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更新日は 2024年 11月 17日 です。
2024年11月 | ||||||
★トニー・ボールナール
●ヴァン・ド・フランス・ルージュ・ル・ピノ・クタンブル 2017
*こちらも長い目で見ていきたいです。 今回は割り当てを減らしてもらいました。 品種:ピノ・ノワール100%
樹齢:40年
土壌:灰色と赤色泥灰土の混じった石灰質粘土質
収穫量、収穫日:9月4日と例年よりも1ヶ月早い。
収量は霜の被害により4hL/haと90%減。
マセラシオン:ステンレスタンクで15日間。
醗酵:自然醗酵で1ヶ月。
熟成:ステンレスタンクで9ヶ月。
区画名はゴードレット。
シャンパーニュのクローンのピノを使用。
ワイン名はピノ・ノワールに
Noctambule(夢遊病、深夜族)かけた造語で、
パーティー気分で飲む感覚の
軽快なワインが出来たことからこう命名しました。
SO2無添加、ノンフィルター。
ヴァンクールさんコメントから
2017年は、春の遅霜の甚大な被害により
ほとんどのブドウが全滅する中、
唯一ピノノワールだけ辛うじて収穫することができた。
ただし収穫することができたといっても、
1ha当たりたったの4hLしか取れなかった…。
また、収量が極端に少なかったことで、
ブドウの完熟は例年よりも1ヶ月ほど早く、
アルコール度数も13.5%まで上がった。
出来上がったワインは、アルコール度数が高いにもかかわらず
酒質がとても柔らかい!
ダシのように染み入るような優しいエキスに
シャンピニオンの風味と滋味深いミネラルがアクセントとなり、
心地の良い複雑な旨味を奏でる。
果実味のエレガントさというよりも
野趣あふれる旨味が前面に出たワインなので、
内臓系の料理との相性が良さそうだ。
開けたては還元とガスがあり、
開けてから少し置くかカラフをすることをおススメ
インポーターはヴァンクールさんです。2本
生産年:2017年
生産国:フランス
生産者:トニー・ボールナール
2024年11月 | ||||||
★ トニー・ボールナール
TONY BORNARD
★フランス東部、ジュラ地方のアルボワの街を南に2km ほど下がると、
標高400m以上の高原に囲まれた小さな村ピュピランがある。
ピュピラン村の中心には、あの有名なピエール・オヴェルノワのドメーヌがあるが、
彼のドメーヌから200mと離れていない場所に
フィリップ・ボールナールのカーヴがある。
彼のカーヴを囲むように総面積12.5haの畑が丘の斜面に点在し、
赤のブドウ品種は全て太陽の燦々と当たる南面に、
そして白は東北の面に位置する。
ジュラ高原最大の支脈を背にして森林地帯が広がり、
深い谷が南東に向いているため、ブドウ畑は厳しい冬の寒さと
夏季の乾燥に耐えることができる。
サンテ=ティエンヌのワインショップを転々とするが、
なかなかうまく資金を貯めることが出来なかった。
30歳までにワイナリーを立ち上げるという夢が叶わなかった彼は、
もう一度ゼロからチャレンジする覚悟で2011年4月フィリップの元に戻る。
父親のドメーヌを手伝いつつ、一方で父親から畑を譲り受けたり、
あるいは自ら購入しながら、少しずつドメーヌ立上げの準備を整える。
そして、2013年1月、ついにドメーヌをスタートさせる。
生産者
現在、トニーは2.5haの畑を1人で管理し、
ワインの醸造は父親のフィリップのカーヴを共有している。
所有するブドウはピノ・ノワール、プルサール、シャルドネ、サヴァニャンで、
樹齢は2015年に植樹したものも含めて平均30年。
幼い頃は大の虫好きだったトニーは、その頃から大自然やエコロジーに興味があり、
ブドウ畑をビオで育てるのも、父親からの影響ではなく、ごく自然な流れだった。
彼のつくるワインは、スタイルこそ父親譲りだが、抽出が優しく
どれも上品で華奢な美しさとフィネスを兼ね備えている。
彼のモットーは「環境と体にやさしいワイン」で、
将来的には畑にビオディナミを少しずつ取り入れたいと考えている。
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過去の取扱いアイテム一覧
https://www.sakemorita.com/old/tonybornard_a.html