つの村に17区画、合計8haの畑を所有しています。
殆どの区画がヴィエイユ・ヴィーニュで、しかもコント・ラフォンや
ジャン=マルク・ボワイヨ、 プス・ドール、リュシアン・ボワイヨといった
超一流ドメーヌの区画に隣り合わせる最高の区画を所有しています。
代々受け継いできた素晴らしい畑の平均樹齢は50年。
最高樹齢が95年に達する区画も存在します。
ドメーヌではこの遺産と呼べる貴重なヴィエイユ・ヴィーニュの
ブドウ木を常に良好な状態で維持・永続させていくために、
細心の手間と知恵を傾けて畑を管理しています。
最も大切にしていることは、厳格な短小剪定を行って、
ブドウ木のバランスを取ることです。
というのは、収量過多はブドウ木を疲弊させてしまうからです。
剪定方法はギュイヨ式で、収穫時の収量を低く抑える目的とブドウを
ベト病といったカビ害から守るために非常に厳しい摘芽も行っています。
ティエリーは、ヴィエイユ・ヴィーニュに由来する複雑さや
凝縮した旨味こそが、ドメーヌのワインを特徴づける個性の
一つであると考え、古木を大切に維持・管理しています。
ドメーヌではティエリーが参画してから、
殺虫剤や除草剤の使用は完全に止めています。
しかし、硫酸銅の蓄積を懸念しているため、
そして万が一の時に防除の自由も残すために
ビオの認証にはこだわらずリュット・レゾネを実践しています。
土壌を活性化させるため全ての区画で耕耘を行っています。
ドメーヌでは毎年春に表土を約10センチ鍬起こします。
その後、4⽉〜7⽉の間に、2〜3回畑を耕します。
この期間はブドウの生育期であるため、草がブドウ木と
競合してしまうため、可能な限り畑に出て、
余分な雑草を手作業で取り除いています。
7⽉以降は、ブドウ木は草とそれほど競合しないため、
自然に下草を生やす状態に維持します。
収穫までの間にあまりに草が伸びれば、手作業で除草をしますが、
基本的に7⽉から翌年の3〜4⽉までの間は、
畑は下草を生やした状態に維持しています。
収穫は全て手摘みで行い、ブドウが潰れないように、
2012年に新調した容量12キロの小さなケースで醸造所まで運び、
同じく新しく導入した振動式選果台を使って
一房一房完璧にブドウを選別しています。
醸造について
収穫したブドウはまず低温マセレーションを施します。
その後、AC ブルゴーニュと村名ワインは完全に除梗し、
プルミエ・クリュはキュヴェやヴィンテージに応じて
20〜30%果梗を残して全房発酵を行います。発酵は野生酵⺟のみで行い、
キュヴェに応じて温度管理機能付きのステンレス
もしくはセメントのタンクで行います。
最初に全房のブドウを容器に入れて、その後、除梗したブドウを加えます。
全房発酵は、除梗ブドウ100%での発酵に比べて
発酵期間が⻑くなるという特徴があります。
これは一部の破砕されていないブドウが圧搾時に潰れて、
糖分を放出するためです。
このため、アルコール発酵が完全に終了するのは、圧搾後、
数日経ってからになります。
発酵後、ACブルゴーニュを含め全てのキュヴェはバリックで熟成されます。
村名とプルミエ・クリュはキュヴェに応じて20〜30%の新樽を用います。
樽会社はダミー社とカデュス社の2社のものを併用しています。
樽の焼きはミディアムで、一部ミディアムのものを併用しています。
熟成期間は15〜16 ヶ⽉。熟成はシュール・リーの状態で行い、
澱引きはアッサンブラージュ前に1 回のみ実施。
無清澄、無濾過で瓶詰めします。
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